意外と見落としがち! 履歴書に通勤時間を書く際のポイント

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腕時計を確認する人

履歴書にある通勤時間の欄って、どれぐらいの時間を記入すれば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
意外と見落としがちな項目ですが、採用担当者は必ずチェックしている項目ですので、正しく記入しましょう。

このページでは、履歴書に通勤時間を書く際のポイントについてわかりやすく解説します。

【目次】
1.履歴書に書く通勤時間とは
採用担当者は会社への通いやすさを知りたい
通勤時間は自宅から会社までの片道の時間
通勤時間は最短時間を記入する
通勤時間は5分単位で記入する
不正確な通勤時間を書かない
2.履歴書の通勤時間の書き方
通勤時間を調べるためのオススメのWebサイト
Googleマップ
Yahoo! 路線情報
履歴書の通勤時間欄の記入例
キリの良い時間の場合は「0」の記入を忘れないように
利用する交通手段がわかるように記入しよう
勤務地が複数ある場合は希望勤務地までの時間を記入する
3.通勤時間が長すぎる場合は選考で不利になることもある
採用担当者は長時間の通勤にマイナス印象?
通勤に長時間かかる場合の対策法
面接で前向きな気持ちをアピールする
勤務地の近隣の場所に引っ越す
4.まとめ

1.履歴書に書く通勤時間とは

採用担当者は会社への通いやすさを知りたい

通勤時間が長すぎる場合、仕事への影響や、高額な交通費が必要になってくるため、採用担当者は必ず通勤時間欄を確認し、あなたが会社まで通いやすいかどうかを判断しています

■履歴書の通勤時間欄
履歴書の通勤時間欄

通勤時間は自宅から会社までの片道の時間

通勤時間とは、自宅から会社までにかかる片道の所要時間のことです。
これは、徒歩や自転車、車、公共交通機関など、通勤にかかるすべての時間を合計した時間です。
自宅を出たところから、オフィスに入るまでの時間を目安にしてください。

通勤時間は最短時間を記入する

通勤時間は「最短時間」を記入します。「平均的な時間」ではありませんので、注意してください。
最短時間とは、通勤ラッシュや道路の混み具合といったものを一切考慮せず、寄り道も一切せずに目的地にたどり着くことができる時間です。

そのため、「通勤ラッシュや電車の遅延などで、よく遅れるから◯◯分ぐらい余分にかかるだろう」と考えて、長めの時間を記入することは避けましょう。

通勤時間は5分単位で記入する

履歴書の通勤時間は、1分単位ではなく、5分単位で記入しましょう。その際、1分単位の数字は、四捨五入しましょう。

例.13分→15分、38分→40分、41分→40分。

不正確な通勤時間を書かない

通勤時間がよくわからないため、「だいたいこれぐらいで良いや」と、不正確な時間を履歴書に書くのはやめましょう。
あなたの家の近隣に応募先の社員が住んでいた場合、記入した通勤時間が極端に異なっていると、トラブルの原因になる可能性もありますので、通勤時間を記入する際は気をつけてください。

2.履歴書の通勤時間の書き方

通勤時間を調べるためのオススメのWebサイト

通勤時間(最短時間)は、インターネットのWebサイトで調べることができます。わざわざ、自宅から会社まで行き、時間を計る必要はありません。
一般的に利用されるWebサイトを下記に紹介します。自宅の住所と会社の住所を入力して、実際の通勤時間帯の時刻を入力し、通勤ルートと通勤時間を調べてみてください。

なお、一般的に、有料道路や特急料金が発生する通勤手段を認めていない企業が多いため、通勤時間を調べる際は、これらの経路は選択せずに調べましょう。

Googleマップ

車や電車、徒歩、自転車などの利用する交通手段を選択でき、出発地から目的地までの最適なルートと時間を検索できます。
基本的にどのスマートフォンにもアプリが入っていますので、パソコンを持っていない方でもオススメです。

Yahoo! 路線情報

バスや電車などの全国の公共交通機関を利用した場合のルート検索サイトですが、乗り換えや経路案内などがわかりやすく表示されていて、操作も簡単で、手軽に検索できます。

履歴書の通勤時間欄の記入例

上記Webサイトで通勤時間を調べた後は、履歴書の通勤時間欄に記入します。

・キリの良い時間の場合は「0」の記入を忘れないように

ほとんどの履歴書の通勤時間欄には、あらかじめ「時間」と「分」が記入されています。通勤時間がジャスト30分の場合、履歴書の「時間」のところに何も書かず、「30分」とだけ書くと、採用担当者が「記入漏れかな?」と誤解する恐れがあります。これを防ぐためにも、履歴書の不要な空白の箇所には「0」を記入しましょう。

