ポイント＆サンプル付き 「不動産営業」の職務経歴書の書き方
職務経歴書に書くべき内容は、職種によって異なります。
このページでは不動産営業に絞って、職務経歴書のポイントや、ダウンロードして使える例文サンプルをご紹介します。
不動産営業の職務経歴書で盛り込みたい内容
不動産営業としての経歴・実力を効果的に伝えるためには、職務経歴書に下記の5つの情報を含めることが重要です。
職務経歴書の中でも特に【職務要約】【職務内容】【自己PR】を記入する際、これらの情報を意識するようにしてください。
それぞれ具体的にどのような情報を書けばいいか、下記で詳しく見ていきましょう。
1.何を（商材）
- 賃貸/売買、住宅/オフィス/商業施設など
- 担当件数
- 担当エリア
あなたがどれくらいの規模の商材を扱ってきたのかをイメージしてもらうための情報です。採用担当は、あなたと応募先の業務内容との相性を商材の面から判断しやすくなります。
2.誰に（顧客）
- 担当顧客：新規/既存、個人/法人など
- 個人の場合：顧客数、顧客の属性（地主、経営者、個人事業主、一般のサラリーマンなど）
- 法人の場合：会社数、会社名、従業員規模
どのような個人・企業を顧客として営業活動をしていたのかを伝えるための情報です。営業活動の規模感や商談・提案の様子をイメージしてもらいやすくなります。
法人営業の場合は、企業の業界や規模などをなるべく詳しく記載しましょう。
3.どんな手法で
- 営業スタイル（新規：電話・飛び込み、ポスティングなど。既存：定期的な情報提供、アフターフォローなど）
- 業務内容（物件紹介、商談、見積もり作成、契約手続きなど）
どのような営業スタイルで仕事をしていたのかをイメージしてもらうための情報です。具体的な業務内容も記載することで、応募先企業の営業方針・業務対応範囲との相性を比較しやすくなります。
4.どれだけの実績・成果を挙げたか
- 年間の成約件数
- 社内営業成績
- 予算達成率
- 課題やその解決プロセス、結果
営業スタッフとしてどれほどの実績・成果をあげてきたのか伝えるための情報です。わかりやすく伝わるように、具体的な数値も記入してください。
数値実績の記載が難しい場合は、顧客が抱えている課題に対してどのようなプロセスで解決したか、その結果顧客からどのような評価を受けたかなど、定性的な形で示すと伝わりやすくなります。
5.どのような工夫をしたか
【4】の説得力を上げるために、業務の中で工夫した点、意識したことを伝える情報です。「自分ならでは」の独自の工夫点があると、採用担当者はあなたの能力や仕事に対する姿勢を判断しやすくなります。
〈工夫の具体例〉
- 優良な土地や物件の情報を他社より早く仕入れるために、地主や物件オーナーを定期的に訪問して関係性維持に努めた
- 顧客満足度を上げるために丁寧なヒアリングをし、物件や土地に関するネガティブ要素を含めて事前の情報提供をした
【例文・サンプル】不動産営業の職務経歴書
5つのポイントに基づいて作成した、不動産営業の職務経歴書の例文・サンプルを用意しました。
不動産営業ならではのポイント
顧客に安心感や信頼感を与える対人スキルや知識が重要
土地や住宅の購入・賃貸は高額な買い物です。具体的なエピソードを通して、決断を後押しできるような「安心感」や「信頼感」のあるコミュニケーションスキル・知識があることをアピールできると、営業としての力量を伝えられます。
顧客のニーズをもとにした提案力をアピール
誰しも自分が住むことになる住宅にはこだわりがあり、顧客のニーズを正しく引き出せないと契約につながらなかったり不満やクレームにつながったりします。そのため、要望を適切に組み取り、顧客の理想に近いものを提案する力もアピールポイントになります。
職務経歴書が完成した後は…
職務経歴書の印刷・送付についての注意点をまとめました。下記のページを参考にして、書類を提出しましょう。
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