職種別の書き方を徹底解説 品質管理の志望動機の例文【7パターン】

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例文をもとに、品質管理ならではの志望動機の書き方のポイントについてお話していきます。

品質管理の志望動機、書き方のポイントとは?

品質管理の志望動機を書く際に、押さえておくべきポイントがいくつかあります。

基本的な例をもとに書き方のポイントについてお話ししていきます。

品質管理の志望動機の基本的な書き方

志望動機は、以下の流れに沿って書きましょう。

品質管理の志望動機の流れ…1.これまでの経歴と転職に至った理由→2.企業を志望した理由→3.入社してからの意気込み・ビジョン

その際、意識すべきなのは以下の3ポイントです。

  • 文章量は150~250文字程度
  • 敬語を正しく使うこと
  • ネガティブな内容は書かないこと

これらは、品質管理に限らず、志望動機を書く際には必ず押さえるべき流れとポイントです。

※志望動機の書き方について詳しくは→最速で書ける、受かる 履歴書の志望動機を書く方法と内定テク

では、品質管理の志望動機の基本的な例文を紹介します。

▼基本の例文

私は大学卒業後食品会社の営業職として5年間働いてきました。商品の魅力をアピールし、顧客を開拓していく営業職の仕事は大変やりがいがありましたが、自分が営業した商品の産地に記載ミスが置きました。

そのことをきっかけに、自分自身の手で直接安心・安全な商品の提供に関われる品質の管理の仕事をしたいという思いが強くなり、転職を決意しました。

貴社の「疑わしきは使用せず」という徹底した品質管理の姿勢や食生活を通じてお客様に価値ある体験をご提供したいという企業理念に大変魅力を感じています。

品質管理は未経験ではありますが、前職の知識や経験をクレーム対応や消費者のニーズ把握に生かしたいと考えております。いち早く貴社に貢献できるよう頑張りますので、よろしくお願いします。

品質管理の仕事と自分のスキルを関連付けよう

このような品質管理の志望動機を書く際、注意すべきポイント2つを、以下で紹介していきます。

品質管理に関わらず志望動機では、なぜその職種を志望したのかをわかりやすく述べることが大切です。

しかし、「品質管理のニーズが高まっているから」「何となく楽しそうな仕事だから」といった曖昧なものでは採用担当者の心は掴めませんし、業界への理解が浅いと捉えられてしまいます。

品質管理の仕事に対する志望度の高さをわかってもらえるように、品質管理で必要なスキルを理解していること」「自分のスキルをどう生かせるのかを述べることを意識して志望動機に含めましょう。

具体的に品質管理では、以下の能力が求められています。

  • クレーム対応能力
  • 製品の問題発見・解決能力
  • 消費者のニーズを把握できる洞察力や観察力
  • チームを円滑に作用させるコミュニケーション能力

これらのスキルは商品の質を維持し、高めることに責任感を持って取り組んでいる品質管理にとって非常に重要なものです。自分が現在持っているスキルをどのように仕事に生かせるのかを明確にし、実際の現場で働く姿をイメージしてもらえるような志望動機を作成してください。

その会社でなければならない理由を明確にしよう

志望動機作成の際のもう一つの大事なポイントは、他の会社ではなくその会社を選んだ理由を明確にすることです。

品質管理の仕事は、食品や繊維、鉄鋼など幅広い業界で行われているため、「品質管理ができればうちじゃなくても良いのでは?」と思われないように、数ある企業の中からなぜその会社を選んだかを説明することが重要です。

例えば、食品会社であれば「製造工程での独自のフードディフェンスを採用している貴社でより高度な品質管理に関わりたい」、製薬会社であれば「安全性試験評価に動物実験代替法を取り入れており、動物愛護に配慮していることで知られる貴社でならやりがいを持って働けると感じた」などが挙げられます。

まずは業界に対する理解を深めてから、志望企業の強みや特徴について学んでいきましょう。転職者の方の場合はホームページや会社説明会などで、新卒の方は先輩社員との座談会、インターンシップなどでその企業の実態について知り、説得力のある志望動機を作成してください。

