ホームページ/Webサイト
Webサイトとは、複数のページがひとまとまりになって構成されているページ群のことです。Webサイト内のページ（Webページ）はリンクによって連結され、互いに行き来することができます。
ホームページも、このWebサイトのことを指す言葉として一般的に用いられています。しかし、本来ホームページとはWebブラウザ(Internet Explorer、Firefox等)を起動したときに最初に表示されるページのことを指す言葉です。これがWebサイトの最初に開かれるページの意味にも使われるようになり、現在日本では、Webサイト自体をホームページと呼ぶケースが一般的となっています。そのため、Webブラウザ（Internet Explorer、Firefox等）の起動時に表示されるページのことは、呼び分けのためスタートページと呼ばれます。
ホームページのメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
【ホームページの代表的なメリット】
- ・他媒体（紙など）に比べリアルタイムの情報を扱える
- ・広告費・人件費などを低コストに抑えられる
- ・地域を選ばず全国（全世界）どこに対しても情報発信できる
- ・24時間対応である
- ・お問い合わせやアクセスログ解析などでユーザーの声・動向が得られるため、改善を行いやすい
ホームページは、複数のページがひとまとまりとなって構成されているという点で、1冊の本のようなものだと言えるかもしれません。しかし、ホームページと本との間には決定的な違いがあります。
ホームページは本とは異なり、読む順番に決まりがありません。本を読む際には、通常1ページ目から2ページ目、3ページ目…と読み進めていくことが多く、また順番に読むことを前提に作られるのが一般的でしょう。しかし、ホームページに関してはこの閲覧方法が当てはまりません。
ユーザー（ホームページ利用者）はインターネットで検索してホームページを訪れることが多いのですが、検索結果には必ずしもトップページが表示されるとは限らないのです。例えば、ユーザーが「いわし」というキーワードで検索し、「魚大事典」というホームページへたどり着いたとします。その時、「魚大事典」のトップページではなく、直接「いわし」について書いてあるページが検索結果に表示されていたとしたら「いわし」のページを最初に読むことになるのです。
そのため、トップページ以外のページから訪れる可能性があるということを前提に、ページを製作しなければなりません。各ページのターゲットと目的をはっきりと定め、訪れたユーザーにとって適切な情報を与える必要があるでしょう。
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