履歴書写真 落ちない撮り方丸わかり

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履歴書写真

履歴書の中でも真っ先に目に入る部分でありながら、実は応募書類で最も落とし穴が多いと言われている写真。どんなに良い内容が書かれた履歴書も、貼られた写真が良くないとあっさり不採用になってしまう…それほど履歴書の写真は重要です。

サイズから髪型、服装まで、正しいルールと好印象を与えるポイントを押さえ、受かる写真を目指しましょう。

【目次】
1.履歴書写真 押さえておきたい4つのルール
2.【男性/女性/バイト】履歴書写真にふさわしい服装・髪型・メイク
3.よくある履歴書写真のNG例と対処法
4.時間がない人必見!スピード写真でキレイに取る方法
5.【提出前に再確認】好印象な履歴書写真10のチェックポイント

1.履歴書写真 押さえておきたい4つのルール

(1)サイズは縦4センチ×横3センチ

ほとんどの履歴書の写真貼付枠は、縦4センチ×横3センチで作成されています。写真の裏には氏名を記入するのも忘れずに。

(2)撮影3ヶ月以内で「無帽・カメラ目線」もの

履歴書に貼る写真は、撮影から3カ月以内のものを使います。髪型の変化や体重の増減で顔の印象が変わっていたら撮り直したほうがいいでしょう。

「本人とわかる写真」でなければいけませんから、帽子やサングラスの着用はNG。目線もカメラ目線が鉄則です。

(3)ブルー(水色)または白

最近の証明写真は背景色も好きな色を選べるようになりましたが、履歴書の写真はブルー(水色)や白、グレーが無難。ブルーは顔色がよく見え、印象を引き立てる効果があります。白はシンプルで清潔な印象ですが、シャツと同化してしまうデメリットもありますので、薄いグレーを選ぶのも手です。

(4)写真館で撮影が望ましい

写真館の場合、プリントに2~3日かかるところもありますが、その場(10~30分程度)で受け取れる即日仕上げのところも少なくありません。クオリティの高さはもちろん、自然な笑顔を引き出し、美しい姿勢で撮影してくれるほか、顔色や肌荒れなどの修正(レタッチ)も行ってくれます。料金の相場は2000~3000円ほどです。

2.【男性/女性/バイト】履歴書の写真にふさわしい服装・髪型・メイク

社会人の履歴書はスーツが基本。面接に行く時の服装や髪型をイメージするといいでしょう。

【男性編】スーツは黒か紺 白シャツに派手すぎないネクタイで

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■服装
黒または紺のスーツに白い無地のシャツ。ネクタイは派手すぎないものを。シャツのボタンはきちんと上まで留め、ネクタイもしっかりと締めます。ボタンダウンシャツはカジュアルな印象のためNGです。

■髪型
ほどよい短髪で、ワックスなどを使って自然にまとめます。寝グセはもちろん、立たせすぎ・固めすぎもNGです。

 

【女性編】黒か紺のスーツに白いブラウスが基本

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■服装
黒か紺のスーツが基本。インナーは白いブラウスか、胸元が開きすぎないシンプルなデザインのカットソーを。ネックレスなどのアクセサリーは外します。

■髪型
表情が分かるように、前髪が目や眉にかからないように分けるか横に流し、サイドが長ければ後ろに流すか1つに結びます。ジャケットの襟を覆ってしまうようであれば、これも後ろに流すか1つに結びましょう。

■メイク

清潔感と血色の良さがポイント。ほんのりピンクのリップやチークで顔色よく見せましょう。
強い色は避け、濃いマスカラやアイライナーを使うのもNGです。

 

【バイト・パート編】勤務時の服装にあわせて

■服装
(良い例)バイト・パートの履歴書用写真
勤務時の服装にあわせるのが基本。スーツでの勤務となる場合はスーツ、私服の場合は私服でOKです。

私服の場合、襟付きのシンプルなシャツ、またはその上にジャケットやカーディガンを羽織るのがベター。派手なデザインのものや、露出が多いもの、タンクトップのようなラフ過ぎる服装は避けましょう。

■髪型
(悪い例)バイト・パートの履歴書用写真
髪型、髪色ともナチュラルが基本。前髪は目や眉にかからないようにします。

■メイク
ナチュラルメイクを心がけます。

3.よくある履歴書写真のNG例と対処法

髪型のNG例

×前髪が目や眉にかかっている
(悪い例)履歴書用写真の髪型・前髪が目や眉にかかる

○前髪を分ける・流す

第一印象を大きく左右する目。隠れていては暗い印象を与えてしまいます。前髪が目や眉にかかるようなら分けるか横に流しましょう。

×髪の毛でジャケットやブラウスの襟が隠れている

(悪い例)履歴書用写真の髪型・前身頃が隠れる
○髪を後ろに流すか1つに結ぶ

ジャケットの襟を覆ってしまう髪型はNGです。襟に掛かってしまうくらい髪が長い場合は、後ろに流すか結んでスッキリさせること。

×寝ぐせや無造作ヘア

(悪い例)履歴書用写真の髪型・無造作ヘア
○クシの通った自然な髪型に

ボサボサ髪や寝ぐせはNG。はねたところはしっかりおさえ、クシの通った自然な髪型で写りましょう。無造作ヘアも写真にはボサボサに写る可能性が高いので避けたほうが無難です。

