定番の「座右の銘」の一覧つき 座右の銘とは?ことわざ・名言などを紹介
自己紹介の場や、就職・転職活動の面接で聞かれることがある「座右の銘」。具体的にどんなことを「座右の銘」として伝えられるのでしょうか?
この記事では、「座右の銘」の定義と、具体的な座右の銘の一覧を紹介。「ことわざ」「四字熟語」「偉人・有名人の名言」「アニメの名言」の4ジャンルに分けて、定番の座右の銘を紹介しているので、自分の座右の銘を考える参考にしてみましょう。
そもそも、座右の銘とは?
座右の銘とは、『いつも心に留めておいて、生き方の指針や戒めにする言葉』のこと。より簡単にいうと、「生きるうえで大切にしている言葉」や「モットー」といわれるものが、座右の銘にあたります。
オリジナルの言葉で伝える人もいますが、自分の信念や信条をわかりやすく伝えるために、ことわざや四字熟語、偉人・有名人の名言、アニメの名言などを引用して伝えるのが一般的です。
座右の銘を通じて、その人の個性や人柄、大切にしている考えなどを知れるので、自己紹介の場や面接の場で質問されることも少なくありません。そのときに備えて、自分に合う言葉を考えておくといいでしょう。
▼定番の「座右の銘」の一覧はこちらから!
座右の銘を持っておくメリット
自己紹介や、就活・転職の面接対策としてはもちろん、普段から座右の銘を持っておくことでポジティブな効果が期待できます。
座右の銘を持つ代表的なメリットは、以下の3つです。
印象に残る自己紹介ができるようになる
自己紹介の短い時間で、自分の大切にしていることや人柄を伝えきるのは難しいもの。そんなとき、名言や四字熟語を使って座右の銘を伝えると、「こういう考えを大切にしている」ということが端的に伝わり、印象に残りやすくなります。
その言葉を知った経緯もあわせて伝えると、自分が興味関心を持っていることをくわしく伝えられ、相手に「自分がどんな人間なのか」を想像してもらいやすくなります。
自分の人生の指針がはっきりする
座右の銘を考えることは、自分の価値観を言語化したり、自分がどうなりたいかといった「人生の目標や指針」を考えたりすることにもつながります。
座右の銘に則った生き方を意識することで、なりたい自分の姿に近づくことができますし、「今の自分のままでいいのか?」と悩んだときにも軌道修正できるようになるので、道標として座右の銘を持っておくといいでしょう。
辛いとき・苦しいときの支えになる
ポジティブな座右の銘は、辛いとき、苦しいときの心の支えにもなります。近年では、「推しの言葉を思い出して活力をもらう」といった形で、好きなアニメや漫画のセリフを座右の銘にしている人も少なくありません。
面接や自己紹介のために座右の銘を用意するのではなく、自分を鼓舞するために座右の銘を用意しておくのもおすすめです。
座右の銘が必要になるシーン
座右の銘が必要になるシーンは大きくわけて、「1)就職・転職活動の面接」「2)自己紹介の場」の2つです。
1)就職・転職活動の面接では、面接官から「座右の銘は?」「モットーとしていることは?」「大事にしていることは?」といった形で、座右の銘を聞かれることがあります。
準備していないと回答できない質問ですし、付け焼き刃の回答をしても面接官にはバレてしまうので、下記の記事も参考にして、しっかり事前に考えておきましょう。
2)自己紹介の場では、趣味や特技とあわせて座右の銘を伝えると、印象に残りやすくなります。
たとえば、「座右の銘は『継続は力なり』です。学生時代から趣味のギターを続けており、日々練習を重ねて技術を磨き、ライブハウスで定期的に演奏をしています」といった形で座右の銘を絡めると、努力家の側面を際立たせることができるので、テクニックとして覚えておきましょう。
定番「座右の銘」の一覧|ことわざ・四字熟語・名言・アニメ
ここからは、よく使われる定番の「座右の銘」を紹介します。
ことわざ・四字熟語・名言・アニメの4ジャンルにわけて、計60個の言葉を紹介するので、自分の座右の銘を持っていない人は参考にしてみましょう。
座右の銘【ことわざ】15選
- 案ずるより産むが易し