品質管理の志望動機の例文〜キャリア別〜

新卒や未経験、経験者の場合は志望動機の基本のほかに、どういった点に注意すれば良いのでしょうか。

キャリア別の書き方を例文付きでお話します。

新卒者の場合

私は学生時代陸上部に所属し、中距離や駅伝に取り組んできました。中距離では自分に打ち勝つ粘り強さを、駅伝では仲間とタスキをつなぐチームプレイの大切さを学びました。

品質管理はチームワークが重視される仕事であり、貴社のOGとお会いした際「解決困難な課題にも、チームで協力して粘り強く取り組むことでさらに良い商品をお客様に提供している」と伺いました。

私も「商品への徹底したこだわり」と「同僚や他部署の方との連携」を大切にしながら仕事をしたいと考え、貴社の品質管理職を志望しました。

新卒者の場合は、自分の経験や人となりと品質管理の仕事を結びつけた志望動機を作成することが大切です。その際はエピソードを交えながら、志望動機を書くようにしましょう。

ここで挙げた粘り強さやチームワークのほかにも、「問題解決のための観察力」や「物事に臨機応変に対応する柔軟性」なども品質管理に向く人となりとして挙げられるでしょう。

自分の経験が品質管理にどう生きるか、まずは仕事について理解を深め、自己分析を進めましょう。

未経験者の場合

前職ではアパレル業界で販売・接客に関する仕事を5年間ほどしてきました。お客様と関わって商品を販売していくなかで、自分の目で製品を確認し、より良いものを提供したいという思いが強くなり、品質管理の仕事への転職を決意しました。

貴社の説明会で伺った「常にクオリティーの高い商品を提供するために、お客様のリアルな声を大事にしている」という姿勢に共感しました。

品質管理の経験はありませんが、前職で培ったお客様と向き合う姿勢を大切に、より良い商品の開発・製造に関わっていきたいです。

未経験から品質管理へ転職する場合、他業種から品質管理の仕事に転職する理由を明確にすることが重要です。これまでどんな経験をしてきて、その中でなぜ品質管理の仕事に就きたいと思ったのかが伝わる志望動機求められます。

経験者の場合

化学薬品を取り扱う工場で8年ほど品質管理職として働いてきました。キャリアを積むにつれて、さらに大勢の人の手に取っていただける製品の品質管理を手掛けたいという気持ちが年々強くなり、化学薬品業界のトップ企業である貴社への転職を決意しました。

貴社は徹底した品質管理と長年消費者から愛される製品開発で知られており、その点に非常に魅力を感じます。また、メーカーはお客様の反応がすぐに売り上げとして現れるため、これまでの品質管理職の経験を生かし、よりお客様のニーズに合った製品の提供に貢献していきたいとおります。

貴社で働かせていただくことで、「人々の暮らしに新しい価値と笑顔を」という理念の実現に貢献できるよう尽力して参ります。

品質管理経験者の方は、以下の2点を伝えることがポイントです。

  • 今までの経歴や実績
  • 品質管理職としてどのようにステップアップしたいか

経験者の場合、即戦力として活躍することが期待されているため、前職でどのような仕事をしてきたのかアピールすることが重要です。

LC(液体クロマトグラフィー)、GC/MS(ガスクロマトグラフィー)分析機器の取り扱いができる場合は、積極的にアピールすると良いでしょう。できることを具体的に伝え、会社にとって必要な人材だと思ってもらうことが大切です。

また、すでに持っている能力だけでなく、さらにスキルアップしていきたいという姿勢を打ち出すことで、採用担当者に好印象を与える志望動機を作成してください。

品質管理の志望動機の例文〜業種別〜

同じ品質管理でも、職種ごとに押さえるべきポイントは異なります。

ここでは「食品」「化学・製薬」「化粧品」業界に特化した志望動機の書き方についてお話しします。

食品会社の場合

私は貴社の○○の大ファンなのですが、変わらぬ味を口にすることができるのは徹底した品質管理のおかげだと、工場見学を通して知りました。

それ以来、食品の品質管理について学び、誰もが安心して口にできる商品の提供に関わりたいという思いが強くなりました。

大学卒業後、総務職として働いてきたため品質管理の経験はありませんが、学生時代に栄養学部で学んだ食品添加物やアレルギーの知識は、貴社の品質管理の仕事にも生かせると考えます。

