業界・職業・男女別 給料が高い仕事ランキング

給料が高い仕事に就きたい!とは思うものの、実際どのような仕事が高収入なのでしょうか?この記事では、業界・職業別に平均年収のランキングをご紹介します。

給料の高い「業界」ランキング

まずは、業界ごとの平均年収ランキングを、男女別にご紹介します。

【男性】金融業、保険業がトップ

国税庁の民間給与実態統計調査によると、2023年の男性の平均年収は569万円でした。

【業界別平均年収ランキング(男性)】1/金融業、保険業/837万円|2/電気・ガス・熱供給・水道業/828万円|3/情報通信業/720万円|4/学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業/680万円|5/複合サービス事業/622万円|6/製造業/614万円|7/建設業/597万円|8/不動産業、物品賃貸業/587万円|平均/569万円|9/医療、福祉/558万円|10/卸売業、小売業/523万円|11/運輸業、郵便業/511万円|12/サービス業/465万円|13/農林水産・鉱業/398万円|14/宿泊業、飲食サービス業/359万円

※出典:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」(公表日:2024年9月25日、参照日:2024年11月26日)

男性で1位となったのは「金融業・保険業」で、平均年収837万円でした。続いて2位は「電気・ガス・熱供給・水道業」で828万円。3位は「情報通信業」で720万円となっています。

なお、年収が800万円を超えているのは「金融業・保険業」「電気・ガス・熱供給・水道業」となっています。

一方、14業種で男性の平均年収が最も低かったのは「宿泊業、飲食サービス業」で、その金額は359万円。1位とは450万円以上の差があります。

【女性】電気・ガス・熱供給・水道業がトップ

同じく2023年の国税庁の調査によると、女性の平均年収は316万円でした。

 202412_定期更新_3437_給料が高い仕事 202412_定期更新_3437_給料が高い仕事 100% 10 L59:Q71  【業界別平均年収ランキング(女性)】1/電気・ガス・熱供給・水道業/559万円|2/情報通信業/485万円|3/金融業、保険業/461万円|4/学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業/411万円|5/複合サービス事業/359万円|6/建設業/347万円|7/医療、福祉/347万円|8/製造業/329万円|9/運輸業、郵便業/319万円|10/不動産業、物品賃貸業/317万円|平均/316万円|11/サービス業/274万円|12/卸売業、小売業/252万円|13/農林水産・鉱業/247万円|14/宿泊業、飲食サービス業/187万円      	 【業界別平均年収ランキング(女性)】1/電気・ガス・熱供給・水道業/559万円|2/情報通信業/485万円|3/金融業、保険業/461万円|4/学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業/411万円|5/複合サービス事業/359万円|6/建設業/347万円|7/医療、福祉/347万円|8/製造業/329万円|9/運輸業、郵便業/319万円|10/不動産業、物品賃貸業/317万円|平均/316万円|11/サービス業/274万円|12/卸売業、小売業/252万円|13/農林水産・鉱業/247万円|14/宿泊業、飲食サービス業/187万円 L59~Q71 を選択しました。 【業界別平均年収ランキング(女性)】1/電気・ガス・熱供給・水道業/559万円|2/情報通信業/485万円|3/金融業、保険業/461万円|4/学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業/411万円|5/複合サービス事業/359万円|6/建設業/347万円|7/医療、福祉/347万円|8/製造業/329万円|9/運輸業、郵便業/319万円|10/不動産業、物品賃貸業/317万円|平均/316万円|11/サービス業/274万円|12/卸売業、小売業/252万円|13/農林水産・鉱業/247万円|14/宿泊業、飲食サービス業/187万円 L59~Q71 L59~Q71 を選択しました。

※出典:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」(公表日:2024年9月25日、参照日:2024年11月26日)

女性で1位となったのは「電気・ガス・熱供給・水道業」で、平均年収559万円でした。続いて2位は「情報通信業」で年収485万円、3位は「金融業、保険業」で年収461万円となっています。

女性の年収は全体的に男性よりも低くなっており、平均年収は男性より約250万円低い結果に。トップの業界を比較しても、約280万円の差があります。これは、女性の方がパート・アルバイトといった非正規雇用が多いため、その結果が年収に反映された結果と言えるでしょう