- 井の中の蛙大海を知らず
- 一芸は道に通ずる
- 雨降って地固まる
- 雨垂れ石を穿つ
- 縁の下の力持ち
- 継続は力なり
- 弘法筆を選ばず
- 失敗は成功のもと/失敗は成功の母
- 習慣は第二の天性なり
- 小事に拘わりて大事を忘るな
- 人事を尽くして天命を待つ
- 石の上にも三年
- 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
- 艱難(かんなん)汝を玉にす

「あれこれ心配するよりも、実際にやってみれば案外うまくいく」という意味のことわざです。
何事もまずやってみる行動力の高さや、不安に押しつぶされないポジティブ思考などを印象づけることができます。
「井戸の中で暮らす蛙は、井戸の中が世界のすべてだと思っていて外の世界を知らない」という比喩表現から生まれた言葉で、見識が狭いことを戒める意味があります。
この言葉を座右の銘として伝えることで、「自分の知識がすべてだと思い込まずに、視野を広く持とうとする姿勢」が伝わります。
「一つの芸道を極めた人は、ほかの分野にも通じる道理を身につけている」という意味のことわざで、一つのことを究めた人は、ほかのどんな分野でも人にぬきんでることができるということです。
学ぶことへの意欲の高さを示したり、「現在、何か極めていることがあるのか?」といった話題の提供につながります。
「もめごとなど、悪いことが起こった後は、かえって前よりも基盤が安定してよい状態になる」という意味の言葉です。
人間関係の失敗や、それを乗り越えてよりよい関係を築いたエピソードとあわせて伝えることで、「ポジティブ思考」や「人間関係をよくする努力を欠かさない姿勢」などを伝えられます。
「雨のしずく程度の小さな力でも、何度も落とし続ければ石に穴を空ける」という現象から転じて、「小さな努力でも、続ければ大きな成果につながる」という意味を持っている言葉です。
座右の銘として伝えることで、すぐに諦めない姿勢や、粘り強く努力し続ける姿勢を伝えられます。
「人の目につかないところで、重要な役割を担っている人」を表す言葉です。
「縁の下の力持ちとして会社やチームを支えたい」といった形で伝えると、献身的な姿勢や、支えるための努力を怠らない決意などを伝えることができます。目立つことが苦手だったり、人をサポートするのが好きな人におすすめの座右の銘です。
「何事も、継続することで成果につながる(力が身につく)」という意味のことわざです。
仕事への向き合い方を伝える際に使える座右の銘で、「努力家」「目標に向けて着実に行動できる」といった印象をあたえられます。
「達人の域に達すれば、どんな状況でも一流の仕事ができる」という意味のことわざです。
自身の技術力を高めていく姿勢や、「技術を磨くことで、どんな状況でも対応していこう」というスタンスを伝えられます。
「失敗しても、反省点や改善点を見つけて改良し続けることで、成功につなげられる」という意味のことわざです。
失敗を恐れずに行動する姿勢や、失敗してもそこで終わらずに、目標へ向かって進んでいく前向きな姿勢を伝えることができます。
「身についた習慣は、いつかは生まれつきの性質のようになる」という意味の、古代ギリシアの言葉です。
本来、持って生まれた天性は、努力しても変えることが難しいもの。ですが、小さな習慣を繰り返すことで「第二の天性」となり、行動や性質を変えることにつながります。「コツコツ努力して自分を変えていく姿勢」や「改善のために努力を続けられる継続力」を伝えたいときにおすすめの座右の銘です。
人間は誰しも、作業に集中すればするほど、肝心の目的を忘れてしまいがち。こうした背景を受けて、「小さなことにこだわって、本来の目的を忘れてはいけない」と戒めていることわざです。
この言葉を座右の銘とすることで、「本来の目的に立ち帰れる」「自分を客観的・俯瞰的に見ることができる」という印象をあたえることができます。
「できることをすべて行ったなら、あとは焦らず静かに結果を運命に任せる」という意味のことわざです。