なお、通勤時間は1分単位ではなく、5分単位で記入しましょう。

・利用する交通手段がわかるように記入しよう

一般的な履歴書の通勤時間欄には、「時間」と「分」が明記されているだけで交通手段を記入する箇所はありません。この場合、空いたスペースに、利用する交通手段を記入すると良いでしょう。履歴書によっては、利用する交通手段を選択できるものもありますので、その場合は利用する交通手段に印を付けましょう。

なお、交通機関名を記入する際は、正式名称で記入してください。車であれば「自家用車」、原付であれば「原動機付自転車」などといった具合です。

■記入例1
通勤時間の記入例

■記入例2
通勤時間記入例2

・勤務地が複数ある場合は希望勤務地までの時間を記入する

企業によっては、支店や支社など、勤務地が複数ある場合があります。
自分がどこに配属されるかわからない場合は、自分が希望する勤務地への通勤時間を記入すると良いでしょう。その際は、履歴書の通勤時間欄に、「◯◯支店への通勤時間」などのように記入しておきましょう。

■記入例3
勤務地候補が複数ある場合の通勤時間記入例

3.通勤時間が長すぎる場合は選考で不利になることもある

あごに手をあてて考える男性

採用担当者は長時間の通勤にマイナス印象?

「都内勤務のビジネスマンの平均通勤時間は58分、長いと感じる通勤時間は86分」と、ある調査結果が出ていますが、一般的に、通勤圏内とされるのは1時間30分(90分)程度でしょう。
通勤時間が極端に長過ぎる場合、下記のような理由で、採用担当者にマイナスの印象を抱かれる可能性があります。

  • 体力的に厳しそう。業務に支障が出るのでは
  • 高い通勤手当が必要になるなど、コストがかかる
  • 緊急時に出社しなければならなくなった場合、時間がかかり、急な対応が難しい
  • 終電時間が早いため、深夜までの残業が難しい

また、採用担当者によっては、候補者が複数人いる場合、通勤時間の長短が合否に影響する可能性もあります。
長時間の通勤時間は必ずしもマイナスとは言い切れませんが、上記のようなこともあり得なくはないと考えておいてください。

【Memo 1】 都内勤務の平均通勤時間は58分、理想は35分

アットホーム株式会社の『「通勤」の実態調査2014』によると、都内勤務のビジネスマンの平均通勤時間は58分です。
また、ビジネスマンが理想とする通勤時間は平均35分で、限界と感じる通勤時間は平均86分です。

【Memo 2】 企業が負担する通勤手当は平均7万円/月

株式会社労務行政が発表している労務時報によると、企業が負担している通勤手当の上限は、非課税限度額である「10万円/月」が最も多く、平均では「約7万円/月」になっています。しかし、中小企業では、2~3万円/月を限度とする企業が多くあります。
また、企業の負担が大きい新幹線の通勤制度を廃止している企業は増えています。

通勤に長時間かかる場合の対策法

・面接で前向きな気持ちをアピールする

通勤時間が極端に長過ぎる場合は、選考で不利になる場合もあり得なくないため、面接時に長時間の通勤時間についての話題が出た場合は、「体力的にも時間的にも業務には支障がない」と言うことと、自身のスキルや経験も合わせてアピールすることで、前向きな印象を伝えましょう。
採用担当者に「通勤に時間はかかるけど、是非採用したい」と思ってもらえるようにアピールできると良いでしょう。

・勤務地の近隣の場所に引っ越す

採用が決まった後に引っ越すというのも一つの手です
どうしてもその企業で働きたいと考えるのであれば、勤務地に近い場所に住めば、上記のように選考で不利にみられる点はなくなります。
なお、引っ越しを検討している場合は、履歴書の通勤時間欄に、通勤時間と併せて記入しておきましょう。

また、面接時にも引っ越しを検討していることについても話をすると良いでしょう。

■記入例4
引っ越しを検討する場合の通勤時間記入例

4.まとめ

履歴書に通勤時間を記入する際の基本は、下記の3点です。

  • 自宅からオフィスまでの片道の時間
  • 最短時間を正確に
  • 5分刻みで記入(1分単位は四捨五入)

履歴書の中でもあまり目立たない欄ですが、採用担当者は通勤時間から、あなたが会社まで通いやすいのかどうかを見ていますので、気を抜かずに記入しましょう。