【 Vol.21 】春のスペシャルコラム
<読者からのつぶやきと、つぶやき返し>
アラウンド30世代の皆さま、「俺も随分オトナになったな・・・」と感じること、多いのではないですか?
会社組織においては『若手層』ではなくなり、会社によってはマネージメント層へ本格仲間入り・・・私生活では結婚や、親の現役引退など「社会のなかでもポジショニングが変わってきたな・・・」と、オトナの重みを感じられているのでは?
このコラムは、そんなアラウンド30の皆さまへ贈るキャリアの悩み解決コラムです。
講師の本田勝裕氏は、学生・社会人のキャリア形成、企業の人材採用などのコンサルタントとして活躍中。
組織心理学「FFS理論」と、コーチングの最先端技術である「ソリューションフォーカスドアプローチ」をベースに、アラウンド30世代:オトナのキャリアの悩みを解決します。
社会責務やら、悩みやら、ついこの前まで頭を悩ませていた問題とはちょっと違う「いわゆるおとなの悩み」が出てきはじめたアラウンド30の皆さま・・・「楽スルナカレ、クルタノシモウ」!
まいど。
ネットではたくさんの新しい技術がコミュニケーションツールを生んでるね〜。
ベトナムでITの仕事をしてる仲間の情報によると、
いきなり情報社会に入ったベトナム都市部では「メルマガ」などの文化はなく、
Facebook などのSNSに人気があり、
「メルマガってなに?まぐまぐってなに?」みたいな感じらしい。
では日本では?
そやね、mixiに続いてtwitter旋風でんな〜。
僕もPonta_Kobe で時々つぶやいてる。
するとmixi以上に、仲間や師匠と出会っていくわけね。
しかもその仲間と師匠が対話式のつぶやきをやってるわけや!
こんな出会いの場はないな〜。
そう、これも自分でつくるタテヨコナナメの関係。
ここまで第2章、第3章と、自分スタンダードでタテヨコナナメの人間関係をつくろうって話をしてきたけど、
twitterでの出会いなんてまさに、タテヨコナナメにつながる人脈の宝庫や。
twitterという新しい場の中でコミュニケーションをとりながら、ヨコの仲間やタテの師匠ができていく。
しかも140文字でつぶやくというルールがエエがな。
ダラダラ長文で書けないからこそ、本質的なメッセージの発信もできる。
てなことで、今回は編集部に寄せられている、
たくさんの読者メールなど、つぶやきのなかから「つぶやき返し」に挑戦。
つまり140文字以内で返信を書いてみようっと。
あ、ちなみに紹介する読者の名前は仮名やからね。検索しても出てこないで〜。
> でも聞いてもなにも話してくれない。
> 自分は信用されていないのかも。。。
> なにも変わらない。
> 自分の部下はそんな上司に大不満。
> 間に入った自分はどうすればいい?
> 自分自身の知識・情報収集がなかなか追いつかない。
> だから判断に自信がない。。。
> それは解っているけど自分自身が目の前の目標達成で目いっぱい。
> 本当はもっと先を見据えたチーム運営を考えたいけど、忙しすぎてなかなかできない。。
> どうするこれ。
> なかなか仕事を振ることができず、つい自分でやってしまいます。
> 自分の仕事もできないですし任せなければと思うのですが。。
> 実績を残させるためには?
> 最近、若い人(特に女性)と話題があわず、どうコミュニケーションを取っていい
> のかさっぱりわかりません。
> ついつい話しやすい男性部下ばかりと話をしてしまいます。
> ニガテな部下にはどうコミュニケーションを図ればいいのでしょうか。
> もって働いています。なんとかこれまで目標数字を外さずに達成してきましたが、、
> メンバーもどんどん増え、正直きつくなってきました。
> 体も持たないと思うので転職を考え始めましたが、この不景気のなか転職するのは
> 得策でしょうか。
> また転職することでこの悩みは解決するのでしょうか。
どや!
すっきりしたかいな〜?
僕は本質的なメッセージに集中したからこの原稿自体が30分で書けた。
すっきりしたで〜!
ほんまに文字数制限をかけると、逆に自由に書けるおもしろさがあるな〜。
でもね、逆にすっきりせんねん。
原因は一番最後のつぶやき返し。
もう一つのコミュニティへ動いて、一体どんな力になるのかが伝えきれてない。
・何のためにコミュニティを作るのかってこと
・そこからどんなことが得られるのか
・今の仕事に影響はあるのか
・どんな例があるのか
・後でどんな力になるのか
ってなことをしっかり伝えておきたい。
てなことで、次回の原稿で第4章に入るけど、
テーマは「コミュニティを作ろう」に決定したぞな。
ほな、タノシミに待っててや〜!
すでにこれもまた、君の別のコミュニティになってるんやろ?イヒヒ
本田 勝裕
キャリア・コンサルタント。有限会社ポンタオフィス代表取締役。
就職、創業、進学をテーマにしたコンサルタント。1962年生まれ。神戸在住。1985年甲南大学経営学部経営学科卒業。同年、(株)学生援護会に入社し、11年間『an』の編集及び企画業務に携わる。また、学生・OL向けのイベント、セミナーもプロデュース。同社退社後、(株)クリエテ関西(あまから手帖版元)で広告企画部長を経て、1997年1月にキャリア・コンサルタントとして独立。
現在は、企業や学生を対象に講演及び執筆活動を行っている。また、キャリア支援ホームページ「ポンタのキャリアゼミナール」やメーリングリストを主宰。授業・講演実績約506本(90分単位)、コラム執筆約100本、本出版1冊(すべて2009年実績)。社会人、学生がお互いに学びあう学校、ポンタキャリアカレッジも主催。
自分と組織の関係性、コミュニケーション能力、自分マーケティング能力などについてのセミナーが反響をよんでいる。