単にすべてを運命に任せるのではなく、「できる努力はすべて行う」という点がポイントで、「目標に向かって全力を注げる」「やりきったことに引きずられず、気持ちの切り替えができる」といった印象をあたえることができます。
「冷たい石の上でも、3年座っていれば石があたたまってくる」という様子から生まれた言葉で、「我慢強く続けることで、成果につながる(努力は報われる)」という意味を持っています。
座右の銘として伝えることで、辛いことも続けていける「忍耐力」や「継続力」、「意志の強さ」を伝えられます。就職・転職のシーンでは「一人前になるまで、粘り強く仕事を学んでいく姿勢」をアピールする座右の銘としても人気です。
「質問して恥をかくよりも、知らないまま一生過ごす方が恥ずかしい思いをする」という戒めの意味があることわざです。
「知らないことがあれば調べる・質問する」という仕事のスタンスや行動力、自発性を伝えることができます。
「苦労や困難を乗り越えることによって、人間は成長し、大成する」という意味の言葉です。
「成長のために苦労を惜しまず、困難に向き合う姿勢」や、「高い目標を掲げて、逆境を乗り越えていく」スタンスを伝えられます。
座右の銘【四字熟語】15選
- 一期一会
- 一念通天
- 温故知新
- 温厚篤実
- 臥薪嘗胆
- 謹厳実直
- 剛毅果断
- 七転八起
- 質実剛健
- 初志貫徹
- 独立独歩
- 不撓不屈
- 粉骨砕身
- 有言実行
- 率先垂範
「二度と訪れない出会いや瞬間を大切にする」という意味の言葉で、もともとは茶道の精神として千利休が言ったとされています。
「商談など、その場で出会った人と良好な関係を築くために心を尽くせる(最善の努力ができる)」「丁寧なコミュニケーションがとれる」といったアピールに使うことができる座右の銘です。
「一心に努力すれば、どんなことも成功する」という意味の四字熟語です。
目標に向かって努力を続ける姿勢をアピールする際に使えるほか、夢を諦めそうになったときに自分を鼓舞する言葉としても使えます。
「先人たちの知恵や、昔学んだことからも、新たな発見が得られる」という意味の四字熟語です。
ビジネスシーンにおいては、「過去の成功や失敗を分析し、その教訓を次へ活かす姿勢」が備わっていることのアピールに使えます。
「穏やかで情が深く、誠実な人柄」を表す言葉です。こちらを伝えることで、自分が目指す姿や、誠実な姿勢を大切にしていることなどが伝わります。
なお、ほかの人を評価する際に使う言葉なので、座右の銘にするときは「温厚篤実な人を目指しています」といった形で、目標として伝えましょう。
「目的達成や成功のため、苦労に耐える」という意味の四字熟語です。中国の故事が由来で、「仇を討つためなら、自身が過酷な状況にあろうとも苦労をいとわない」という話から転じています。
ビジネスシーンでは、「臥薪嘗胆の思いでプロジェクトに取り組み、成功させた」といった形で用いられ、「目標に向かって努力を重ねられる」という姿勢のアピールに使われます。
「非常に真面目で、軽率な行動を取ることがなく、誠実・正直である」ことを表す四字熟語です。
「謹厳」には、言動が控えめで厳格という意味が、「実直」には真面目で言動に嘘がないという意味があり、とにかく真面目・正直という印象をあたえたいときに使われます。
「確固とした意志のもと、思い切って物事を行う」という意味の四字熟語です。
「行動力や決断力がある」「自分で判断ができ、物事を前に進めることができる」という印象をあたえられるので、リーダー・マネージャーのように判断するポジションの人の座右の銘としてよく使われています。
「何度失敗してもくじけず立ち上がり、挑戦し続ける」という意味の四字熟語です。
目標に向けて努力し続ける粘り強さや、挫折に負けない精神力の強さをアピールしたいときの座右の銘として、ぴったりの言葉といえるでしょう。
なお、似た字面の言葉で「七転八倒」がありますが、そちらは「転げ回って苦しむ様子」を表す言葉なので、間違えないよう注意しましょう。
「飾り気がなく、真面目で、強くたくましい」という意味の四字熟語です。座右の銘として伝えることで、真面目・実直な人柄を印象づけることができます。