×ガチガチ、ツンツンに固めすぎ

(悪い例)履歴書用写真の髪型・ハードな髪型
○固めすぎないナチュラルヘアに

整髪料で清潔感あるセットを心がけた短髪の男性が陥りがちなのが、ツンツンに立たせ、ガチガチに固めたヘアスタイル。ナチュラルなセットを心がけましょう。

表情のNG例

×上目遣い、見下すような視線

(悪い例・3パターン)履歴書用写真の表情・男性
○軽くあごを引き、まっすぐ前を見て

あごが上がっているのは相手を見下すような印象を与えるためNG。かといって引きすぎも上目遣いとなり、なんだか睨んでいるような印象に。

あごは軽く引いて、まっすぐ前を向き、黒目がしっかり見える位置を意識しましょう。

×無表情、口が「へ」の字

(悪い例・3パターン)履歴書用写真の表情・女性
○口角を上げ、歯を見せない程度に微笑む

無表情の写真は、とっつきにくそうな印象を与えてしまいます。

口角を上げ、歯を見せない程度の微笑みを作りましょう。事前に鏡の前で練習しておくといいでしょう。

 

歯を見せて笑うのは原則NGです(放送業界やCAなど、一部の業種・職種ではOKな場合もあり)。
(悪い例)履歴書用写真の表情・歯を見せて笑う女性

姿勢のNG例

×猫背になっている

○背筋をピンと伸ばし、胸を張る

普段猫背の人は、背筋を伸ばしているつもりでも丸まってしまっていることがあります。思いっきり背筋を伸ばし、両肩を開くイメージで胸を張りましょう。

×片方の肩が上がっている

(悪い例)肩の高さが合っていない履歴書用写真

○まっすぐに揃えるか、思い切って身体の向きを斜めに

自分ではまっすぐにしているつもりでも、左右の肩の高さが揃わないということも。意識し ても直らないこともあるので、写真館で撮ってもらう場合はカメラマンの指示に従いましょう。

どうしてもうまくまっすぐにできないときは、顔を正面に向けたまま、首から下を少し斜めにすると自然な写真になります。

×顔が正面を向いていない

○必ず両方の耳が見える程度で

顔の向きは原則が基本。両耳が見えるようにしましょう。

服装のNG例

×ネクタイが曲がっている・緩んでいる

(悪い例)ネクタイが曲がっている履歴書用の写真

○まっすぐにした上でズレないようにネクタイピンで固定

案外気づきにくいのがネクタイの曲がりや緩み。だらしない印象を与えないよう、シャツのボタンを一番上まできちんと留め、ネクタイはディンプル(結び目の下のくぼみ)が中央にくるよう意識します。形を整えたら、ズレないようにネクタイピンで固定しておくと安心です。

 

×襟が曲がっている・立っている

(悪い例)襟が立っている履歴書用写真の首元

○まっすぐに直す

シャツの襟がジャケットに引っかかって立ってしまったり、ジャケットの襟の後ろがよじれたり立ったりしていないか注意。スキッパータイプのブラウスを着た女性は、左右で開襟の幅や角度がずれていないかにも意識を。動くとずれてしまうので、撮影直前に再確認しましょう。

4.時間がない人必見!スピード写真でキレイに取る方法

履歴書の写真は写真館で撮るのが望ましいですが、時間がなくスピード写真を利用する人のために、スピード写真でもキレイに撮れる方法をご紹介します。

白いシャツに黒いジャケットで

スピード写真は写真館に比べて照明が弱いのが難点。メリハリある写真にするため、ジャケットは黒、シャツは白を選びましょう。

膝の上に白い紙やハンカチを広げる

これもスピード写真の弱点である照明の暗さをカバーするためのもの。レフ板がわりに久の上に白い紙やハンカチを広げておくと、上からの光を反射して顔に影ができるのを防ぎます。目の下のクマを隠したい人にもオススメです。

カメラのあるガラスを乾いた布で拭く

正面にあるカメラの入ったガラス部分は、指紋や手垢で汚れている可能性があります。撮影前にメガネ拭きのような柔らかい布で拭いておきましょう。拭いた跡がつくためウェットティッシュはNGです。

椅子はほんの少し高めに調整

スピード写真を撮るときの目の高さを表したイラスト

椅子の高さは、背筋を伸ばして座った状態でカメラが目線の少し下に来る位置に調整します。あごを引いてカメラをまっすぐ見れば、見下ろすでもなく上目遣いでもない、ちょうどいい視線になります。

最寄りの証明写真機を探したい場合は…

→各機種の設置場所を探せるサイト「証明写真MAP

5.【提出前に再確認】好印象な履歴書写真10のチェックポイント

さいごに、好印象を与える履歴書写真のポイントをまとめました。提出前に再確認しましょう。

1.前髪が目や眉に掛かっていない
2.顔は真正面を向いている
3.あごが上がっていない
4.上目遣いになっていない
5.口元は微笑んでいる
6.額や鼻筋が皮脂でテカっていない
7.左右の肩の高さはそろっている
8.ネクタイや襟が乱れていない
9.髪の毛でジャケットやブラウスの襟が隠れていない
10.背筋が伸びている

新卒・中途採用で年間1万人以上の応募があるというある上場企業の人事担当者によれば、「色合いが悪い・暗い写真」や「表情が暗い・人相が悪い写真」だと、履歴書にどんなにいい内容が書かれていても採用をためらうことがあるといいます。

履歴書の写真は、面接に進めるか否かを決める大切な要素。いい写真で「感じの良い仕事がデキる人」と思わせたいですね。

更新日:2018年1月18日
(公開日:2015年3月30日)