みんなの「あるある」と解決策を紹介! 仕事のやる気が出ないときはどうする?
「今日はなんだか仕事のやる気がでない…」ということは、だれにでもありますよね。
この記事では、原因別に仕事のやる気が出ないときのエピソードを一言アドバイスとともに紹介します。
1:二日酔いなど体調不良でやる気が出ない
やる気が出ない日を乗り切る一言アドバイス!
寝不足な日や二日酔いなど、体調の悪いときは特にやる気が出ないもの。水分をとったり、状況によっては薬を飲んだりして、無理をせずできる仕事から片付けるようにしましょう。
その場にいることすら辛いという場合は、悪化する前に病院に行きましょう。
2:休み明けや連休明けでやる気が出ない
やる気が出ない日を乗り切る一言アドバイス!
スタッフサービス・ホールディングスの調査によると、3日間以上の連休明けの仕事が辛いと感じている人は全体の約8割。
ほとんどの人がやる気が出ないと感じているので、まずは1日の流れを掴むことを目的に仕事を進めるのがベター。
仕事に取りかかってみたもののやる気が湧いてこないという人は、今日は早めに帰って寝るようにしましょう。
3:通勤電車が混んでいてやる気が出ない
やる気が出ない日を乗り切る一言アドバイス!
毎日乗る電車がいつもより混雑していて一日のやる気を削がれたという経験をしたことがある人は多いでしょう。
そんなときは、朝から頑張っている自分を励ますため、お昼は美味しいランチを、休憩時間には甘いおやつを食べると◎。
たまには、通勤ラッシュのピークとなる7時半よりも早めに出勤し、会社近くのカフェでゆっくりするのもおすすめです。
※通勤ラッシュの回避方法は詳しくは→通勤ラッシュのピークはいつ?
4:仕事でミスをしたのでやる気が出ない
やる気が出ない日を乗り切る一言アドバイス!
仕事でミスとしたときは、「引きずるのは良くない」「早く切り替えないと」と思っていても、そうは簡単にはいかないもの。
同じような失敗を繰り返さないことが大切なので、今回のミスの原因をもとに「対策」を考えてみましょう。
今日のところは、やらなければならない仕事をできるだけ進めて、早めに帰ってゆっくりと過ごすと割り切るのもありです。
5:抱えている業務が多くてやる気が出ない
やる気が出ない日を乗り切る一言アドバイス!
やらないといけない仕事が増えると、どれから手を付ければ良いのか分からずやる気がでないという人は多いでしょう。
まずは抱えている業務を書き出したチェックリストを作るのがオススメ。
すぐに終わる業務から手を付けて、終えたら消していくようにすると、一つずつ片付いているような気持ちになれます。
6:大きな仕事が一段落してやる気が出ない
やる気が出ない日を乗り切る一言アドバイス!
長期で行っていたプロジェクトや準備を進めてきたイベントが無事に終了し、なかなか次の仕事に取りかかれないというときは、資料などを整理して作業に一区切り着けると良いでしょう。
また、プロジェクトのメンバーと打ち上げを行い、気持ちとしても一区切りつけると、次の仕事へのやる気が湧いてくるかもしれません。
7:単純作業のタスクが多くてやる気が出ない
やる気が出ない日を乗り切る一言アドバイス!
単純作業の業務はいつまでたってもやる気が起きず、手を付けるのがぎりぎりになってしまう人も多いでしょう。そんな作業系タスクは、集中力のある朝のうちに行うと吉。
もしくは、一度手を付けてみるとやる気が出ることもあるので、「14時から始める」とスタートする時間を決めるのもいいでしょう。
8:プライベートの心配事でやる気が出ない
やる気が出ない日を乗り切る一言アドバイス!
家族や友人、恋人などプライベートの心配事が気になり、仕事のやる気がでないという人は、まずは心配事を片付けるのがベスト。
絶対に遅らせることができない仕事から手を付け、他の仕事を思い切って後回しにしてしまうのもありです。
また、プライベートが仕事に影響しやすい人であれば、普段から恋人との喧嘩や、友人との旅行計画の話し合いなどは長期化させないように気をつけましょう。
9:プライベートで楽しみなことがありやる気が出ない
やる気が出ない日を乗り切る一言アドバイス!
好きなアーティストや趣味のスポーツなどのイベントがあるときは、そのことで頭が一杯で仕事のことが考えられないという経験をしたことがある人は多いでしょう。そんな日は、「プライベートの楽しみは、今から始める仕事のご褒美」のつもりで頑張ると◎。
頑張ったら頑張った分だけ楽しめるでしょう。
コラム:心理学者アドラーの名言から考える「やる気の出し方」
19世紀生まれのオーストラリア出身の心理学者で、「嫌われる勇気」(岸見一郎・古賀史健共著)のもととなる「アドラー心理学」の著者アルフレッド・アドラーは、以下の言葉を残しています。
やる気が無くなったのではない。やる気を無くすという決断を自分でしただけだ。
変われないのではない。変わらないという決断を自分でしているだけだ。
「やる気が出ないけど、こんな日もあるだろう」という、アドラーの言葉を借りて言えば、自らやる気を無くす決断をしている人は、自らがそれを選択しているため、その日は仕事を進めることができなくても仕方ないのかもしれません。
やらなくてはいけないことをできる範囲で行うようにしましょう。
だれであっても、仕事のやる気がでない日はあるもの。その日にできることを自分のペースで行うようにしましょう。