これでスッキリ。 履歴書の職歴・学歴の正しい書き方

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この記事では、履歴書の職歴の書き方を分かりやすく解説します。

【基本】履歴書の職歴・学歴の書き方

職歴欄の基本的な書き方を説明していきます。

履歴書の記入例(職歴・学歴欄)

1まずは『学歴』を記載

  • 一行目の欄の中央に『学 歴』と記載
  • 「高校卒業」から記入
  • 学校名・学部学科名などは正式名称で書く
  • 卒業・入学は省略しない

※学歴の書き方について詳しくは→すぐわかる!履歴書の学歴の書き方(見本付き)

2『学歴』の最終行の次の一行に『職歴』を記載

  • 『学歴』の最終行の次の行の中央に『職歴』と記載
  • 『職』と『歴』の間に1文字分スペースを空ける

3年号は統一すれば西暦でも和暦でもOK

  • 職歴の年号は、履歴書の記入日・生年月日・学歴で統一
  • 西暦でも和暦でもどちらでもOK
  • 西暦でも和暦でも数字の後に『年』『月』を記載する必要はない
  • 和暦の場合は、全ての欄に元号(『昭和』『平成』『令和』など)をつける
2012 3
令和2 3
× 2012年 3月

※入学年度・卒業年度を調べる際はこちら→【令和版】学歴・卒業年度早見表

4企業名・部署名などは省略せずに正式名称で

  • 『(株)』と省略せず、『株式会社』と正式名称で記載
  • 有限会社の場合は『(有)』ではなく『有限会社』と記載
  • 『國』や『學』などの旧漢字はホームページに載っている正式名称を書く
  • 部署名の記載は任意(企業に部署が複数あった場合や今までの経験が希望職種にマッチする場合は書くのがオススメ)
  • 部署名を書く場合は『○○株式会社 マーケティング部 入社』のように記載

5企業や仕事内容の説明は基本的に不要

  • 企業の事業内容や従業員数、具体的な仕事内容は『職務経歴書』に書く
  • 採用担当者から「履歴書と志望動機のみ提出」など提出資料を限定された場合は、職務経歴書も提出してよいか採用担当者に問い合わせる

6退職の詳細な理由は不要

  • 履歴書の職歴欄には簡単な退職理由を書く
  • 自己都合退職の場合は「一身上の都合により退職」
  • 会社都合の場合は「会社都合により退職」
  • 契約期間満了の場合は「契約期間満了のため退職」
  • 詳細に退職理由を書きたい場合は『職務経歴書』に記載

7職歴欄の最後は『現在に至る』と『以上』

  • 職歴の最後は『現在に至る』を左端に書く
  • 一行下の右端に『以上』と書いて締める
  • 残りスペースが一行しかない場合は、『現在に至る』と『以上』を同じ行に書いてもOK

【アルバイトやパート経験】職歴欄の書き方

アルバイトやパートの経験は、応募先の企業や応募するときの自分の立場によって、職歴欄に書くべきかどうかが変わります。

  1. アルバイト面接を受ける学生や就活生/転職者の場合
    →アルバイト経験を書く必要はない
  2. 新卒やフリーター/パートの場合
    →応募企業の仕事内容にアルバイトの経験が生かせる場合は書いてOK

1アルバイト面接を受ける学生や就活生/転職者の場合

原則、履歴書の職歴欄にアルバイト経験を書く必要はありません。

もしアルバイト経験をアピールしたい場合は、履歴書の自己PR欄に書くのが良いでしょう。

職歴欄に書く職歴がない場合は、『職歴』と書いた一行下の中央に『なし』と記入しましょう。

アルバイト面接を受ける学生や就活生、転職者の場合の履歴書の職歴欄の書き方

2第二新卒やフリーター/パートの場合

受験する企業の仕事内容とアルバイトの仕事内容が近しい場合は、職歴欄にアルバイト経験を記載しましょう。

応募企業にアルバイト経験が生きそうと思ってもらえれば、選考に有利になる可能性もあります。

応募企業の仕事内容と関係のないアルバイトを経験してきた場合は、書いても書かなくてもどちらでも構いません。

第二新卒やフリーター/パートの場合の履歴書の職歴欄の書き方

【派遣】履歴書の職歴欄への書き方

『派遣』の経験を書く場合は、『派遣元』『派遣先』『派遣社員として働いていたこと』を明記するのがポイントです。

下記のように、どこの派遣会社に登録し、派遣社員として、どこの企業で働いていたのか記載しましょう。

そうすることで、派遣・正社員両方の雇用形態で働いたことがある場合も、「派遣として働いていた職歴」と「正社員として働いていた職歴」が採用担当者にわかりやすくなります。

『派遣』の経験の履歴書の職歴欄への書き方

こんな場合はどうすればいい?職歴Q&A

こからは「病院で働いている場合は『入社』と書くべき?『入職』?」「社名が変更になった場合、どう書けばいい?」といった疑問にQ&A形式で答えていきます。

職歴が多い!履歴書の枠におさまらない場合はどうすればいい?

