~だから、転職決めました~ 体験談にみる転職のきっかけ
職場で嫌なことがあったとき、不満がつのるとふいに頭をよぎる「転職」の二文字。
人は何をきっかけに、どんなタイミングで転職を決断するのでしょうか。体験者の声から気になる本音を読み解いてみました。
面接での転職理由、退職理由の話し方については別記事をご参照ください。
転職のきっかけに多い理由とは
転職しようと思うきっかけは人それぞれ。ここでは転職を考えている、もしくは実際に転職した人の声を聞いてみましょう。
転職を考える動機は「3つの不満」と「人生の転機」にある
クリエイト転職が転職経験者の20~50代500人にアンケートを行ったところ、転職するきっかけで実際に多かった意見は次のようになりました。
順位 |
転職の主なきっかけ |
1位 |
給料への不満 18.9% |
2位 |
待遇への不満 16.6% |
3位 |
就業時間の不満 13.9% |
4位 |
条件の良い求人情報 13.7% |
5位 |
上司への不満 12.8% |
6位 |
仕事内容の変化 10.1% |
7位 |
誘いを受けた 8.1% |
8位 |
体調の変化・病気 7.1% |
※出典→500人アンケートみんなのホンネ 転職したい理由・きっかけ&成功体験―クリエイト転職
ランキングの上位で目立つのは「不満」というキーワード。特に「給料や待遇」「上司との人間関係」に満足していない人の割合が多いことがわかります。
また、自分自身が望まない「仕事内容の変化」も職場への不満につながっている様子。人によってはここに挙がっているきっかけを重複して抱え、思い悩んでいるケースもあり、フラストレーションを募らせ転職したいと考える人が多いようです。
では、実際にどんな体験事例があるのか見ていきましょう。
給料や待遇への不満
転職を考えるきっかけとして最も多い理由が、「給料や待遇への不満」です。自分のがんばりがある程度目に見える形で評価されないと、仕事へのモチベーションの低下につながってしまうのもうなずけます。
【事例1】残業時間オーバー分はタダ働き(営業職・31歳・女性)
広告関連の会社で働いていたころの毎月の残業時間は90時間ほど。でも会社は表向き、残業ゼロを目指す優良企業をうたっており、残業時間を正直に申告できない社内の雰囲気がありました。もちろん正しく申告したところで固定残業代をオーバーした分は支払われません。みんな上司の顔色をうかがいつつ、規定時間内の30時間に収まるようウソをついている始末。
職場環境は一向に改善されないし、体調も悪くて仕事もままならない状態になったことをきっかけに転職しました。今は派遣ですが、定時に退社できるので気が楽。自分の時間も持てるようになってうれしいです。
【事例2】まじめに働いても昇給できない(営業職・35歳・男性)
25歳のときに大手医療関連サービス会社に就職して、10年間営業をしていました。人材不足のしわ寄せで医療現場でのサポート業務が多く、残業や夜勤、休日出勤はザラ。代休すらまともに取れない過酷さです。
それなのにいくらまじめにコツコツやっていても、強く自己主張できなければ昇給できず、その年の査定で昇給しなかったことをきっかけに転職を決めました。思い切って業界を変え、生命保険会社に転職したものの、仕事が肌に合わず悩んでいます。
真摯な働きぶりでも給料が上がらない、残業代の未払い、残業時間のごまかしといった不当と思われる労働には世の中の目が厳しさを増している昨今。働き方改革を進める行政も監視を光らせています。
給料や待遇については実際に仕事をしてみないとわからないことも多く、転職したところで同じパターンに遭う可能性も。転職する前に、まずは上司や同僚に相談し、職場環境の改善を求めるのも一案です。
上司など人間関係への不満
職場は人間関係ありき。仕事を円滑に進めていくためには同僚や上司の協力や支えが不可欠です。
