書き方やポイント&サンプル集 「OA機器・通信機器営業」の職務経歴書
職務経歴書に書くべき内容は、職種によって異なります。
このページではOA機器・通信機器の営業職に絞って、職務経歴書のポイントや、実際の例文をご紹介します。
「OA機器・通信機器営業」の職務経歴書に盛り込みたい内容
OA機器・通信機器営業としての経歴・実力を効果的に伝えるためには、職務経歴書に下記の3つの情報を含めることが重要です。
職務経歴書の中でも特に【職務要約】【職務内容】【自己PR】を記入する際、これらの情報を意識するようにしてください。
それぞれ具体的にどのような情報を書けばいいか、下記で詳しく見ていきましょう。
1.どのような業務を経験したのか
- 取扱商品(例:コピー複合機、FAX、ビジネスフォン、業務用エアコン)
- 担当業務(例:機器導入の提案、機器設置・運搬の管理、顧客からの問い合わせ対応)
- 担当顧客(例:担当顧客、企業オフィス、病院、飲食店)
- 営業スタイル(例:電話、訪問)
あなたが担当してきた業務内容について、イメージしてもらうための情報です。
あなたと応募先の業務内容との親和性や、これまでの営業活動の規模感をイメージしてもらいやすくなったりします。
2.どれだけの実績・成果を
- 予算達成率
- 売上
- 新規契約件数
- 顧客のコスト削減・業務効率化
営業としてどれほどの成績・実績をあげてきたのかを伝えるための情報です。
わかりやすく伝わるように、具体的な数値を記入しましょう。実績を数値で示すことが難しい場合は、顧客が抱えている課題に対してどのようなプロセスで解決したか、その結果はどうなったかなど、定性的な内容を記載してください。
3.どのようにして挙げたか(工夫点やスキル)
【2】の説得力を上げるために、業務の中で工夫した点や意識したことを伝える情報です。
自分ならではの工夫点が伝わると、採用担当者はあなたの能力や仕事に対する姿勢を判断しやすくなります。
〈工夫の具体例〉
- 機器の導入による工数削減効果を見せるため、既存の顧客にヒアリングし、商品の導入前後の工数削減率などの推移を把握。新規顧客への業務効率化の提案活動に活かした。
- 電力消費量を抑えられるOA機器のレイアウトやおすすめ機器を提案するために、2〜3カ月に1回のペースで客先に定期訪問してオフィス移転や店舗拡大などの情報をいち早く手に入れるようにした。
「OA機器・通信機器営業」の例文・サンプル
3つのポイントに基づいて作成した、OA機器・通信機器営業の職務経歴書の例文・サンプルを用意しました。
画像の下のボタンから、テンプレートをダウンロードできます。
OA機器・通信機器営業ならではのポイント
顧客のニーズを理解しようとする向上心や努力する姿勢をアピール
OA機器・通信機器営業はオフィス、病院、行政関連施設など、営業先の業種が幅広いため、顧客のニーズに合わせた営業活動をするには顧客の事業や業界やついて積極的に学ぼうとする姿勢や向上心が求められます。
「職務内容」や「自己PR」では、顧客のニーズを把握するためにどのような努力をしたのかを記載し、自己アピールにつなげましょう。
顧客の業務課題を解決する力も重要
OA機器・通信機器の導入は「業務効率化」や「コスト削減」が目的であるため、営業担当には課題を正確に捉える力や、機器導入による適切な解決策を提示するスキルが必要です。
これまでの営業活動で顧客のどのような課題を、どのような工夫を通して解決してきたのかを具体的なエピソードをもとに記載することで、課題解決力を伝えることができます。
職務経歴書が完成した後は…
職務経歴書の印刷・送付についての注意点をまとめました。
以下のページを参考にして、履歴書や職務経歴書を提出しましょう。