【 Vol.1 】 天職家の自己紹介 その1
アラウンド30世代の皆さま、「俺も随分オトナになったな・・・」と感じること、多いのではないですか?
会社組織においては『若手層』ではなくなり、会社によってはマネージメント層へ本格仲間入り・・・私生活では結婚や、親の現役引退など「社会のなかでもポジショニングが変わってきたな・・・」と、オトナの重みを感じられているのでは?
このコラムは、そんなアラウンド30の皆さまへ贈るキャリアの悩み解決コラムです。
講師の本田勝裕氏は、学生・社会人のキャリア形成、企業の人材採用などのコンサルタントとして活躍中。
組織心理学「FFS理論」と、コーチングの最先端技術である「ソリューションフォーカスドアプローチ」をベースに、アラウンド30世代:オトナのキャリアの悩みを解決します。
社会責務やら、悩みやら、ついこの前まで頭を悩ませていた問題とはちょっと違う「いわゆるおとなの悩み」が出てきはじめたアラウンド30の皆さま・・・「楽スルナカレ、クルタノシモウ」!
天職家の自己紹介その1
みなさんこんにちは。 私、天職家の「ポンタ」こと本田勝裕です。 というても、天職を人に与える仕事ではない。 それは今話題のガネーシャ(「夢をかなえるゾウ」の神様)の仕事やね(笑)。 僕はフツーの関西人なので、そんな技も力も持ってない。
ではなぜ天職家か。
それは単純に僕が、
「やりたいことを、やりたい仲間と、やりたいところで、やりたい方法で、やっている」からである。
- やりたいこと
- とにかく人が好きで、一緒にその人のキャリアを考えたり解決に向かいたい
- やりたい仲間
- このコラムの編集者も実は一緒に苦楽をともにした仲間である
- やりたいところ
- じっとしているのが苦手で、全国で講演をしている
- やりたい方法
- FFS理論やソリューションフォーカスドアプローチを背景につかっている
- やり続けている
- 独立して11年、こうして今も原稿を書いたり、講演したり、大学で授業したり、キャリアカレッジを開催したり・・・・している。
どや!ええやろ〜♪
って、標準語に直すと、、、「どうですか?良くないですか?」みたいな感じなんかナ(笑)
世の中に、こうして天職に出会える人はそれほど多くないと思う。
出会っていてもそれに気づかない人もおるからね〜。
このコラムでは毎月数回の更新をしながら、 読者である貴方の課題を解決することに集中したい。
そのためにも自分が学びつづけている2つの背景を説明しておこう。
組織心理学「FFS理論」と、コーチングの最先端技術である「ソリューションフォーカスドアプローチ」については、相当学んでますぞ。この2つの学びは、転職や家庭環境の変化に悩んだり、迷う人にとっては重要な鍵になるんですよ。
では簡単に説明をば。オッホン
FFS(Five Factors & Stress)理論とは、組織人事心理学者であり経済学博士、教育学博士の小林惠智(ヒューマンロジック研究所会長)が提唱した理論体系。
(ヒューマンロジック研究所ウェブサイトより)
1979年から米国国防機関の依頼で人事関連費用(人件費・教育訓練費等)を抑えつつ、労働強化なしに組織生産性を上げる事を目的とし、応用技術に転化可能な理論として研究委託され、その有効性を実証された応用心理学系の実益的な因子分析理論。
僕はこのFFS理論と13年前に出会った。
当時、企業の人事戦略構築のためのコンサルティングをしていたので、個人と組織の関係性の最適化を学ぶ必要があった。
そこでこの理論の提唱者である小林惠智博士に勝手に弟子入り。
博士は43民族88カ国で個性をデータ化し、そのデータに基づいて、人の組合せ理論を体系化されたのだ。その結果、個人は自分の個性に適したキャリアデザインが可能になってきたし、企業はその個人の個性にあった配属が可能になったのだ。 僕が主宰しているポンタキャリアカレッジでは、参加者のFFSデータを基に、各人のキャリアデザインに活用している。この原稿でも、可能なかぎりわかりやすく説明して、読者の皆さんのキャリアデザインに活用していただこう。
もう一つのソリューションフォーカスドアプローチについても解説しよう。
ソリューションフォーカスとは、問題ではなく「解決に焦点を絞る」思考法およびコミュニケーション手法。
(株式会社ソリューションフォーカスコンサルテンィグウェブサイトより)
問題を深く分析するかわりに、「どうなりたいか」「何を手に入れたいか」という未来イメージを創造する過程を先行させ、そこから目の前の具体的行動を変化させるように導くプロセスがソリューションフォーカスの手法です。組織のリーダー、指導者がこの発想をするかどうかで、組織の問題解決に至る道のりが長く苦しいものになるか、最短距離で効率の良いものになるかの違いを作ります。上司部下関係、コーチング、その他一対一で相手をサポートする様々なコミュニケーションにおいても、相手が欲しいものを手に入れることを援助しようとするのであれば、大変効率の良い手法であり得ます。
10年前にPHP研究所でコーチング理論に出会った。
それを学びつづけているうちにソリューションフォーカスドアプローチに行き着いたのである。
「なぜこうなったのか?」ではなく「どうしたら解決するか」に焦点をあてる画期的でシンプルなコミュニケーションスタイルが気に入っているので
毎年国際カンファレンスにも参加している。
この師匠、青木安輝氏にもまた、勝手に弟子入りしているのは言うまでもない。僕のカレッジでもやっているが、このコラムでもガンガン使っていくので、ついてきてや〜!!
