なんでもいい・欄がない場合も解説 履歴書への希望職種の書き方

企業から複数の職種の求人が出ている場合、履歴書のどの欄にどのような形で希望職種を書けば良いのでしょうか。

この記事では、履歴書への希望職種の書き方や注意点について解説します。希望職種が特にない場合についても紹介します。

履歴書への希望職種の書き方

応募する企業が複数の職種を募集している場合は、履歴書に希望職種を書いたほうが分かりやすいでしょう。

以下にあてはまる場合は、わざわざ履歴書に応募職種を書く必要はありません

  • 企業が1つの職種しか募集していない
  • 職種ごとに書類の提出先が分かれている

ここでは、履歴書のどの欄にどのような形で希望職種を書けば良いのかを解説します。

希望職種は本人希望記入欄に文章で書く

希望職種を記入するときは、本人希望記入欄に「職種:○○職を希望いたします」など、文章で書きましょう。「○○職希望」と単語だけ書くよりも丁寧な印象になります。

職種名は企業によって異なるため、求人に記載されている職種名をよく確認しましょう

なお、履歴書に「希望職種」と書かれた欄があれば、そこに「○職を希望いたします」と書いてもOKです。

本人希望記入欄がない場合

本人希望記入欄がない場合は、本人希望記入欄がある履歴書を使うか、志望動機や自己PR欄などの自由記述欄の最後「職種:○○職を希望いたします」などと書きましょう

本人希望記入欄に、希望職種以外も書く場合は?

本人希望記入欄には、希望職種以外にも「入社する上で絶対に譲れない条件」や「連絡がとれる時間帯」などを書いてもOKです。

複数の希望を書くときは、以下の例のように「職種」「勤務時間」と項目を分けます。この方が担当者が確認しやすいでしょう。

みほん|本人希望記入欄|職種:ソリューション営業職を希望いたします。/勤務時間:同居している母の介護があり、19時以降の勤務が難しくなっております。/ご連絡可能時間:現在就業中のため平日は○○時以降にご連絡いただけますと幸いです。/土日は終日連絡可能です。

本人希望欄の書き方についてくわしく

Q.郵送用の封筒にも希望職種を書くように指示されたら?

A.宛名の左側に「希望職種 ○○職」と書く

応募先の企業から「履歴書を入れる封筒にも希望職種を明記してください」などと指定された場合は、宛名の横に「希望職種 ○○職」と書きましょう

企業側は日々たくさんの郵便物を受け取ります。封筒にも希望職種を書くことで、社内で開封することなく担当部署に届けることや、書類の紛失を防ぐことができます。

もちろん特に企業から指示されていない場合は、封筒に希望職種を書く必要はありません。

Q.希望職種が特にない・なんでもいい場合は?

A.「貴社の規定に従います。」と書く

アルバイトの求人に応募する場合など、職種や入社条件に希望がない場合、本人希望記入欄には「貴社の規定に従います。」と書きましょう。空欄のままだと、書き忘れだと思われてしまう可能性があります。

「特になし」でも問題ありませんが「貴社の規定に従います。」と文章の形で書いたほうが丁寧な印象を与えることができます。

本人希望記入欄の記入が済んだら…

本人希望記入欄まで記入が済んだら、履歴書は完成間近です。

以下の記事を参考に、内容に間違いがないかの見直しや、印刷方法や提出マナーの最終チェックをしましょう。

この記事の執筆者

「転職Hacks」編集部

株式会社クイック

株式会社クイックが運営する、転職活動にまつわる情報サイト「転職Hacks」の編集部。履歴書・職務経歴書の書き方や面接対策などのノウハウ記事、キャリアの悩みを解消するインタビュー・コラムを掲載中。

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