回数が増える・減る理由 面接回数の平均と転職活動のコツ

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面接回数は企業によってさまざまですが、「この企業は面接が多い(少ない)のではないか」と疑問に思うこともありますよね。

この記事では、面接の平均回数や各面接のポイント、途中で回数が増えたり減ったりする理由について解説していきます。

転職での面接回数の平均は2~3回が一般的

転職活動の場合、ひとつの企業で行われる面接の回数はだいたい2~3回です。

基本的には、一次面接・二次面接・最終面接の流れであることが多く、一次面接と最終面接の間に何度面接を行うかによって回数が変わります。

回数が多いのは人物像のミスマッチを防ぐため 

面接の回数が多くなる一番の理由は、多くの社員が面接を行うことで、企業側が求めている人物像のミスマッチを防ぐためです。

入社後に「欲しい人材ではなかった」という事態に陥らないために、さまざまな立場の社員が面接者の評価を行います。

金融関係や営業職は回数が多い傾向

金融関係や営業職の面接回数は平均より多く、3~4回と言われています。その理由は、人間性を慎重に見極めるためです。

社外で自社や顧客のお金を扱ったり人と接したりする職種であり、顧客との信頼の元に成り立つ仕事のため、顧客側に損失を出すようなミスや問題が起こると会社の信用や存続に関わります。とくに金融関係や営業職のスキルは個人の資質によるところも大きいため、複数の面接官が多角的な視点で判断するために、回数も多くなる傾向にあるようです。

医療系や技術職は回数が少ない傾向

医療系や技術職の面接回数は比較的少なく、1~2回の企業も多いとされています。その理由は、書類選考の時点で、ある程度仕事をこなせるかどうかについてふるいをかけることができるためです。

資格や技術が必要な職種の場合、書類選考で経歴を見ればある程度スキルを判断できます。そのため、面接での評価項目が減り、面接の回数が少なくて済むようです。

面接回数が多い・少ない場合のメリットとデメリット

面接の回数は、多くても少なくても応募者にとってメリット・デメリットがあります。

それぞれを把握し、注意して選考に臨みましょう。

面接回数が多いときのメリット・デメリット

面接回数が多い場合のメリットは、たくさんの社員や役員と会うことができることです。ただし、複数回行われる面接では前回と違うエピソードを求められることもあるので、一貫した人物像を伝えながらも、別の話ができるように準備しておくと良いでしょう。

面接回数が多い場合のデメリットは、時間の都合がつけにくいところです。特に複数の企業に応募している際は面接日が重なることもあるので、スケジュール管理には気を付けましょう。

面接回数が少ないときのメリット・デメリット

面接回数が少ない場合のメリットは、選考の期間が短いところです。選考期間が短いと採否の結果がすぐにでますが、内定がでなかった場合でも気持ちを切り替えられるよう心の準備をしておきましょう。もちろん、合格だった場合の準備も必要です。

面接回数が少ない場合のデメリットは、自己PRの機会が限られるところです。限られた日数や時間内で面接を行うので、自己PRが不十分にならないよう、端的にわかりやすく伝えることを意識しましょう。

コラム:新卒の面接回数は3回以上が一般的

新卒のように、技術やスキルを持っていない未経験者の場合、面接回数は多くなる傾向にあり、少なくとも3回はあることが多いです。

中途採用のような即戦力が期待できない代わりに、仕事に対する向上心や意欲を重要視して、それを見極めるために面接が多くなります。

面接回数は面接官の評価でも変わる 

面接の回数は基本的に企業・ポジションごとに決まっているものですが、選考の途中で面接官の判断により、面接回数が増えたり減ったりすることもあります。その理由を解説します。

回数が増えるのは、再検討したいため

面接官が評価をする際に再検討したい点が出てくると、「もう一度面接者に会って判断したい」と回数が増えることがあります。回数が増えるのは、正しい評価をしたいという会社側の意思表示と言えます。

再検討が必要になるのは、例えば、キャリアは申し分ないが企業理解について疑問があるケースなどです。「一緒に働く現場の者にも会ってみてほしい」などと言われ、別の面接官と会うことになるケースが多いようです。

回数が減るのは、すぐにでも採用したいから

面接者の能力が高く、他の会社にとられる前に採用したいと評価された場合、面接官の判断で面接の回数が少なくなることもあります。場合によっては、本来は別々に行う二次面接と最終面接を同時に済ませるため、部長クラスと社長クラスが一度に面接を行うことも。

そういった場面があったとしても、採用の返答をもったいぶるなど、相手に失礼な態度はもちろんNGです。

【段階別】面接官に見られるポイント

一次面接から最終面接まで、それぞれの段階によって面接で見られるポイントは変わります。

面接回数が多いときは、それぞれが評価する項目を知っておくことで面接での質問対策にもなるため、不安のある人はチェックしておきましょう。

一次面接の人事担当者には、人間性を見られる 

一次面接は主に人事担当者が面接官であることが多く、会社に相応しい人材であるかを見られます。

採用に関わる仕事をしている人事は、人物像やビジネスマナーなどの人を見るプロです。採用の最終決定権はありませんが、最低限クリアしてほしい基準を評価する立場なので、気を緩めずに面接に挑みましょう。

とくに身だしなみや社会人としてのマナーを守ることが大切です。

※相手に好印象を与える自己紹介の方法について、詳しくは→『面接官の心をつかむ自己紹介

二次面接の現場責任者には、やる気やポテンシャルを見られる

二次面接ではやる気やポテンシャルを評価するために、現場責任者による面接が行われる場合が多いです。担当者は直属の上司となる可能性が高く、現場で働くことのできる人物であるかどうかの判断をなされます。そのため、この二次面接が一番ハードルの高いステップであり、回数が増える可能性のある面接といえるでしょう。

二次面接を成功させるには、職務経験や自己PRに関しての質問にうまく答える必要があります。また、業務に関する逆質問をすることで、企業のことをどれだけ勉強してきたかアピールすることにもつながるので、積極的に質問するようにしましょう。

※面接のよくある質問と回答例について、詳しくは→『【例文あり】面接の質問&回答例まとめ

なお、現場責任者が行う面接では、スキルや経験だけでなく、同じ仕事をする仲間と馴染める人物かどうかも重要です。社風に合うかどうかは、採用された場合の働き方にも関わってくるので、背伸びしすぎず偽りのない自分で受け答えをするように気を付けましょう。

最終面接の役員や社長には、経営理念に合うかを見られる 

役員や社長による最終面接では、会社の目指す目標に共感できるかどうか、経営理念に合う人間性を持つ人物であるかをチェックされています。そのため、コーポレートサイトや企業説明会でもらった会社案内などの資料にはしっかり目を通しておきましょう。

会社によっては、最終面接は顔合わせだけでほぼ100%合格が決まっている場合もあるようです。

※最終面接について、詳しくは→『最終面接で印象アップ!社長・役員に聞く質問集

小さな会社では社長による面接1回のみという場合も

零細企業のような人数の少ない会社では、社長だけで面接を行う最終面接1回だけという選考方法も多くあります。その場合は、限られた時間内で評価をしてもらうためにも、自ら積極的に質問するなどして自己PRをしていくことが大切です。

まとめ

面接回数は中途採用で2~3回、新卒では3回以上が一般的です。

 面接官の評価や企業の規模によっても面接の回数は増減します。回数が多くても少なくても、機会を最大限に生かして自分の評価を上げられるような転職・就職活動を試みましょう。

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