ただし、自分のことを「私は質実剛健な人です」と表現すると、自分を褒めていることになるので注意。「質実剛健な人だと言われることがあり、自分の座右の銘としています」と他者から評価されている形で伝えたり、「質実剛健な人を目指している」と理想像として伝えるようにしましょう。
「初めに心に決めた志を、最後まで貫き通す」という意味の四字熟語です。
「最後まで諦めずに努力をする人」という印象や「意志・精神力の強さ」「夢や目標の実現に向けて、諦めずに努力できる人」という印象を与えられます。
「他人に頼らず、自分の信じる道を、自分の力で進んでいく」ことを表す四字熟語です。
座右の銘として伝えることで、自立心の強さや、自立に向けて自らを高めていく向上心を印象付けられます。
「強い意志をもって、どんな困難にもくじけない」という意味の四字熟語です。「不撓不屈の精神で、〇〇に臨んでいます」といった形で使われます。
逆境に立ち向かう精神力の強さや、成功に向けて努力を続ける姿勢を伝えたいときにおすすめの座右の銘です。
骨を粉にし、身を砕くほどに「力の限り努力する」という意味の四字熟語です。
仕事に対する覚悟や熱意をアピールしたいときに使える言葉で、「粉骨砕身の覚悟で、仕事に臨んでおります」といった形で使います。ただし、自己犠牲のニュアンスが強い言葉なので、相手を選ぶ点には注意しましょう。
「口に出したことは、必ず実行する」という意味の四字熟語です。
座右の銘として伝えることで、強い責任感や、行動力を印象付けられます。言葉のとおりに目標を達成してきたエピソードと絡めて伝えることで、相手からの信頼も獲得できるでしょう。
「先頭に立って物事を行い、模範となること」を表す四字熟語です。
人の模範になれるよう努力するという姿勢や、人がやりたがらないことも率先して行う行動力を印象付けられます。リーダーや指導役など、人をまとめる立場にある人に人気の座右の銘です。
座右の銘【偉人・有名人の名言】15選
- もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である
- リスクのない人生なんて、逆にリスクだ
- 暗いと不平を言うよりも、あなたが進んで明かりをつけなさい
- 意志あるところに道は開ける
- 為せば成る、為さねば成らぬ何事も
- 志高く
- 自分自身を裏切らない努力の姿勢が、未来の結果として現れてくる
- 失敗と書いて、成長と読む
- 生きるとは呼吸することではない、行動することだ
- 挑戦する機会というものは誰にでも平等である
- 天才とは努力する凡才のことである
- 努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る
- 変えるにはリスクが伴う。変えなければもっと大きなリスクが伴う。
- 無欲は怠惰の基である
- 無理だと思われていることにチャレンジするほうが、自分はやる気が出る
新一万円札の顔にもなった、渋沢栄一の言葉です。「現状に満足してしまった時点で、人は衰退していく」というニュアンスの言葉であり、「常に成長・改善のために学び続ける」という意思表示に使えます。
生涯にわたって成長を続ける向上心を伝える際におすすめの名言です。
サッカー選手であり実業家・指導者としても活躍している本田圭佑氏の言葉です。挑戦することの大切さや、何もしないことのリスクを表しています。
たとえ困難があっても立ち向かうことを大切にしている人や、現状に満足せず行動を起こしている人にぴったりの座右の銘です。
「現状に不満や文句を言うのではなく、自分自身が希望や目標となって変えていくことが大切だ」という意味が込められている言葉で、ノーベル平和賞も受賞した修道女、マザー・テレサが遺した名言です。
座右の銘として伝えることで、他責ではなく自責で捉える心構えや、自発的に動く姿勢を伝えることができます。
奴隷解放宣言を発した、アメリカ合衆国第16代大統領、エイブラハム・リンカーンの言葉です。「どんな困難な道でも、やり遂げる意志があれば必ず道が開ける」という意味が込められています。