ところが、上司とウマが合わなかったり、同僚からいじめにあっていたりすると、途端に会社は居心地の悪い場所に。人間関係はストレスと直結しやすく、転職のきっかけとなりうる大きな要因と言えるでしょう。
【事例1】同僚から無視されるのがつらい(事務職・24歳・女性)
もともと人見知りが激しく、友達も少ないほう。職場にもなかなかなじめずにいると、ある日同僚から無視されるようになりました。
社内の重要な通達事項も私には知らされなくなり、ミスが続くように。仕事に支障が出るようになったことをきっかけに転職を考え、上司に相談したところ、相手と話し合いの場を設けてもらうことに。以前より関係は改善され、仕事に集中できるようになりました。
【事例2】手柄横取りの上司にブチ切れ(営業職・32歳・男性)
上司命令でイベントの企画・運営を何度か担当しました。イベントが大盛況に終わったときは上司の手柄になり私はまったく評価されませんでしたが、失敗したときは私のせいにされて上司から責められました。
このことをきっかけにこんな人のもとではもう働けないと見切りをつけ、今年からまったく未経験の営業職に転職し、気持ちを新たに再出発。でも今の会社の上司ともイマイチ相性が合わず困っています。
人間関係のトラブルから逃れるためには、転職してしまうのが手っ取り早いと言えます。
しかし、必ずしも相手が悪いとは限らず、自分に非があることも。自分の態度や仕事ぶりが周囲に不愉快な思いをさせていないか振り返ったり、自分から進んでコミュニケーションを取ってみるなど、転職する前に改善に向けた努力も必要です。
仕事内容への不満
希望しない部署異動などで仕事内容が変わり、転職を考える人も少なくありません。特に技術職やクリエイティブ職など、高い志や大きな憧れを抱きその職に就いた場合は思い入れも強いもの。
理想通りの仕事ができなければ失望も大きく、転職したいと思い悩むことがあります。また仕事量の多さなどに嫌気がさし、仕事内容への不満につながるケースもあります。
【事例1】部署異動でやりたい仕事を外され(技術職・33歳・男性)
大学を卒業してから憧れだった技術職の仕事に就きました。開発や研究に5年、工場で生産業務を3年担当し、それなりにキャリアはあったのですが、この春、突然営業職への人事異動を命じられました。上司の説明では、現場を熟知した人材を投入してより一層営業力の強化を図りたいとのこと。今の仕事にやりがいを感じていたのでショックで……。
妻子がいるので迷いもありましたが、同業他社の人に声をかけてもらったことをきっかけに会社を辞めてそちらに移りました。自分のスキルが活かせる場への転職は私にとって良い選択だったと思います。
【事例2】思うようにスキルアップできない(専門職・24歳・女性)
以前、地方の小さな病院に看護師として勤務していました。職員が足りず、私が一番若いという理由からPC業務、力仕事、夜勤となんでも押し付けられる日々。仕事はイヤではなかったのですが、マンネリとして最新の医療看護の知識を現場でもっと学びたい気持ちが強くなりました。
モチベーションが下がってしまい一旦休職後、首都圏に引っ越したことをきっかけに総合病院へ転職。仕事はハードですが、先輩たちのきびきびとした仕事ぶりを目の当たりにできる毎日は刺激的。研修にも行かせてもらえ、満足しています。
会社員であれば部署異動は誰しも経験しうること。人材が足りなければ仕事の負担が増えるのも仕方がないでしょう。それがどうしても意に沿わず、やりたい仕事にこだわるなら、同職種での転職に踏み切るしかありません。
けれども仕事内容の変化は捉え方次第。どんな経験も糧になると信じて、任された場所でひとまずかんばってみるのも窮地を乗り切るヒントです。
女性特有の結婚・妊娠・不妊治療
女性の場合、特有の理由が転職のきっかけになることもあります。まず1つは「結婚」です。
