例文やコツもご紹介 履歴書の得意科目の書き方とは?

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履歴書の得意科目欄を見て「得意な科目がない」「どんなことを書いたら良いのかわからない」と悩んではいませんか?

ここでは履歴書の得意科目欄の書き方から例文までご紹介します。

履歴書の得意科目の書き方の基本と例文

まずは、得意科目欄を書くために知っておくべき基本をご紹介します。

数学・国語・プログラミングなどそれぞれの例文も、下の「数学・国語・プログラミング…得意科目の例文」で用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。

得意科目欄では人柄をアピールしよう

得意科目欄は、趣味・特技欄などと同様に、経歴や資格だけでは表しきれない強みや個性、性格を伝えられる欄です。採用担当者に「この人に会ってみたい」と思われるようなアピールをしましょう。

ポイントは、人目を引く結果をアピールすることではなく、「自分はどのような科目に長けているのか・どのような志向を持っているのか」をわかりやすく伝えることです。

数学・国語・プログラミング…得意科目の例文

さっそく得意科目の例文を見ていきましょう。書き方のポイントは以下の3点です。

  • 結論から書く
    (例:得意科目は~です)
  • どのように得意なのかを具体的に述べる
    (例:○○なら問題なくこなせます)
  • 仕事で役立てられそうなことであれば、その意志を語る
    (例:~を生かして貴社に貢献したいです)

数学

私の得意科目は数学です。

数字的な側面からのアプローチや、物事を論理的に考える能力には自信があります。また、難解な問題への取り組みを通して、根気強く客観的に自分の思考の道筋を検証する訓練ができました。論理的な課題解決能力で貴社に貢献したいです。

得意科目が数学の場合、論理的思考や多角的な視点から物事をとらえる能力などがアピールできます。

国語

私の得意科目は国語です。

幼い頃から本を読むのが好きで、大学では文学部で日本文学を専攻していました。卒業論文では太宰治の小説が今も人気なのはなぜかを分析することで、現代社会の特徴について考察しました。

得意科目が国語の場合、得意科目が国語の場合、上記のほかにも文脈理解力、伝達能力、表現力などがアピールできるでしょう。

英語

私の得意科目は英語です。

ビジネス英語初級程度でしたら、問題なくこなせます。普段から英語学習には力を入れており、大学に入ってからは毎日外国メディアに目を通す習慣をつけました。語学力だけでなく、英語を通して伸ばしたコミュニケーション能力も用いて、貴社に貢献したいです。

得意科目が英語の場合、語学力に加えてコミュニケーション能力や国際性などがアピールできます。

体育

私の得意科目は体育です。

スポーツが得意で、学生時代より体育祭や球技大会には自信を持って臨みました。現在も趣味として友人と立ち上げたサッカーチームに所属しています。チームを盛り上げるムードメーカーでもあるので、明るくリーダーシップを取る力が自分にはあると自負しています。

得意科目が体育の場合、体力・運動神経、礼儀正しさ、協調性などがアピールできます。

歴史

私の得意科目は歴史です。

史学から学んだ政治のあり方や組織論、その根底にある宗教や社会学は、現代のビジネスを考える上でも役に立つと思います。また、史学は仮説と検証を繰り返すことで研究を進めるため、粘り強い調査、資料を基にした論理的な説明、プレゼンテーションなども得意です。

得意科目が歴史の場合、暗記力、広い視野で物事をとらえる能力、仮説検証能力などがアピールできます。

美術

私の得意科目は美術です。

美術を考察・制作する中で、伝えたいイメージを相手に届けるためにどんな表現が適切なのか色彩学や心理学、社会学を用いて分析しつつ、自分の感性を加えるためのバランス感覚を身に付けました。また、美術を考察したり、制作したりする中で集中力も養うことができました。

得意科目が美術の場合、美的センスやものづくりに対する意欲などがアピールできます。

プログラミング

私の得意科目はプログラミングです。

HTML・C言語・Javaについては一通り理解しています。また、プログラミングを学ぶ過程で身に付いた物事を階層でとらえる思考法を、問題解決やチームマネジメントの面で生かし、貴社に貢献したいです。