目標に向けて粘り強く挑む姿勢や、意志の強さなどを印象付けることができます。
江戸時代の米沢藩主、上杉鷹山の言葉で、「どんなことでも、やろうと思って努力すれば必ず実現できる。逆に、行動しなければ何もできない」という意味が込められています。
目標に向けて挑む姿勢や行動力、困難なことであってもやりとげる精神力のアピールに使われることが多い言葉です。
ソフトバンクグループの創業者の、孫正義氏の座右の銘として知られる言葉です。「個々の人の願望である”夢”を追うのではなく、多くの人々の願望を叶えようという”志”を持とう」という想いが込められています。
大きなことを成し遂げようという心意気や、そこに向けて努力を怠らない真剣さなどをアピールするのにおすすめの座右の銘です。
将棋界で史上初の7タイトル全制覇を成し遂げたプロ棋士の、羽生善治氏の名言です。努力を続けることは辛いこともありますが、そこで自分自身を裏切らずに努力し続けることが未来への投資になる、という意味が込められています。
目標に向けて進む意志の強さや、未来を見据えて努力を続けるひたむきな姿勢などを伝えられる座右の銘です。
プロ野球の名選手・名監督として活躍した野村克也氏の名言です。何度も挫折を味わいながらも、ホームラン王をはじめ数々の賞を獲得した経験から生まれた言葉で、「失敗を失敗のまま終わらせず、成功に向かうステップの一つと考える」ことの大切さが込められています。
ビジネスシーンにおいても、失敗から学ぶ前向きさを印象付けられる座右の銘です。
フランスの哲学者、ルソーの名言で、「ただ日々を過ごすのではなく、目的をもって行動することの大切さ」を示した言葉です。能動的に行動することで、新しい未来が拓けるという意味の言葉としてもよく使われています。
座右の銘として伝えることで、常に目的・目標を掲げて行動する意識の高さや、主体的に動ける人物という印象をあたえることができます。
Apple社の共同設立者である、スティーブ・ジョブズの名言で、「結果は平等ではないかもしれないが、挑戦する機会は誰もが平等にできる」ことを示した言葉です。まずは挑戦することが何より大事という意味が込められています。
失敗を恐れずに挑戦する姿勢を示すのに、おすすめの座右の銘です。
天才と称された物理学者・アインシュタインの遺した名言です。「最初から天才という人は存在せず、努力を続けてきたからこそ天才と呼ばれるようになった」という意味の言葉で、努力することの大切さを説いています。
努力家であることを伝えるのにおすすめの座右の銘です。
芥川賞を受賞した小説家である井上靖の作品に登場する言葉です。「自分が口に出す言葉によって、人生が左右される」という意味があり、自分の発言や姿勢を振り返る戒めの言葉として、経営層に人気の名言となっています。
こちらを座右の銘として伝えることで、前向きな姿勢や、自分を律する心の強さなどのアピールにつなげられるでしょう。
アポロ計画で月へ行った宇宙飛行士、ジョン・ヤングの名言です。「何事も変化にはリスクがともなうものの、将来を見据えれば今すぐ行動すべき」という意味が込められており、一歩踏み出す勇気を与えてくれる言葉となっています。
自分を鼓舞する言葉としてはもちろん、チャレンジ精神旺盛な人や、行動力のある人の座右の銘としてもぴったりの言葉です。
実業家・渋沢栄一の名言で、「欲を持たない状況は、現状の課題を見いだせておらず、ただ受け入れているだけ」という意味の言葉です。
自身を振り返る戒めの言葉として人気の座右の銘で、課題発見力や常に改善点を探る向上心の高さなどを印象付けられます。
メジャーリーグで活躍中の大谷翔平選手の名言です。この後に「そうやって自分にプレッシャーをかけていないと、努力しないので」と本人も続けて言っているように、自分を鼓舞する言葉としてぴったりの名言でしょう。
困難な目標にこそ燃えるモチベーションの高さや、前向きに取り組む姿勢を印象付けるのにもぴったりの座右の銘です。
座右の銘【アニメ】15選
- 1位でなければ2位も100位も一緒!!