職歴を書く欄の多い履歴書を購入し、全ての職歴を書きましょう。

職歴を抜かして書くのはNG。一社でも経歴を抜かしてしまうと、経歴詐称になり、採用されたとしても後に解雇される可能性もあります。

「経歴を少し詐称してもバレないのでは?」と考える人もいますが、雇用保険被保険者証や社会保険事務所への問い合わせ、年金手帳などからバレてしまうことも。

手間ですが、下記のような職歴欄の多い履歴書を購入し、全ての職歴を書きましょう。

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病院で働く場合は、『入社』?『入職』?

『入職』と書きましょう。

病院で勤務する方は『社員』ではなく、『職員』になりますので、『入職』と記載します。
他にも銀行は『入行』、省庁は『入庁』、テレビ局は『入局』と書きます。

部長に昇格したことをアピールしたいが、職歴に書いてもいい?

履歴書の職歴欄ではなく、『職務経歴書』に書きましょう。

『職歴』は職業の移動の経歴を指します。

昇進・昇格は立場・役割が変化しただけで、職業が変わったわけではないので、『職歴』には該当しません。そのため、昇進・昇格を履歴書の職歴欄に記載するのは不適切です。

ただ、採用担当者にアピールしたいところではあるので、『職務経歴書』で仕事内容とともに、どんな役職で仕事をしていたのか記載しましょう。

社名が変更になった場合は、どう書けばいい?

入社当時・退職当時の社名を記載し、変更後の社名はカッコ内に書きましょう。

合併や業態変更、グループ会社の変更などにより社名入社当時と社名が変更になる場合も多くあります。そんなときは下記のように、変更後の社名をカッコ内に書きましょう

(例)株式会社転職ハックス(現・株式会社転職Hacks)

配属部署が変更になったが、職歴として書くべき?

基本的に履歴書の職歴には、部署変更を記載する必要はありません。

ただし、異動後の仕事内容が志望企業の業務内容に生かせるなど、書くことで採用上プラスになる場合は、部署変更についても書きましょう。

異動後の部署の仕事内容と志望企業の業務内容が近しい場合は、部署を変更した旨を職歴欄に記載しましょう。そうすることで採用担当者に自社の業務内容と近い経験を積んできたことをアピールすることができます。

また、勤務地のみ変更になった場合は、記載する必要はありません。

配属先の変更など、具体的な内容は『職務経歴書』に書きましょう。

MBAの取得等、仕事ととして海外留学をした場合、職歴に書いてもいい?

書いてもOKです。

仕事として海外留学をした場合は、履歴書の職歴欄にその経歴を記載しても問題ありません。

出向した場合、どう書けばいい?
※出向:従来と同じ会社と雇用関係は継続されるが、別の会社の業務に従事すること

『出向先の企業名』『出向していること』『帰任したこと』を明記しましょう。

出向した場合は、「子会社である株式会社△△へ出向」など、どこの会社に出向したのかを記載すれば問題ありません。

ポイントは『出向』と明記することです。なぜなら出向先の企業名だけしか記載しなかったり、『入社』と書いてしまうと、採用担当者からは「経験社数が増えている」と認識される懸念があるからです。

また、出向先から出向元の会社に戻った場合は、「株式会社○○に帰任」と書きます。

出向した場合の履歴書の職歴欄の書き方

転籍した場合、どう書けばいい?
※転籍:従来と異なる会社に移り、新たにその会社に雇用されること

『転籍先の企業名』『転籍したこと』を明記しましょう。

転籍した場合は、下記のように「子会社である株式会社□□に転籍」とどこの会社に転籍したのかを記載すれば問題ありません。

『転籍』と明記することで、採用担当者に自己都合ではなく、会社都合で所属企業が変わったことが伝わります。

『出向』と同様、転籍先の企業名だけしか記載しなかったり、『入社』と書いてしまうと、採用担当者から「経験社数が増えている」とマイナス印象を与えてしまう可能性があるので注意しましょう。

転籍した場合の履歴書の職歴欄の書き方

まとめ

履歴書の職歴欄は、おかれている状況・経験によって書く内容が異なります。

書き方に注意しないと、採用担当者にマイナスの印象を与えてしまうこともありますので、上記細かい点に注意し、損をしない履歴書を書きましょう。

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