総務職として培った裏方として現場を支える能力と、食品に関する知識を生かして貴社の品質管理職として、お客様の食の安全を守っていきたいです。よろしくお願いいたします。

食品会社ならではの業務に向いていることが伝わる経験を盛り込みましょう。

食品会社の品質管理では、商品の評価・改善だけでなく、生産ラインの稼働状況や原材料の消費量のチェックなど、工場全体の管理が行われており、以下のスキルが求められています。

  • 食品へのアレルギーや添加物に関する知識
  • 消費者庁の「食品表示法」に関する知識
  • 工場全体を俯瞰してみるスキル
  • 問題解決に向けたコミュニケーション能力

食品会社の品質管理は、人々の口に入る食品の製造にかかわる非常に責任の重い仕事です。仕事のスキルだけでなく、業務に対し真摯に取り組む姿勢や責任感をアピールし、あなたの仕事に対する熱意を伝えましょう。

化学・製薬会社の場合

私はMRとして、医師や医療従事者に対し商品の説明や指導、販売を行ってきました。

多くの医薬品の中から患者様や病院のニーズに合った商品を提案できる魅力的な仕事でしたが、「もっと根本的なところから商品作りに関わりたい」という思いから、品質管理の仕事を志望するようになりました。

貴社では、「信頼と挑戦の医薬で世界の人々の健康に貢献する」という理念のもと、徹底した品質管理と検査を行うことで、安心安全が保障された製品を市場に流通させています。私も学生時代に培った分析化学の知識とMRとしての経験を生かし、高品質な薬品の安定供給に貢献していきたいです。

いち早く貴社に貢献できるよう努めますので、よろしくお願いいたします。

人々の生命や健康にかかわる薬品を取り扱う化学・製薬会社は、他の企業以上に厳格な品質管理が求められます。

また以下のような化学・製薬会社ならではのスキルを1つでも身につけておけると良いでしょう。

  • 化学・製薬に関する専門的なスキル
  • 外国の原料や医薬品を取り扱うための英語力
  • 医薬品等品質管理基準(GMP)

化学・製薬会社では専門的な知識やスキルを有している人材を欲しています。あなたの能力をきちんとアピールし、会社にとって必要な人材と思われるような志望動機を作成してください。

化粧品会社の場合

前職では化粧品メーカーの販売員としてお客様に合った化粧品の提案を行ってきました。お肌にトラブルを抱えている方に接客をする機会が多かったことから、全てのお客様が安心・安全に使用できる化粧品を提供する仕事を行いたいと考えるようになり、転職を決意しました。

品質管理の仕事は未経験ですが、学生時代は理工学部に在籍し、解析装置や分析装置を取り扱う研究をしていたため、その知識が生かせるのではないかと考えております。また、私自身も肌が弱く、合わない化粧品による肌荒れに悩まされることもあったため、「全てのお客様のために、安心安全の商品を届ける」という貴社の企業理念には強く共感しております。

お客様が安心して使用でき、また生き生きと輝き続けられるよう、貴社の品質管理職として貢献していきたいです。よろしくお願いいたします。

化粧品会社の品質管理を目指す方の志望動機には、以下のポイントが含まれていると良いでしょう。

  • 化粧品に関する知識
  • 商品に対する熱い思い

化粧品会社の品質管理では製品の安全性だけでなく、においや色、容器なども常に高水準のものを提供できるようにチェックしなければいけません。

高品質な商品の安定供給が求められるため、より良いものを提供していきたいという強い思いを伝えられれば面接官からの印象も良くなります。

まとめ

品質管理は私たちの生活を支える重要な仕事です。

今回の志望動機の例文を参考に、あなたの経験を生かした志望動機を作成し、品質管理への転職を成功させてください。

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