書きたくない職歴があるのですが…
書きたくない職歴があるのですが…
履歴書の職務経歴を偽ることはできません。履歴書等に職歴を記載しないと、その期間はいわゆる「空白の期間」ということになります。選考上不利になる可能性も否定できません。
また再就職後、年金の手続きや雇用保険の手続きなどから履歴書に記載しなかった職歴が判明する可能性もあります。このような場合、再就職先から民法によって履歴詐称とみなされ、労働契約の取り消しや無効を求められることも考えられます。(94条「虚偽表示」・95条「錯誤」・96条「詐欺」などが該当します)
具体的な内容は職務経歴書や面接で
短期間のアルバイトやパート、または記載したくないような職歴であったとしても、あなたにとっては貴重な経験のひとつです。特に応募職種と同じ職種や業界なら、アルバイトやパートでの経験も十分自己PRの材料になりますので積極的に記入しましょう。
書くのをためらうような様々なパターンの職歴を、マイナス印象にならず詳しく記入するには職務経歴書が最適です。履歴書に記載する内容はある程度限られてしまいますが、職務経歴書なら経歴や仕事についてより詳しい内容を伝えることができます。さらに職務経歴書に書ききれなかったことは、面接の時に自己PRの材料として活かすこともできます。どんなに些細なことであっても前向きな自己PRにつなげるという姿勢が、採用担当者の心をつかむ鍵となるはずです。