内定
内容
新卒者にとっての内定と、転職者にとっての内定とは、やや異なります。新卒に対する内定であれば「次年度からその会社で働いてほしい」という意志表示であり、倫理憲章上は10月までは正式内定ではなく、内々定となります。
それに対して転職の場合には内定と内々定との差はなく、内定の時点で「あなたを正式に雇用することを約束します」という意味になります。
また内定辞退とは、企業側が内定通知を出し、本人も一度承諾した後で、転職希望者本人の都合で取り消すことを言います。憲法第22条によって職業選択の自由が定められていて就職の自由が優先されるため、内定辞退には通常問題はありません。しかし入社直前に内定辞退した場合において、本人のために行った入社前研修や本人のために準備した備品などがある際には、損害賠償を求められる可能性もあります。