iDeCoのメリットをフル活用 【超図解】貯蓄しながら手取りを増やす方法
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給料は思うように増えないけれど、将来に備えて貯蓄をしたいし、できれば手取りも増やしたい…。
最近注目されているiDeCo(個人型確定拠出年金)を使えば、そんな望みを叶えられると聞いて、お金の専門家、ファイナンシャル・プランナーの風呂内亜矢さんにお話を伺いました。
貯蓄しながら手取りを増やすにはiDeCoがおすすめ
iDeCoには3つの節税メリットがある
【1】積み立て時のメリット|所得控除で給料の手取りが増える
【2】運用時のメリット|利息・利益から税金が引かれない
【3】受け取り時のメリット|一定の金額まで非課税
▼退職所得控除について知りたい人はこちら
知っておくべき4つの注意点
リスクを考慮して無理のない範囲で取り組もう
iDeCoを上手に活用すれば、節税効果で手取りを増やしながら、将来に向けてしっかり貯蓄をすることができます。
iDeCoは定期預金や投資信託など、自分で選んだ金融商品で運用するものですが、リスクの低い金融商品でも、元本割れのリスクはゼロではありません(定期預金など元本保証型の商品も掛金が少ないと節税効果が小さく、手数料を考えると元本割れしてしまう可能性もあります)。
また60歳になるまで引き出せない、中途解約できないといった注意点もあります。
リスクも考慮しつつ、無理なく支払い続けることができる金額で始めることをおすすめします。
デザイン/ヤマムラユウイチ(CYKLU)
この記事の話を聞いた人
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
風呂内亜矢
1978年生まれ。電機メーカー系SIerに勤めていた26歳のとき、貯蓄80万円でマンションを衝動買いしたものの、物件価格以外にも費用がかかることを知り、あわててお金の勉強と貯蓄を始める。2013年、ファイナンシャルプランナーとして独立。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。著書に『超ど素人がはじめる資産運用』(翔泳社)、『つみたてNISAの教科書』(ナツメ社)など多数。日常の記録にお金の情報を交えるYouTubeチャンネル「FUROUCHI vlog」も更新中。