なお、年収が最も低かったのは「宿泊業、飲食サービス業」で、年収187万円でした。

給料のいい「職業」ランキング

この章では、職業145種の平均年収ランキング(※)を、男女別にご紹介します。

※男性の場合、助産師のデータが無いため、144種でのランキング。

【男性】パイロット、医師、法務従事者がトップ3

【職業別 平均年収ランキング(男性)】<職業/平均年収>1/航空機操縦士/1801万円|2/医師/1522万円|3/法務従事者 ※裁判官、検察官、弁護士など/1176万円|4/大学教授(高専含む)/1086万円|5/その他の経営・金融・保険専門職業従事者 ※経営コンサルタント、中小企業診断士など/1049万円|6/歯科医師/1018万円|7/管理的職業従事者 ※議会議員、管理的国家公務員など/897万円|8/大学准教授(高専含む)/881万円|9/研究者/786万円|10/公認会計士,税理士/782万円|平均/550万円※出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(公表日:2024年3月27日、参照日:2024年11月26日)

2023年版の賃金構造基本統計調査によると、男性で1位になった職業は航空機操縦士(パイロット)年収1801万円でした。2位は医師年収1522万円、3位に法務従事者年収1176万円と続きます。

いずれも一般的に高収入とされる職業で、年収1000万円を超えていますが、1位と3位では約630万円も差があることがわかりました。

▼男性版の全144職種ランキングはこちら

男性の144職種の平均年収ランキングを下記にまとめました。最高年収は1801万円、最低年収は310万円でした。

職業 平均年収
1位/航空機操縦士 1801万円
2位/医師 1522万円
3位/法務従事者 1176万円
4位/大学教授(高専含む) 1086万円
5位/その他の経営・金融・保険専門職業従事者 1049万円
6位/歯科医師 1018万円
7位/管理的職業従事者 897万円
8位/大学准教授(高専含む) 881万円
9位/研究者 786万円
10位/公認会計士,税理士 782万円
11位/獣医師 763万円
12位/高等学校教員 728万円
13位/企画事務員 728万円
14位/輸送用機器技術者 727万円
15位/大学講師・助教(高専含む) 722万円
16位/保険営業職業従事者 720万円
17位/金融営業職業従事者 711万円
18位/システムコンサルタント・設計者 706万円
19位/電気・電子・電気通信技術者(通信ネットワーク技術者を除く) 705万円
20位/不詳 699万円
21位/小・中学校教員 696万円
22位/秘書 682万円
23位/著述家,記者,編集者 663万円
24位/建築技術者 655万円
25位/総合事務員 638万円
26位/鉄道運転従事者 637万円
27位/化学技術者 635万円
28位/音楽家,舞台芸術家 634万円
29位/機械器具・通信・システム営業職業従事者(自動車を除く) 634万円
30位/その他の一般事務従事者 631万円
31位/機械技術者 628万円
32位/薬剤師 623万円
33位/土木技術者 614万円
34位/販売類似職業従事者 610万円
35位/その他の機械整備・修理従事者 607万円
36位/船内・沿岸荷役従事者 606万円
37位/他に分類されない専門的職業従事者 605万円
38位/営業・販売事務従事者 601万円
39位/その他の営業職業従事者 600万円
40位/庶務・人事事務員 596万円
41位/デザイナー 593万円
42位/会計事務従事者 587万円
43位/金属技術者 585万円
44位/ソフトウェア作成者 585万円
45位/その他の情報処理・通信技術者 583万円
46位/発電員,変電員 583万円
47位/車掌 582万円
48位/クレーン・ウインチ運転従事者 580万円
49位/他に分類されない技術者 578万円
50位/自動車組立従事者 570万円
51位/製銑・製鋼・非鉄金属製錬従事者 569万円
52位/生産関連事務従事者 568万円
53位/診療放射線技師 557万円
54位/臨床検査技師 553万円
55位/電気工事従事者 553万円
56位/自動車営業職業従事者 548万円
57位/その他の商品販売従事者 545万円
58位/機械検査従事者 540万円
59位/化学製品製造従事者 538万円
60位/宗教家 535万円
61位/美術家,写真家,映像撮影者 535万円
62位/幼稚園教員,保育教諭 531万円
63位/はん用・生産用・業務用機械器具・電気機械器具整備・修理従事者 528万円
64位/看護師 526万円
65位/鋳物製造・鍛造従事者 526万円
66位/運輸・郵便事務従事者 525万円
67位/製図その他生産関連・生産類似作業従事者 518万円