- あきらめたらそこで試合終了
- あの日悔しくて良かったって いつか笑って言いたい
- あわてないあわてない、ひとやすみひとやすみ
- いちばんいけないのは じぶんなんかだめだと思いこむことだよ。
- 「たいせつなのは、じぶんのしたいことを、じぶんで知ってるってことだよ」
- はじめから完璧なんか期待しちゃいけない
- まだ負けてないよ?
- 我が生涯に一片の悔いなし!
- 最悪の事態には必ず相応のチャンスが眠ってるもんだ
- 自分の世界は、自分で変えなければ
- 自分を信じない奴なんかに、努力する価値は無い
- 人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか
- 努力は日々の積み重ねだ。少しずつでいい、前に進め。
- 負けた事があるというのが、いつか大きな財産になる
目標達成に向けて、自分を鼓舞するときに使える名言です。「努力することが大事だから結果は気にしない」と消極的な姿勢になりそうなとき、自分に喝を入れる言葉としておすすめです。
バスケット漫画「スラムダンク」に登場する名言で、アニメ・漫画の名言として特に人気がある言葉です。「挫折しそうな状況でも、希望を捨てずに行動すれば活路が開ける」という意味が込められています。
競技かるたに挑む女子高生の活躍を描いた漫画「ちはやふる」の名言です。主人公、綾瀬千早が大切な試合に負けた場面のセリフで、大きな挫折を味わっても、その経験を糧に未来へつなげることの大切さや、前向きな姿勢を表しています。
アニメ「一休さん」における一休さんのセリフで、深い言葉として人気のある名言です。
時間に追われ、慌てているときほど、人間は大きなミスをしてしまうもの。そんなときこそ、落ち着いて考えることも大切ということを説いています。冷静さを失いそうなときに思い出したい名言です。
「ドラえもん」で、のび太がドラえもんに言ったセリフです。いつもは諭される側ののび太ですが、「自分なんかどうせ…」と投げやりになっているドラえもんに対して、勇気づけるためにこの言葉を贈っています。
「成功を掴むためには、まずは自分を信じることが大切」という、とても前向きな言葉です。
「ムーミン」に登場する旅人、スナフキンの名言です。
日常生活のなかでは、まわりからのプレッシャーなどに流されてしまい、自分自身を見失ってしまうことも少なくありません。そんなとき、自分自身の目標や心の声に向き合うきっかけになる言葉です。
ジブリ映画「耳をすませば」に登場する、天沢聖司のおじいさんのセリフです。小説を執筆したいものの、自信がなく悩んでいる主人公の月島雫の背中を押す言葉として贈られました。
新しいことを始めるときは、誰しもハードルの高さを感じて不安になるもの。そんなときに、肩の力を抜いてもいいんだと思えるようになる、素敵な言葉です。
少年ジャンプの人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」の名言で、優勝候補との試合中、後輩たちが実力差に戦意喪失してしまった際に、主人公の日向翔陽が返した言葉です。
シンプルですが、逆境でも最後まで諦めないことの大切さ・全力で臨む姿勢などが詰まった名言といえるでしょう。
「北斗の拳」で主人公と死闘を繰り広げた人気キャラ・ラオウの生涯最後の言葉です。全力を出し切り、後悔を残さない生き様の美しさが感じられる名言となっています。その姿に感銘を受けた人も多く、未だに根強い人気を誇る言葉です。
「ONE PIECE」のサンジが、絶望的な状況で放った名言です。逆境であっても、視点を変えることで打破する手がかりや解決策が得られる、ということを表しています。前向きさを表すのにぴったりの座右の銘です。