【事例】結婚が働き方を見直す機会に(営業職・29歳・女性)
同棲していた彼が海外赴任になり、ついてきてほしいとプロポーズされました。仕事では重要なポジションを任され始めたばかりで充実感がありましたが、悩んだ末に彼との将来を選択。退職して海外では彼を支えることに集中し、日本に帰国したのをきっかけに再び働き始めました。
今は前職の経験を活かして正社員として働いています。キャリアは中断されましたが、仕事優先だった生活を見直す良い機会にもなり、仕事が好きだということも再確認できて良かったと感じています。
とらばーゆが実施したアンケートによると、結婚がきっかけとなった転職では、結果的に満足している人とまあまあ満足している人の割合が約8割と高率を占めています。
こうしたケースでは転職時に家庭と仕事を両立できる職場を選ぶことが多く、事例のように自分の働き方を見つめ直し、待遇や働く環境に納得した上で転職することが高い満足度につながるようです。
結婚の次に多いきっかけが「妊娠」です。
【事例】何度も産休制度は取りづらく……(事務職・36歳・女性)
1人目の出産時は産休制度を利用しましたが、社員のほとんどが男性という会社で2人目となると取りづらく、育児も大変になりそうなので働き方を変えようと転職することに。
産後しばらくして保育園に空きが出たのをきっかけに事務職のパートを始めました。今の職場は同僚にママ世代が多く、悩みを相談しあったり、子どもが急病のときは仕事をカバーしあったりと助かっています。
近年は女性社員が産休制度を利用することに前向きな会社が増えましたが、それでも事例のように産休への理解が低いところもまだあります。中にはマタハラを受け、職場に居づらくなるケースもあるようです。
妊娠を理由に転職を考える場合、育児を優先できる環境が整っているか、女性の働き方に理解があるかが職場選びのポイントとなります。
また最近、少しずつ増えてきているのが「不妊治療」が転職のきっかけとなるケースです。
【事例】転職と治療のタイムリミットを痛感(専門職・39歳・女性)
現在39歳で2年前から不妊治療をしています。会社には理解を示してもらい、有給などを利用して治療を続けてきましたが、仕事をサポートしてくれる同僚に申し訳なく感じて転職を考えるようになりました。今、転職活動中です。
治療代は稼がないといけないので、それなりの給料は必要。でも40歳目前だと希望に叶う求人になかなか出合えません。面接での採用担当者の反応もシビアです。転職も不妊治療ももう少し早く決断すべきだったかも。
不妊治療は会社をたびたび早退・遅刻して通院する必要があり、また長引くほど心身へのダメージが大きく、仕事に支障をきたすことも。治療中の女性の実に9割が仕事と治療の両立に悩むというデータもあります。
※参考→不妊治療中の女性9割が悩む「仕事との両立」―東洋経済オンライン
治療の中心となる世代は30~40代で正社員ならバリバリ働き、キャリア形成に大事な時期。一方で年齢を重ねるほど希望通りの転職は難しくなります。転職活動を始める前に夫婦でよく話し合って、人生プランを見直すことが先決かもしれません。
働き盛りでも転職がよぎる介護の壁
高齢化社会に加速がかかり、介護と仕事の両立が難しい時代になりました。特に近年は子世代にのしかかる親介護の問題が深刻化。
妻にだけ負担をかけるのは申し訳ないと、働き盛りの男性が時間に融通の利く職場に転職して夫婦で介護を分担したり、遠方に住む親を介護するためにUターンを余儀なくされるケースも。いわゆる「介護離職」が増えています。
【事例】田舎で介護を始めたものの転職先がない(フリーター・46歳・男性)
離れて暮らす両親がどちらも要介護になったことをきっかけに、仕事を辞めて妻と一緒に実家に帰ることになりました。