68位/配管従事者 517万円
69位/保健師 516万円
70位/製品検査従事者(金属製品を除く) 514万円
71位/はん用・生産用・業務用機械器具組立従事者 505万円
72位/測量技術者 503万円
73位/歯科技工士 502万円
74位/その他の教員 496万円
75位/製品検査従事者(金属製品) 492万円
76位/自動車整備・修理従事者 490万円
77位/営業用大型貨物自動車運転者 487万円
78位/その他の製品製造・加工処理従事者(金属製品) 484万円
79位/ダム・トンネル掘削従事者,採掘従事者 484万円
80位/その他の機械組立従事者 481万円
81位/金属工作機械作業従事者 479万円
82位/印刷・製本従事者 479万円
83位/鉄工,製缶従事者 476万円
84位/建設・さく井機械運転従事者 476万円
85位/その他の保健医療従事者 473万円
86位/電気機械器具組立従事者 473万円
87位/画工,塗装・看板制作従事者 470万円
88位/他に分類されない輸送従事者 470万円
89位/ゴム・プラスチック製品製造従事者 469万円
90位/建設躯体工事従事者 464万円
91位/介護支援専門員(ケアマネージャー) 463万円
92位/理容・美容師 462万円
93位/その他の社会福祉専門職業従事者 461万円
94位/大工 461万円
95位/金属彫刻・表面処理従事者 460万円
96位/その他の製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く) 458万円
97位/バス運転者 456万円
98位/窯業・土石製品製造従事者 455万円
99位/その他の建設従事者 455万円
100位/金属溶接・溶断従事者 453万円
101位/理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,視能訓練士 452万円
102位/栄養士 451万円
103位/保育士 449万円
104位/その他のサービス職業従事者 448万円
105位/その他の定置・建設機械運転従事者 446万円
106位/木・紙製品製造従事者 445万円
107位/営業用貨物自動車運転者(大型車を除く) 440万円
108位/准看護師 438万円
109位/個人教師 437万円
110位/電話応接事務員 436万円
111位/板金従事者 435万円
112位/その他の自動車運転従事者 432万円
113位/外勤事務従事者 429万円
114位/販売店員 428万円
115位/金属プレス従事者 428万円
116位/訪問介護従事者 426万円
117位/タクシー運転者 420万円
118位/その他の運搬従事者 420万円
119位/食料品・飲料・たばこ製造従事者 416万円
120位/土木従事者,鉄道線路工事従事者 413万円
121位/飲食物調理従事者 409万円
122位/自家用貨物自動車運転者 408万円
123位/娯楽場等接客員 405万円
124位/農林漁業従事者 402万円
125位/介護職員(医療・福祉施設等) 401万円
126位/清掃員(ビル・建物を除く),廃棄物処理従事者 401万円
127位/受付・案内事務員 395万円
128位/歯科衛生士 394万円
129位/飲食物給仕従事者 394万円
130位/警備員 380万円
131位/その他の保健医療サービス職業従事者 377万円
132位/居住施設・ビル等管理人 373万円
133位/紡織・衣服・繊維製品製造従事者 373万円
134位/包装従事者 368万円
135位/航空機客室乗務員 364万円
136位/他に分類されない運搬・清掃・包装等従事者 364万円
137位/身の回り世話従事者 363万円
138位/その他の保安職業従事者 354万円
139位/事務用機器操作員 345万円
140位/クリーニング職,洗張職 341万円
141位/乗用自動車運転者(タクシー運転者を除く) 341万円
142位/看護助手 326万円
143位/美容サービス・浴場従事者(美容師を除く) 324万円
144位/ビル・建物清掃員 310万円

【女性】医師・大学教授・法務従事者がトップ3

【職業別 平均年収ランキング(女性)】<職業/平均年収>1/医師/1148万円|2/大学教授(高専含む)/1036万円|3/法務従事者 ※裁判官、検察官、弁護士など/865万円|4/大学准教授(高専含む)/810万円|5/管理的職業従事者 ※議会議員、管理的国家公務員など/772万円|6/その他の経営・金融・保険専門職業従事者 ※経営コンサルタント、中小企業診断士など/728万円|7/歯科医師/677万円|8/高等学校教員/632万円|9/大学講師・助教(高専含む)/629万円|10/小・中学校教員/613万円|平均/422万円

