Web履歴書への貼り方も解説 履歴書の写真データを用意する方法
履歴書をメールに添付して提出するときや、写真を焼き増ししたりするときに使える「履歴書の写真データ」。
ここでは写真データの用意の仕方と、履歴書をPC作成する際に貼り付ける方法を紹介。写真データを印刷する方法も解説します。
履歴書に使う写真データの用意の仕方
転職活動や就職活動の履歴書に使う、写真データを用意できる場所3選を紹介します。
スピード写真機…データがもらえる機種で撮影
手軽に撮影できるスピード写真機でも、履歴書用の写真データが入手可能です。コンビニや書店、駅の近くにあり、短時間・低価格で撮影できます。
DNPの「Ki-Re-i」という機種と、富士フイルムの「SmaFace!」という機能がついている機種が対応しており、いずれもスマートフォン(スマホ)に写真データを送れます。
撮影時にスマホにデータ保存できるコースを選択しましょう。
※最寄りのスピード写真機を探す場合は→「証明写真」マップ|ロケスマ
写真館…データつきのプランで撮影
写真館で証明写真を撮影してデータをもらう方法が、一番きれいな仕上がりになります。
写真館には、写真データつきの撮影プランがあるところと、写真撮影のみの撮影プランに追加料金を払えば写真データがもらえるところがあります。
「写真館で撮影する時間がない」「証明写真にあまりお金をかけたくない」という人には、カメラのキタムラの撮影プランがおすすめ。証明写真スタンダード仕上げ(4枚)+WEB申請用データ加工のオプションなら、最短10分で仕上がり、合計3,080円(税込)です。
※2022年9月時点
アプリ…背景がきれいで明るい自室で撮影
証明写真アプリもスマホにデータを保存することが可能です。撮影する際は、背景に余計なものが映らない場所で撮影しましょう。
自撮りをすると不自然な仕上がりになってしまったり、スーツやワイシャツが乱れてしまったりするので、だれかに撮影してもらうのがおすすめです。
無料のアプリが多いですが、中には有料のものもあります。
コラム:スキャンしてデータを作るのは基本NG
プリンターで証明写真をスキャンしてデータ化するのはおすすめできません。
スキャンしたデータは、コピー機によって写真専用紙に印刷できなかったり、手元の証明写真よりも大きく印刷されたりすることがあります。また、スキャンがうまくいかずに写真が傾いたり、画質が悪くなったりすることも。
見栄えによっては採用担当者からの心証を損ねる可能性もゼロではないため、写真をスキャンしてデータにするのは最終手段と認識しておきましょう。
履歴書に写真データを貼り付ける方法
履歴書に写真データを貼り付ける方法をステップ仕立てで紹介します。Web履歴書にふさわしい画像サイズも解説します。
これから履歴書を作成する人は、下記の記事からテンプレートをダウンロードしてください。
写真データの貼り付け方
Wordファイルの履歴書テンプレートに写真を貼る方法を、5ステップで説明します。
1「挿入」を選択して、「画像」をクリック
2写真データを選択して「挿入」をクリック
3「図ツール」の「書式」の「文字列の折り返し」を選択して「前面」をクリック
4貼りつけたい位置に写真を移動させて、サイズを調整
履歴書の写真サイズ(縦40mm×横30mm)に合わせて大きさを調整しましょう。
写真の縦横比が合わない場合は、トリミング機能を使うと調整できます。
5位置を調整して完成
データがうまく貼れない場合は?
WordやExcel形式の履歴書のテンプレートには「証明写真を貼る位置」などと書かれた貼り付け欄があり、長方形の図形オブジェクトが置かれています。
そのせいで証明写真のデータがうまく貼れなかったり、位置がずれてしまったりすることがあります。その場合、その図形の枠線を右クリックして「切り取り」を選択して削除してください。
その後、証明写真のデータをバランスの良い位置に調整しましょう。
写真データのサイズ
履歴書に貼る写真データのサイズは縦40mm×横30mmが基本。
Webエントリーで証明写真をアップロードするときの写真サイズは、下記が一般的です。
- 縦560ピクセル×横420ピクセル
- 縦600ピクセル×横450ピクセル
どちらも縦横比が4:3で、履歴書に貼り付ける証明写真の比率と同じです。
コラム:写真を貼り付けられたらメールで送ろう
履歴書に証明写真を貼り付けたら完成間近です。メールで送る際は、採用担当者が一目見てわかるように、データの形式やファイル名を整えましょう。
下記の記事には、3つのポイントのくわしい解説やコピペして使えるメール例文を紹介しています。履歴書をメールで提出する人はぜひチェックしてください。
【郵送・手渡しの場合】写真データを印刷する方法
写真データは専用紙に印刷する
履歴書を郵送で企業に送ったり、面接に直接持参したりする場合は、写真データを写真専用紙に印刷したものを、手元の履歴書に貼り付けましょう。
PC作成する場合、履歴書にデータを貼り付けた上で印刷するのはNGです。
※写真館の中には、写真データが手元になくても、現像された写真をもとに複製(焼き増し)してくれるところもあります。
ここからは、コンビニのマルチプリンターで印刷する場合と自宅のプリンターで印刷する場合、それぞれのポイントを解説します。
コンビニで印刷する場合
コンビニのマルチプリンターを利用する場合、専用アプリやサイトに写真データをアップロードすれば、簡単に印刷できます。USBで直接データを持ち込んで印刷することも可能です。
くわしくは店舗のマルチコピー機の操作に従って印刷してください。
〈コンビニ各社のプリントサービス〉
- セブンイレブン(200円)…ネットプリント
- ファミリーマート・ローソン(200円)…PrintSmash
自宅で印刷する場合
自宅で印刷する場合は、普通紙ではなく、写真用紙や光沢紙を用意しましょう。用紙のサイズはL版がおすすめです。
印刷する際、証明写真のサイズは縦40mm×横30mmに設定します。
写真撮影の前にポイントを押さえておこう
これから証明写真を撮影する人は、基本ルールを押さえておきましょう。
下記の記事では、撮影時の身だしなみのポイントを男女別に解説しています。きれいに撮れるコツやおすすめの撮影場所も紹介しているので、ぜひチェックしてください。