ワークショップ
内容
ワークショップ(workshop)とは、もともとは作業場や工房を意味していましたが、現在は一般的に「体験型の講座」を指します。「体験型の講座」の意味でのワークショップは、問題解決やトレーニングの手法の一つです。一方的な技術や知識の伝達ではなく、参加者が自分から参加・体験することで、グループの相互作用の中で何かを学びあったり創り出したりする、双方向的な学びと創造の形とされています。 近年では、ワークショップは企業研修や住民参加型まちづくりなどにおける合意形成の手法としてや、ヨガ教室などの体験セミナーとして活用されています。ファシリテーターと呼ばれる司会・進行役の人が、参加者が自発的に作業する環境を整え、参加者全員が体験するものとして運営されることが一般的です。ワークショップの効果として期待されているものに、参加者同士の体験共有、ブレインストーミング、創造表現、意見集約などの他、参加者同士のコミュニケーションを深めることなどがあげられます。