学生・主婦・独身も 自分の場合は何人?履歴書の扶養家族の書き方

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履歴書にある扶養家族の欄を記入する際、「扶養家族って何?」「どうやって記入すれば良いの?」などと迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
意外と見落としがちな項目ですが、採用担当者は必ずチェックしている項目ですので、忘れずに記入しましょう。

このページでは、履歴書に扶養家族を書く際のポイントについてわかりやすく解説します。

扶養家族欄の書き方

履歴書 扶養家族欄

扶養家族欄には扶養に入っている家族の人数を書く

採用担当者は、この欄から健康保険と家族手当の支給などの手続きが必要かどうかを確認します。そのため、扶養家族欄には扶養に入っている家族の人数を書きましょう。

例.扶養家族が、妻と子ども(1人)の場合、扶養家族数は2人。

なお、履歴書の扶養家族欄には「扶養家族(配偶者を除く)」と書いてある場合は、配偶者を除いた扶養家族数を記入しましょう。

扶養条件は年間収入見込額が130万円未満

そもそも扶養とは、生活の面倒をみることですが、家族を扶養するためには収入面での条件があります。その条件とは、下記(1)と(2)の両方を満たすことです。

  1. 年間の見込み収入が130万円未満(60歳以上、または障害者の場合は180万未満)の養う責任がある家族がいる場合
  2. 被保険者(あなた)の年収の1/2未満である場合

なお、この場合の家族というのは、基本的に夫婦や親子、三親等内の親族を指します。また、内縁の配偶者や、その父母と子も扶養家族の対象になります。

次に、扶養家族の数え方の例を下記に示しますので、参考にしてください。

扶養家族の数え方

なお、扶養家族を数える場合の注意点として、下記3点があります。

  1. 扶養家族数に自分自身は含めない。
  2. 夫婦共働きで、子どもが配偶者の扶養に入っている場合、子どもは扶養家族数に含めない。
  3. 年齢が75歳以上の人の場合は、扶養家族数に含めない。

コラム:年間の見込み収入とは?

年間の見込み収入とは、扶養家族になる日以降の1年間の収入の見込み合計額です。

例えば、4月1日から扶養に入ろうとする場合、昨年10月~3月までの年収が130万円以上でも、4月以降、収入がなければ扶養家族に入れます。

逆に、昨年10月~3月までの年収が130万円未満でも、4月以降、月収が108,334円を超えると4月以降の年間収入が130万円を超えるため扶養に入れません。

扶養家族の人数がわからない場合の確認方法

扶養家族の有無は、扶養者であろう方の源泉徴収票を確認すれば、一目でわかります

源泉徴収票に、「控除対象扶養親族の数(配偶者を除く)」という欄がありますので、扶養家族がいるかどうか不安な方は確認してください。

源泉徴収票での、控除対象扶養親族の数(配偶者除く)記載欄

配偶者欄・配偶者の扶養義務欄の書き方

配偶者欄・配偶者の扶養義務欄から確認されること

採用担当者は、履歴書の配偶者欄・配偶者の扶養義務欄からも、扶養家族欄と同様に、健康保険と家族手当の支給などの手続きが必要かどうかを確認しています。

配偶者欄の書き方

配偶者とは、結婚相手のことを指し、一般的に夫や妻のことです。

あなたが男性で結婚している場合は奥様が配偶者に、あなたが女性で結婚している場合は旦那様が配偶者にあたります。

配偶者欄には、配偶者がいれば「有」、配偶者がいなければ「無」に丸をつけましょう。

配偶者欄の書き方

コラム:内縁の妻は配偶者ではない

配偶者になるためには結婚している必要性があります。未婚の場合(同棲の場合など)は配偶者にはなりません

そのため、内縁の配偶者(事実婚)は、民法上でも配偶者控除が認められておらず、所得税の控除が受けられないなどの税制上の不利があるように、履歴書に記入する配偶者に含まれません。

配偶者の扶養義務欄の書き方

配偶者の扶養義務欄には、あなたの妻(または夫)に扶養義務がある場合は「有」を、扶養義務がない場合は「無」に丸をつけましょう。

配偶者の扶養義務欄の書き方

コラム:パートに出ようと考えている主婦の履歴書は?

すでに夫の扶養家族になっている専業主婦が、これからパートで働こうとした場合は、履歴書の配偶者の欄は「有」、配偶者の扶養義務の欄は「無」と記入するのが一般的でしょう。

扶養家族の有無や人数は選考にどう影響する?

悩むふたりの人

一般的に、採用担当者は、扶養家族の欄から健康保険手続きや手当の必要性などを確認しているだけです

また、扶養家族がいるサラリーマンは多く、扶養家族がいることは特殊なことではありませんので、「選考評価に響くのでは?」と心配する必要はありません。

ただし、採用担当者によっては、シングルマザーや親族の介護が必要な場合は、扶養家族がいるということよりも、「勤務時間が限られる」「通常業務に支障が出る」という意味合いで、合否に影響が出る可能性もあり得ます。とはいえ、扶養家族がいる事実を故意に隠したり、嘘をついて書類選考や面接に進むと、虚偽申告罪などの違反にあたりますので、やめましょう。

選考では、あなたが、これまで培ってきたスキルと、応募先の企業で一生懸命働きたいという熱意を伝えることで、採用担当者に前向きさをアピールしましょう。

または、時短勤務など、さまざまな働き方に対応してくれる企業を探すことも一つの手です。

まとめ

履歴書の扶養家族欄は、あなたに扶養家族(年収130未満で、あなたの年収の1/2未満の方)がいる場合、その人数を記入すればOKです。

履歴書の中でもあまり目立たない欄ですが、採用担当者は扶養家族欄から、採用後の健康保険や家族手当などの金銭面での事務手続きの必要性を確認していますので、忘れずに記入しましょう。

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