「のだめカンタービレ」の主人公、千秋真一の言葉です。恵まれている他人を妬むのではなく、自分の意志や行動によって状況を変えていくことの大切さを表しています。意志の強さや上昇志向を感じられる名言です。
「NARUTO」に登場する熱血教師、マイトガイ先生の名言です。「ただ努力するのではなく、自分が掲げた目標やビジョンを信じて、その実現に向けて努力することが大事」という意味が込められています。自分がやっていることに迷いや不安があるときに、「この道を信じよう」と思い直すきっかけになる言葉です。
「ドラえもん」で、のび太に対してドラえもんが贈った言葉です。
のび太に限らず、うまくいかないときは「自分には無理だ」と弱気になってしまうもの。ですが、「まわりの人ができるなら、自分にもできる」という思いで努力することの大切さや、諦めない勇気を教えてくれる名言です。
「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎が、厳しい修練に挑むなかで自分に言い聞かせた言葉です。ひたむきに努力し続けることの大切さが込められています。
なかなか成果が出ずに辛くなることもありますが、そんなときには思い出すことで、前向きな気分にさせてくれるでしょう。
バスケ漫画の金字塔、「スラムダンク」に出てくる名言です。インターハイ常勝の強豪校が敗北した際に、その監督が発したセリフで、「敗北からも学べることがある」「この敗北も、貴重な糧になる日がくる」という想いが込められています。
見つからない場合は、本も参考にしてみよう
前章で紹介した以外にも、座右の銘として使える言葉は数多くあります。もっと深く考えたい人は、下記の書籍なども使って、自分の人柄や価値観をアピールできる座右の銘を探してみましょう。
■参考書籍1
「必ず感動する言葉が見つかる座右の銘2000」(2015年・幸運社)
→出版社のリンクはこちら
■ポイント
- さまざまな分野の偉人が遺した言葉を、2000個紹介。
- 「生き方に迷ったとき」などの場面ごとに分類されており、探しやすい。
■参考書籍2
「人生の教養が身につく名言集」(2020年・三笠書房)
→出版社のリンクはこちら
■ポイント
- 教養あふれる偉人の名言を数多く紹介。
- 発言した偉人の人物像や時代背景などの詳細解説があり、名言をより深く理解できる。
【就活・転職】面接で座右の銘は、どう伝えればいい?
就活や転職活動のなかで、その人の人柄や行動規範を見るために座右の銘を聞かれることがあります。聞かれた際は、座右の銘を答えつつ、「その座右の銘を選んだ理由」と「座右の銘に関するエピソード」を伝えるのがポイントです。
また、「応募先の仕事内容に関係する座右の銘を選ぶ」といったように、伝える座右の銘の選び方にもポイントがあります。
面接の場における座右の銘の選び方、答え方(例文)について、くわしくは下記の記事で解説しているので、あわせて確認しておくといいでしょう。
この記事の執筆者

ライター・編集者
久保田 敦大
株式会社クイック
転職Hacks編集部のライター・編集者。
大手求人メディアにて求人票や転職ノウハウ記事の制作を手掛けたのち、転職Hacks編集部に参画。自身の転職経験を活かした「実践的なノウハウ記事」が強みで、企業研究から入社の手続きまで、転職活動の全体をフォローしている。
転職時に自身も感じていた「わかりにくい!」というモヤモヤを解消すべく、どこよりも分かりやすい記事づくりに日々邁進中。