(あ、そろそろ関西弁なれてきてくれはりました?)
ってことで意外にマジメやろ?
でも僕は弟子の中では「オリコー系」ではなく「オモシロ系」であるのも間違いない。
あ、聞こえた!
今たしかに君の声が聞こえた!
「ところで、アンタ誰なの?」って言うたやろ〜!
どや、天職家にはすごい鼻ではなく、耳があるのぢゃ。
ってことで詳しく自己紹介。エヘンエヘン
1962年2月25日生まれのロマンティストなうお座の神戸市在住の46歳である。
妻が一人と男の息子がおる。 アタリマエカ
23歳で大学を卒業して、求人情報誌会社の編集職と営業職として11年働いた。
そして関西のグルメ雑誌「あまから手帖」の広告企画部長として転職し、
その一年後コンサルタントとして独立した。
年間の講演・授業本数は300本以上。
ウェブサイト「ポンタのキャリアゼミ」を主宰し、
社会人向けスクール「ポンタキャリアカレッジ」も東京、大阪、京都、福岡で展開している。
本も出版してるで。買ってや〜なんて(笑)
仕事のテーマはキャリアなので、就職、転職、進学、起業、デビューなど様々な進路にわたる。
大体毎日、どこかの学校や企業を訪ねて、
「ニーチャン、相談あるか?」「おじょうちゃん、なんぞ困ってないか?」と相談を
押し売りながら歩いている。
いうなれば「東洋一の行動的な世話焼きオバチャン」やな。
と、書くと、なんだか成功者という具合に伝わるやろうな〜。
しかしそれがそうでもないのよぉ〜
いろいろあったんよ〜(大阪のオバチャン口調)
ってことで今回は連載はじめということもあって、
調子にのってもう少し自分のことについて伝えていこうと思う。
伝えたいメッセージは「楽スルナカレ、クルタノシモウ」である。
「カッコエエ自慢話」と「苦しいプライド話」と「クルタノシイ天職話」の3部構成でお届けしよう。
あんみつでも食べながら読んでんか〜。ジャ〜ン♪
本田 勝裕
キャリア・コンサルタント。有限会社ポンタオフィス代表取締役。
就職、創業、進学をテーマにしたコンサルタント。1962年生まれ。神戸在住。1985年甲南大学経営学部経営学科卒業。同年、(株)学生援護会に入社し、11年間『an』の編集及び企画業務に携わる。また、学生・OL向けのイベント、セミナーもプロデュース。同社退社後、(株)クリエテ関西(あまから手帖版元)で広告企画部長を経て、1997年1月にキャリア・コンサルタントとして独立。
現在は、企業や学生を対象に講演及び執筆活動を行っている。また、キャリア支援ホームページ「ポンタのキャリアゼミナール」やメーリングリストを主宰。授業・講演実績約506本(90分単位)、コラム執筆約100本、本出版1冊(すべて2009年実績)。社会人、学生がお互いに学びあう学校、ポンタキャリアカレッジも主催。
自分と組織の関係性、コミュニケーション能力、自分マーケティング能力などについてのセミナーが反響をよんでいる。