人気業界・企業を紹介 就職先の内定倍率は高いほど良いの?

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就職活動を始めると、志望企業の内定倍率が気になる人も多いのではないでしょうか?

この記事では、内定倍率が高い会社と低い会社の特徴を紹介します。

内定倍率100倍以上の企業の一覧を見たい場合はこちら

志望就職先の内定倍率とは?高いと良い企業?

内定倍率とは、応募者数を内定者数で割った数

内定倍率=「新卒採用の枠に応募した学生の人数」÷「内定者数」

内定倍率とは、新卒採用にエントリシートを提出するなどして正式に応募した人数を、内定した人数で割った数字です。

内定者数に対して応募者数が多いほど、内定倍率は高くなります。例えば、内定者数が3人の企業に300人を超える学生が応募した場合、内定倍率は100倍以上になります。

志望就職先の倍率は四季報からチェックしよう

志望就職先の内定倍率は、就職四季報でチェックしましょう。ただし、すべての企業の倍率が載っている訳ではないので注意が必要です。

就職の内定倍率が高い企業の特徴

志望就職先の内定倍率の高い企業の特徴は、以下の3つです。

  • 広告やCMを出しており、知名度が高い
  • 生活する上でよく利用する生活必需品を扱っている
  • 応募人数に対して内定者数が少ない

社名をCMなどでよく耳にする大企業は、応募者数も多く内定倍率が高くなる傾向があります。食品、飲料、日用品をはじめ生活必需品を扱っている企業も、同じような理由で倍率が高くなりやすいでしょう。

一方、応募人数がそれほど多くない企業でも、単純に内定者数が少ないと倍率は高くなります。

就職の内定倍率が低い企業の特徴

志望就職先の内定倍率の低い企業の特徴は、以下の3つです。

  • 中小企業で知名度が低い
  • 一般消費者に馴染みのない製品や部品を取り扱っている
  • 大量採用など内定者数が多い

中小企業や、電子部品など企業向けの商品を取り扱うBtoBの企業の内定倍率は低い傾向があります。

一方、有名で多くの人が応募する企業でも、大量に採用する場合には内定倍率はそこまで高くなりません。

内定倍率が高ければ「良い」就職先なの?

内定倍率が高いからといって、良い企業と判断できるわけではありません

会社の知名度が高く応募人数が極端に多かったり、内定者数が極端に少なかったりするだけで、内定倍率は高くなってしまうものです。

内定倍率は就活生から人気のバロメーターではありますが、事業内容や業績、待遇の良し悪しを表すものではありません

知名度の高い企業であっても、近年の業績の推移を見てみると意外と赤字続きということも。企業の事業内容や近年の業績の推移などもチェックし、本当に自分がやりたいことができる会社かどうかを考えましょう。

コラム:よく聞く有効求人倍率ってなに?

有効求人倍率とは、仕事を探している人の数に対する求人数の倍率のこと。ハローワークが持つ前月・当の求職者数と求人数のデータを元に、厚生労働省が発表しています。

一方、新規求人倍率とは、その月に新しく受け付けた就職者新しく取り扱った求人から算出した倍率のことです。

いずれも内定倍率とは関係ありません。

就職新卒採用で倍率が高い業界・業種って?