※出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(公表日:2024年3月27日、参照日:2024年11月26日)

同じく2023年版の賃金構造基本統計調査によると、女性で1位になった職業は医師で、平均年収は1148万円でした。2位は大学教授年収1036万円。年収1000万円前後の職業はこの2職種のみとなっています。

なお、3位は法務従事者年収865万円です。全体的に男性より年収が低い結果となりました。

▼女性版の全145職種ランキングはこちら

女性の145職種の平均年収ランキングを下記にまとめました。最高年収は1148万円、最低年収は243万円でした。

職業 平均年収
1位/医師 1148万円
2位/大学教授(高専含む) 1036万円
3位/法務従事者 865万円
4位/大学准教授(高専含む) 810万円
5位/管理的職業従事者 772万円
6位/その他の経営・金融・保険専門職業従事者 728万円
7位/歯科医師 677万円
8位/高等学校教員 632万円
9位/大学講師・助教(高専含む) 629万円
10位/小・中学校教員 613万円
11位/公認会計士,税理士 611万円
12位/研究者 589万円
13位/助産師 567万円
14位/その他の機械整備・修理従事者 565万円
15位/船内・沿岸荷役従事者 565万円
16位/システムコンサルタント・設計者 561万円
17位/輸送用機器技術者 544万円
18位/電気・電子・電気通信技術者(通信ネットワーク技術者を除く) 543万円
19位/薬剤師 543万円
20位/獣医師 539万円
21位/航空機客室乗務員 539万円
22位/企画事務員 534万円
23位/鉄道運転従事者 526万円
24位/機械器具・通信・システム営業職業従事者(自動車を除く) 520万円
25位/金融営業職業従事者 514万円
26位/航空機操縦士 510万円
27位/看護師 506万円
28位/化学技術者 505万円
29位/美術家,写真家,映像撮影者 503万円
30位/金属技術者 498万円
31位/その他の自動車運転従事者 495万円
32位/土木技術者 493万円
33位/建築技術者 488万円
34位/音楽家,舞台芸術家 486万円
35位/臨床検査技師 479万円
36位/診療放射線技師 477万円
37位/その他の営業職業従事者 474万円
38位/機械技術者 471万円
39位/著述家,記者,編集者 470万円
40位/秘書 461万円
41位/その他の教員 460万円
42位/ソフトウェア作成者 458万円
43位/発電員,変電員 458万円
44位/販売類似職業従事者 457万円
45位/他に分類されない技術者 454万円
46位/他に分類されない専門的職業従事者 453万円
47位/車掌 452万円
48位/その他の情報処理・通信技術者 451万円
49位/保健師 446万円
50位/デザイナー 443万円
51位/その他の保健医療従事者 438万円
52位/庶務・人事事務員 433万円
53位/会計事務従事者 432万円
54位/営業用大型貨物自動車運転者 429万円
55位/大工 429万円
56位/電気工事従事者 429万円
57位/不詳 424万円
58位/営業・販売事務従事者 420万円
59位/総合事務員 417万円
60位/クレーン・ウインチ運転従事者 416万円
61位/理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,視能訓練士 410万円
62位/その他の商品販売従事者 410万円
63位/介護支援専門員(ケアマネージャー) 408万円
64位/歯科衛生士 404万円
65位/准看護師 403万円
66位/保険営業職業従事者 402万円
67位/歯科技工士 401万円
68位/タクシー運転者 400万円
69位/幼稚園教員,保育教諭 399万円
70位/その他の一般事務従事者 399万円
71位/その他の社会福祉専門職業従事者 398万円
72位/生産関連事務従事者 397万円
73位/自動車営業職業従事者 396万円
74位/保育士 393万円
75位/運輸・郵便事務従事者 386万円
76位/栄養士 385万円
77位/はん用・生産用・業務用機械器具組立従事者 385万円
78位/居住施設・ビル等管理人 384万円
79位/自動車組立従事者 383万円
80位/自動車整備・修理従事者 383万円
81位/その他の建設従事者 380万円
82位/営業用貨物自動車運転者(大型車を除く) 377万円
83位/製銑・製鋼・非鉄金属製錬従事者 375万円
84位/外勤事務従事者 374万円
85位/訪問介護従事者 374万円
86位/測量技術者 373万円
87位/個人教師 370万円
88位/その他の定置・建設機械運転従事者 369万円
89位/化学製品製造従事者 366万円
90位/製図その他生産関連・生産類似作業従事者 366万円
91位/鉄工,製缶従事者 365万円
92位/宗教家 358万円
93位/介護職員(医療・福祉施設等) 354万円
94位/建設・さく井機械運転従事者 354万円
95位/金属工作機械作業従事者 352万円
96位/バス運転者 352万円
97位/その他のサービス職業従事者 345万円
98位/画工,塗装・看板制作従事者 345万円
99位/配管従事者 341万円
100位/電話応接事務員 340万円
101位/金属溶接・溶断従事者 339万円
102位/事務用機器操作員 338万円
103位/ダム・トンネル掘削従事者,採掘従事者 336万円
104位/理容・美容師 335万円
105位/その他の機械組立従事者 335万円
106位/機械検査従事者 335万円
107位/製品検査従事者(金属製品を除く) 333万円
108位/建設躯体工事従事者 332万円
109位/鋳物製造・鍛造従事者 331万円
110位/印刷・製本従事者 330万円
111位/金属彫刻・表面処理従事者 329万円
112位/製品検査従事者(金属製品) 328万円
113位/その他の製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く) 324万円
114位/他に分類されない輸送従事者 324万円
115位/板金従事者 323万円
116位/美容サービス・浴場従事者(美容師を除く) 320万円
117位/警備員 318万円
118位/金属プレス従事者 318万円
119位/窯業・土石製品製造従事者 318万円
120位/看護助手 317万円
121位/自家用貨物自動車運転者 314万円
122位/土木従事者,鉄道線路工事従事者 313万円
123位/はん用・生産用・業務用機械器具・電気機械器具整備・修理従事者 312万円
124位/その他の保健医療サービス職業従事者 311万円
125位/その他の製品製造・加工処理従事者(金属製品) 311万円
126位/ゴム・プラスチック製品製造従事者 309万円
127位/電気機械器具組立従事者 309万円
128位/受付・案内事務員 308万円
129位/娯楽場等接客員 306万円
130位/身の回り世話従事者 300万円
131位/その他の運搬従事者 298万円
132位/販売店員 295万円
133位/飲食物調理従事者 291万円
134位/木・紙製品製造従事者 286万円
135位/飲食物給仕従事者 283万円
136位/農林漁業従事者 282万円
137位/その他の保安職業従事者 279万円
138位/乗用自動車運転者(タクシー運転者を除く) 275万円
139位/包装従事者 274万円
140位/清掃員(ビル・建物を除く),廃棄物処理従事者 272万円
141位/食料品・飲料・たばこ製造従事者 268万円
142位/他に分類されない運搬・清掃・包装等従事者 267万円
143位/紡織・衣服・繊維製品製造従事者 260万円
144位/クリーニング職,洗張職 247万円
145位/ビル・建物清掃員 243万円

