こんなことって、あり得る? いつから働けますかと聞かれたのに不採用?
転職の面接で「いつから働けますか?」と入社日程を聞かれたのですが、不採用になりました。こういうことは、普通にあり得るのでしょうか?
Q. 転職の面接で「いつから働けますか?」と聞かれたのに、不採用になることはある?
A. 不採用になるケースは少なくない
面接中に「いつから働けますか?」と入社日程を聞かれて、合格を期待する人は少なくありません。
ですが、採用する企業側としては、あくまで採用するか判断する参考情報の一つとして質問しているだけであり、残念ながら不採用になるケースもあり得ます。
実際、採用担当者200名を対象に「この質問は合否に関係するか?」をテーマに転職Hacks編集部がアンケート調査を行ったところ、「合格の可能性が高い」と回答した人は全体の36%のみ。
「合格・不合格どちらのケースもありうる」と回答した人が34%と拮抗していたほか、「不合格の可能性が高い」と回答した人も19%おり、この質問をされたとしても合格とは言い切れない状況が明らかになりました。
※回答人数:200名(全国の20代~50代の会社員のうち、3年以内に中途採用の面接官の経験がある人)
※調査期間:2023年11月16日~17日
※調査方法:ネットリサーチ
「いつから働けますか?」という質問だけで合否が決まるわけではないため、質問されたとしても過度な期待はしない方がいいでしょう。
そもそも質問されないと、不採用?
前述のとおり「いつから働けますか?」という質問自体は、あくまで採用するかどうかを判断するための参考情報の一つです。企業側が「希望する時期に入社できそうか」などを知りたい場合には質問されますし、必要性が無ければ、そもそも面接で聞かれることはありません。
これだけで合否が決まることは無いので、たとえ「いつから働けますか?」と質問されなかった場合も気に病まないようにしましょう。
答え方で「不採用」になった可能性もある
転職の面接で「いつから働けますか?」と聞かれた場合、答え方によっては面接官からの印象が悪くなり、不採用に繋がってしまう可能性があります。
特に、入社可能な時期が遠すぎた場合や、「わからない」「決められない」など、曖昧に答えてしまった場合は不採用になるリスクが大きいので注意しましょう。
不採用に繋がってしまう理由や、答え方の例文を下記の記事で紹介しているので、次の面接に備えて読んでおくのがおすすめです。
この記事の執筆者
ライター・編集者
久保田 敦大
株式会社クイック
転職Hacks編集部のライター・編集者。
大手求人メディアにて求人票や転職ノウハウ記事の制作を手掛けたのち、転職Hacks編集部に参画。自身の転職経験を活かした「実践的なノウハウ記事」が強みで、企業研究から入社の手続きまで、転職活動の全体をフォローしている。
転職時に自身も感じていた「わかりにくい!」というモヤモヤを解消すべく、どこよりも分かりやすい記事づくりに日々邁進中。