紛失時など気になるポイントも解説 社用携帯の使い方まるわかり
社用携帯があれば、通話料金やインターネット通信料を心配したり、会社や取引先にプライベートの番号を教えたりする必要がなくなります。一方で会社側は、社員に社用携帯を持たせることで、社内の情報の流出を防ぐという利点があります。
この記事では、社用携帯を使うときに気をつけるべきポイントを解説します。
社用携帯を使う際に気をつけるべきことは?
社用携帯の「私的な利用」はNG
社用携帯は、社内の人や取引先と業務上のやり取りするために会社から貸し出されているものです。
そのため、SNSや動画の閲覧、プライベートな連絡など、私的な目的で使用するのはNGです。
紛失したり故障させた際はすぐに報告する
社用携帯を紛失してしまったり、壊してしまったりした場合は、一刻も早く自分の会社の担当の部署やセキュリティ担当者に連絡しましょう。
「賠償させられるかもしれない」「始末書を書くことになるのか」などと不安に思うかもしれませんが、管理部門への連絡が遅くなることで、情報漏えいなどの別のトラブルに発展する可能性が高くなってしまいます。
万が一落としてしまったときのために、必ず事前にロックをかけるなどの対応をしておきましょう。会社によっては、社員が社用携帯を落としてしまったときやトラブルに巻き込まれたときのために、GPS機能をONにすることを義務付けているところもあるようです。
社用携帯にまつわる4つの疑問【Q&A形式】
ここでは、社用携帯をまつわる以下の4つの疑問を解説します。
Q1.社用携帯の通話記録や検索履歴は会社にバレる?
会社にバレる可能性は充分にあります。
会社のセキュリティ担当者は、社員に渡した社用携帯を常に監視しているわけではありませんが、社用携帯の通話記録などを確認できるため、プライベートでの利用がバレてしまう可能性はあります。
また、業務中だけ使用している人よりも通話料金やインターネット通信量がかかることから、私的に使用していることがバレる可能性はあるでしょう。
Q2.勝手にアプリなどをダウンロードしてもよい?
勝手にアプリをダウンロードするのはNGです。
会社から貸し出された社用携帯に、スマートフォン用のアプリを勝手にダウンロードするのはNG。悪質なサイトに繋がってしまい、ウイルスに感染したり金銭を要求されたりするなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
業務で新たに使用したいアプリがあるという場合は、まずは担当者に確認し、許可を得た上で使用するようにしましょう。
Q3.ケースやストラップなどを付けてもOK?
社用携帯にケースやストラップを付けても問題ありません。
個人の判断に任せている会社が多いようですが、心配であれば上司に確認してみるのがベター。
ケースなどを付ける場合は、訪問先で社用携帯を取り出した際に「社会人として非常識だ」と思われるような派手なものは避けましょう。単色のものや、キャラクターなどが書いていないシンプルなものがおすすめです。
社用携帯用のケースやストラップを購入する際は、自腹で購入している人が多いようです。
Q4.社用携帯への休日の連絡も対応すべき?
まずは、会社の規則や上司・同僚がどうしているのかを確認しましょう。
自分の中で休日の対応はしないと決めてしまうのもありですが、その際は会社や取引先に「土日の連絡については休み明けの対応となります」と一言断りを入れておくべきでしょう。
会社によっては、休日の対応も必要だというところもあります。
休日は仕事のやり取りせずに休みたいという場合は、「休日は社用携帯をOFFにしたい」「休日も連絡などの業務をしている分、給料を支払ってほしい」など、具体的な要望とともに上司に相談しましょう。
まとめ
会社から貸し出される社用携帯は、あくまで業務で使用するためのものです。
セキュリティは会社で管理されているので、会社のルールを守って使いましょう。