▼若くして高収入も夢じゃない!?

待遇がよくて、給料もいい仕事とは?

給料が高い仕事は、その対価としてハードワークで労働時間が長いことが少なくありません。

この章では平均年収が高く、かつ「出勤日数が少ない業界」「残業時間が少ない業界」のランキング(男女計)をご紹介します。収入と仕事の負担のバランスを探ってみましょう。

出勤日数が少ない(休みが多い)業界

【月の出勤日数が少ない業界ランキング】<業界/平均出勤日数/※参考年収>1/宿泊業、飲食サービス業(ホテル、飲食店など)/14.5日/264万円|2/サービス業(自動車整備会社、人材紹介会社、宗教団体など)/17.7日/378万円|3/卸売業、小売業(各種卸売会社、百貨店、スーパーなど)/18日/387万円|4/医療、福祉(病院、保健所、介護事業者など)/18日/404万円|5/金融業、保険業(銀行、証券会社、保険会社など)/18.4日/652万円|6/情報通信業(通信事業者、放送局、ソフトウェア関連会社など)/18.5日/649万円|7/電気・ガス・熱供給・水道業(電力会社、水道事業者、ガス会社など)/18.7日/775万円|8/製造業(食品メーカー、自動車メーカーなど)/18.8日/533万円|9/不動産業、物品賃貸業(不動産管理会社、レンタカー会社など)/18.8日/469万円|10/運輸業、郵便業(鉄道会社、タクシー会社、航空会社など)/19日/473万円|11/複合サービス事業(郵便局、協同組合など)/19.1日/535万円|12/建設業(建設会社、設備工事会社など)/19.4日/548万円