得意科目がプログラミングの場合、直接的にその能力が仕事に生かせることはもちろん、論理的な思考法や勤勉さをアピールすることができます。

心理学

私の得意科目は心理学です。

大学では認知心理学を専攻し、赤、青といった色ごとに人が抱いている先入観の違いについて研究していました。実験データを元に人の心理を読み解くスキルは、営業戦略を立てたりイベントを企画したりする際にも生かせると考えております。

得意科目が心理学の場合、人の行動から心理を分析する力、データから傾向を読み取る力、コミュニケーション能力などがアピールできます。

現代社会論

私の得意科目は現代社会論です。

ニュースになるような事件をつぶさに検討し、その背後に潜む現代社会特有の構造を浮かび上がらせるのが得意です。提示された情報のみを鵜呑みにせず、検討し、異なる視点や価値観も取り入れる力が身につきました。

得意科目が社会科学系の学問の場合、調査力、分析力、課題解決力をアピールすることができます。

【コラム】転職者は得意科目欄がない履歴書が無難

転職者は得意科目欄がない、もしくは志望動機欄などと一緒になっている「転職者用の履歴書」を選ぶのが無難です。転職者の場合、基本的には働き出してからの経歴がアピールになるため、職歴欄や資格欄の大きい履歴書を選んだ方が良いからです。今さら学業でアピールするのは稚拙な印象を与えかねません。

ただし、職務経歴が浅い方は職歴欄や資格欄が大きくてもあまり書くことがない場合もあります。その場合は、得意科目欄のある履歴書を用いて人柄や学生時代の経験をアピールしても良いでしょう。

得意科目の書き方のコツとは?

この章では、志望企業にアピールできる得意科目欄の書き方をレクチャーします。

得意科目を考えるための3ステップ

そもそも、履歴書に書く得意科目はどのように選べば良いのでしょうか?3ステップでの得意科目の選び方をご紹介します。

ステップ1
その会社で働いている自分をイメージ

まずは、履歴書を提出する先の会社で、どんな仕事をしたいのか具体的にイメージしましょう。「海外の顧客相手に交渉したい」「新商品の開発に携わってみたい」「エンジニアとしてシステム構築をしたい」など、自分のなかでその会社での理想の働き方をはっきりさせましょう

ステップ2
会社にアピールしたい長所を考える

理想の働き方がイメージできたら、その仕事に適した自分の長所は何かを考えてみてください。例えば「海外の顧客相手に交渉したい」なら、「英語力やコミュニケーション能力が高い」、「新商品の開発に携わりたい」なら「世の中の流行りを常にキャッチしている」など。このポイントは得意科目に限らず、自己PRや志望動機を考える際にも生かすことができます。

ステップ3
長所を得意科目に結び付ける

最後に、ステップ2で考えた長所を得意科目に結び付けましょう。どんな長所でも、見方を変えれば何らかの科目に結びついていることがほとんどです。例えば長所が「コミュニケーション能力」の場合、科目が「体育」なら「チーム競技で結果を出したこと」などを、「心理学」なら「研究内容が日々のコミュニケーションにそう活かせるか」などを書けば、十分アピールになるでしょう。

好きなことから得意科目を考えるのもアリ

「いくら考えても長所と得意科目を結び付けられない」という方も、心配する必要はありません。

必ずしも人より抜きんでた結果が必要なわけではなく、好きなことや自己PRの材料となるようなことは得意科目につなげて利用できるからです。

例えば「小説を読むのが好き」という場合は「国語が得意」といえますし、「いろいろな立場に共感できる」「文章の行間を読める」といった長所のアピールにつながります。

まずは好きなことを思い浮かべ、それに関連する科目に当てはめて得意科目欄を書き出してみることをおすすめします。

まとめ

この記事では、履歴書の得意科目欄の書き方、例文、コツをご紹介しました。

特技や長所を就職先での活躍イメージとうまく結びつけることを意識して、アピール度の高い得意科目を書きましょう。

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