倍率100倍以上の企業【21卒向け】

就職四季報に内定倍率が掲載されている企業のうち、倍率が100倍以上の企業をまとめました(2019年卒のデータ)。

19卒の内定倍率(19年8月時点)一覧表。以下、倍率:社名/業界。334:雪印メグミルク/メーカー(食品)。331:WOWOW/マスコミ(放送)。279:ピジョン/メーカー(トイレタリー)。252:味の素冷凍食品/メーカー(食品)。216:ハウス食品/メーカー(食品)。195:J-オイルミルズ/メーカー(食品)。188:テーブルマーク/メーカー(食品)。181:サッポロビール/メーカー(食品)。179:東京ドーム/レジャー(エンターテイメント)。171:ぴあ/レジャー(エンターテイメント)。163:ダイセル/化学。157:カゴメ/メーカー(食品)。152:アサヒグループ食品/メーカー(食品)。149:東映/レジャー(エンターテイメント)。147:電通東日本/マスコミ(広告)。140:ロート製薬/メーカー(製薬)。136:ワコール/メーカー(衣料)。131:クラレ/化学。130:豊島/商社。128:郵船商事/商社。128:森ビル/不動産。126:東レ/化学。121:カネカ/化学。119:コクヨ/メーカー(文具)。118:ジェーシービー/カード。117:日本テキサス・インスツルメンツ(合同)/メーカー(電子部品)。112:日本化薬/化学。111:医学書院/マスコミ(出版)。110:太平洋工業/メーカー(電子部品)。106:日鉄エンジニアリング/建設。105:三谷商事/商社。104:シロキ工業/メーカー(電子部品)。100:日立化成/化学。

最も倍率が高いのは雪印メグミルクで、内定倍率はなんと334倍。上で挙げた33社のうち14社がメーカーで、そのうち8社が食品業界です。

※参考→就職四季報 2021年版(東洋経済新報社)

倍率が高くなりやすい業界トップ4とその理由

食品メーカー

食品メーカーはCMなどで企業名を見聞きする機会も多く、扱っている製品も一般消費者にとって身近なものが多いため、応募者数が多くなりやすい傾向があります。

さらに募集職種が幅広く、総合職も研究職も募集している場合がほとんどのため、文系・理系、学部に関わらず多くの学生が応募します。

マスコミ(テレビ局・新聞社・出版社・広告)

昔から狭き門だと言われているマスコミ業界。応募者数の多さに対して、内定者数が少ないのが特徴で、募集人数を「若干名」として1~2名しか採用しない企業も多くあります。

影響力の大きさや、華やかなイメージに憧れる人は多いようで、応募人数は多い傾向にあります。

ブライダル

ブライダル業界は特に女子学生に人気が高く、一般大学の学生だけではなくブライダル関連の専門学校・短大の学生も選考を受けるため、応募者数がとても多くなります。

「結婚式」という人生に一度しかない大切な瞬間に立ち会える貴重な仕事のため、憧れる人が多い職業です。

エンターテイメント

アミューズメント施設や映画、音楽、演劇などのエンターテイメント業界は、事業内容が学生の興味関心を持つものに近く、人気の業界です。ITやゲーム、映像などの専門学校の学生も多く採用しており、多くの人が応募します。

人気就職先ランキング【21卒向け】

ここでは、文化放送キャリアパートナーズが2020卒の学生を対象に行った調査から、学生に人気の企業トップ10を企業の特徴とともに紹介します。

人気企業は応募者が殺到し、内定倍率が高くなりやすい傾向があります。

ただし、内定者数が多い企業もあるため、必ずしも内定倍率が高くなるわけではありません。

ランキング:社名

特徴

1位:全日本空輸(ANA) 航空業界日本最大手。ピーチやバニラ・エアなどの格安航空会社との連携を強化。
2位:伊藤忠商事 総合商社で業界売上2位。
3位:東日本旅客鉄道(JR東日本) 鉄道事業以外にも、生活サービス事業、IT・Suica事業、鉄道車両製造事業を展開。
4位:大和証券グループ 大手証券会社営業利益、野村ホールディングスに続き第2位。
5位:明治グループ
(明治・Meiji Seika ファルマ)
チョコレート最大手。乳業最大手の明治ホールディングスの傘下。
6位:日本航空(JAL) 航空業界2位。
7位:丸紅 総合商社で業界売上3位。
8位:日本生命保険 生命保険業界最大手。
9位:JTBグループ 旅行業界売上第1位。非上場企業。2位のHISに対して、取り扱う旅行費用総額は約3.5倍。
10位:大日本印刷 出版不況で印刷業は縮小も、デジタル・ITなど幅広い事業を展開。

まとめ

・内定倍率=「新卒採用の枠に応募した学生の人数」÷「内定者数」

・良い企業がどうかは内定倍率から判断できないので、あくまで参考程度にし、本当に自分がやりたいことができる会社かどうかを考えましょう。

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