しかし実家があるのは田舎の山間部で、仕事といえば農業が主。近くに働ける会社などなく、ひとまず工事現場の交通誘導員のアルバイトでつないでいます。収入は激減。この先もずっとフリーターのままかもと考えると心配でたまりません。
親のために子ができることをしたいと願うのは自然なこと。しかし介護は先が見えず、収入が不安定になると精神的にも不安が募ります。現実的にある程度の年齢では経験を活かして働ける仕事を見つけることは難しく、前職以上の給料を得ることは困難になりがちです。
介護は自分たちだけでどうにかしようと思うのではなく、民間の介護サービスや介護保険制度などをうまく利用することも考え、経済的な基盤は揺るがないようにすべきでしょう。
世代別にみる後悔しない転職のタイミング
「転職する!」と心に決めても、情報収集や面接など活動には時間がかかります。どのくらいの時期がいいのか見極めて、早めに動きたいところ。世代別に探ってみると、今の自分にとってベストなタイミングが見えてきそうです。
世代別 転職のきっかけ
世代によって転職を考える理由は異なります。転職すべきかどうか、一番悩むのは20~30代ではないでしょうか。
リブセンスが行ったアンケート調査で、転職経験のある20代にみる上位の転職理由は以下の通りです。
順位 |
20代の転職理由 |
1位 |
残業が多い・休日が少ない 19% |
2位 |
ほかにやりたい仕事があった 18.4% |
3位 |
給与に不満があった 17.8% |
4位 |
会社の将来性が不安だった 16.1% |
※出典→20代の転職理由と満足度リブセンスのアンケート調査結果について解説-転職活動の歩き方
20代の1位「残業が多い・休日が少ない」と僅差なのが2位の「ほかにやりたい仕事があった」という理由。学生時代の就活がうまくいかず妥協して就職を決めた人は、本当にやりたかった仕事に未練があるようです。
20代のうちは職種を変えて一からやり直すことが可能で、転職のチャンスも多く転がっています。ただ、やりたかったことにこだわりすぎると次の事例のように予想外の厳しい現実に直面することも。
【事例】憧れの職種に転職で即挫折(事務職・26歳・男性)
学生時代は新聞記者を目指して就活しましたがどこも落ちてしまい、唯一内定がもらえた専門誌の出版社へ就職しました。でもこの出版社の仕事に興味はゼロ。最初から1年で辞めるつもりで適当に仕事をこなしました。
引き続き新聞社の試験や面接を受け続け、予定通り1年後に大手新聞社へ転職できたのですが、新聞記者の仕事は激務すぎてすぐに体調を崩し2年で退職するはめに。結局この仕事は自分に向いていないと痛感。履歴書を書くにも実績がないため再就職に苦労しましたが、なんとか食品メーカーの広報室に転職できてほっとしています。
それでは30代ではどうでしょう。上記とは異なる調査ですが、リクナビNEXTの調査では、次のような意見が挙がっています。
順位 |
30代(前半)の転職理由 |
1位 |
自分の成長のため 18.9% |
2位 |
会社の将来性が不安 18.8% |
3位 |
給与・待遇に不満 18.6% |
4位 |
仕事内容への不満 15.7% |
※出典→30代前半の転職って、有利?不利?-リクナビNEXT
30代の意見を見ると、1位から3位までほぼ同率ですが、注目すべきは2位「会社の将来性が不安」という理由。30代は自分の家庭を築き、家族の安定した暮らしのために腰を据えて仕事をしたい世代。また、今の会社でどうすれば重要なポストまで上り詰められるかを考えるときでもあります。
冷静に会社の将来性を分析してみて不安がよぎると、早いうちに見切りをつけ行動に移したほうがいいと判断する人もいるようです。
【事例】早めに見切りをつけて正解(技術職・35歳・男性)
高校を卒業して約10年間、建設関係の会社で働いていました。海外の安い労働力に押され年々仕事が減り、少しずつ減給されているのを不安に思い転職。28歳でまだ若かったことと経験を買われ、同じ土木系企業に即採用してもらえました。
その後、3年経って前の会社は倒産。あのころは良い先輩に恵まれて楽しく仕事ができていたので迷いもありましたが、早めに決断して良かったと思っています。
20代なら未経験職種への転職も可能
20代はまだまだ自分で今後の人生を自由に色づけできる世代。一度や二度転んだところでやり直しもききます。
とはいえ、転職を安易にとらえず前職での教訓を生かし、転職後に後悔しないよう十分リサーチをしてから挑みましょう。働くことに迷いがあれば自分を自己分析し直し、本当にやりたい仕事を再確認する準備期間を設けてもいいかもしれません。
【成功例】
●アパレルの販売員として働いていたが、夢をあきらめきれず社会人枠で看護大学へ。今は看護師になり給料もアップ!(28歳・女性)
●華やかさに憧れ美容部員になったものの、ノルマが厳しい世界だと知り挫折。安定性に魅力を感じ、試験を受け公務員に転職した(26歳・女性)
【失敗例】
●内定をもらった会社にとりあえず新卒で入社したが、上司と相性が悪く半年で退職。転職するにも経験不足で苦戦中(24歳・男性)
●大企業のほうが安定しているに違いないと中小企業から転職。しかし入社後すぐに会社が外資系企業に吸収合併され、より一層不安定に(29歳・男性)
30代は同業への転職でキャリアアップ
30代での転職でカギとなるのは前職で身に付けたスキルや実績。これらをうまく生かして同業種に転職するのが最もスムーズで手堅いでしょう。転職先でキャリアアップができれば昇給も期待できます。
しかし30代も後半に差し掛かると転職は一転不利に。業種によっては35歳がギリギリのラインというところも。特に未経験・異業種への転職は難しいと考えてください。
【成功例】
●薬剤メーカーの営業職が向いていないと感じ、医療関係の動画を製作する会社へ転職。知識を生かせる上にクリエイティブな技術が身に付き、やりがいを感じている(31歳・男性)
●会社が倒産し、仕方なく転職。前職が事務職で同職種を希望し、すんなりと仕事にも慣れることができた(33歳・男性)
【失敗例】
●ベンチャーで新たに経験を積みたいと転職活動をしたが、第二新卒レベルの若手の採用を優先するところが大半。業界未経験の38歳では無理とあきらめた(38歳・男性)
●現職よりもっと自分に向いている天職があるはずと理想を抱き、40歳まで転職活動を繰り返した。あがいたけれど結局、今の仕事が一番という結論に(39歳・男性)
40代以降は本当に転職すべきか熟慮を
40~50代は世間から見ればビジネスパーソンとして一番脂が乗っているときですが、率直に述べて転職はリスク大。経験を活かせる職種で待遇も同等で…と高望みするほど門戸は狭くなります。
たとえ転職できたとしても新しい会社が合わなかった場合、引き返すことが困難です。転職したい場合はこれまでの人脈で転職先を探す、専門職の求人を扱う転職エージェントにサポートしてもらうなど、工夫が必要になります。
【成功例】
●40歳を過ぎたとき、人生をリセットしてみたくなり教員採用試験を受験。2度落ちてようやく昨年合格できた。今では毎日が新鮮で充実している(49歳・男性)
【失敗例】
●新事業を始めるので君の能力が必要と辞めた先輩に誘われ転職。でもうまく軌道に乗らず年収がぐんと減ってしまった(51歳・男性)
●45歳で心機一転と未経験職種へチャレンジ。なんとか転職できたものの上司が年下。プライドが邪魔してやりづらい(46歳・男性)
まとめ
多くの体験談を見てきましたが、いかがでしたか。
転職のきっかけやタイミングは十人十色で正解はありませんが、一時の気の迷いだけで安易に転職を決めるのはNG。辞めて後悔しない理由なのか、転職が自分にとって本当に最善の方法なのか、よく考えてから行動に移しましょう。