※出典:厚生労働省「労働統計要覧(令和5年度)」(公表日:2024年7月30日、参照日:2024年11月27日)
※平均出勤日数(月)は30人以上の事業所のもの

厚生労働省の2023年の調査によると、ひと月あたりの出勤日数が最も少ないのは、宿泊業、飲食サービス業14.5でした。ほかの業界の出勤日数は17日~20日の間で収まっており、大差はありません。なお「宿泊業、飲食サービス業」の年収は264万円で、平均よりも低めの部類でした。

同じ出勤日数の業界の中で比較すると、「金融業、保険業」「電気・ガス・熱供給・水道業」「情報通信業」がワークライフバランスがを保ちやすく、年収も高い仕事と言えそうです。

残業時間が少ない業界

【月の残業時間が少ない業界ランキング】<業界 /平均残業時間/※参考年収>1/医療、福祉(病院、保健所、介護事業者など)/6.2時間/404万円|2/宿泊業、飲食サービス業(ホテル、飲食店など)/6.9時間/264万円|3/卸売業、小売業(各種卸売会社、百貨店、スーパーなど)/8.1時間/387万円|4/サービス業(自動車整備会社、人材紹介会社、宗教団体など)/11.2時間/378万円|5/複合サービス事業(郵便局、協同組合など)/12.8時間/535万円|6/不動産業、物品賃貸業(不動産管理会社、レンタカー会社など)/13.4時間/469万円|7/金融業、保険業(銀行、証券会社、保険会社など)/14.7時間/652万円|8/製造業(食品メーカー、自動車メーカーなど)/15.2時間/533万円|9/電気・ガス・熱供給・水道業(電力会社、水道事業者、ガス会社など)/16.4時間/775万円|10/情報通信業(通信事業者、放送局、ソフトウェア関連会社など)/16.4時間/649万円|11/建設業(建設会社、設備工事会社など)/17.8時間/548万円|12/運輸業、郵便業(鉄道会社、タクシー会社、航空会社など)/21.9時間/473万円

※出典:厚生労働省「労働統計要覧(令和5年度)」(公表日:2024年7月30日、参照日:2024年11月29日)
※平均出勤日数(月)は30人以上の事業所のもの

残業時間が最も少ないのは、医療、福祉平均残業時間は6.2時間でした。同じく残業時間が10時間以下の業界は「宿泊業、飲食サービス業」「卸売業、小売業」「サービス業」ですが、これらの中では「医療、福祉」が高めの給与水準となっています。

参考年収の高さに着目すると、残業時間はやや長めですが「電気・ガス・熱供給・水道業」の775万円、「金融業、保険業」の652万円、「情報通信業649万円が、頭一つ抜きん出た年収と言えそうです。

▼業界が違えば給料は上がる

高収入な仕事に就くための方法は?

高収入な仕事に就職・転職するには、大きく分けて2つの方法があります。

  • 即戦力となるスキル・能力を身につける
  • 業務で必要な資格を取得する

未経験の業界・職業を目指す場合は、志望先で必要な資格を取得するのが最も現実的な方法と言えるでしょう。

ただし、資格によっては取得まで時間がかかるので注意が必要です。たとえば「金融業、保険業」で重宝される公認会計士は、合格率が8%前後の難関資格。計画的・効率的に勉強しなければ、取得は難しいでしょう。また試験合格とは別に、実務経験を積まないと資格が交付されない点も気を付けてください。

そのほかにも、医師や弁護士、技術系の専門職では、特定の学科を卒業していないと試験の受験資格が得られないケースがあります。学生のうちから中長期的に計画を立てないと目指せない業界・職業もあるので、注意しましょう。

現実的な方法で年収アップを目指すなら…

下記の記事では、資格を取得する以外にも年収アップできる現実的な方法・コツを、体験談つきで紹介しています。よければ参考にしてください。

▼「これだけ大変なのに…」とモヤモヤ

この記事の執筆者

「転職Hacks」編集部

株式会社クイック

株式会社クイックが運営する、転職活動にまつわる情報サイト「転職Hacks」の編集部。履歴書・職務経歴書の書き方や面接対策などのノウハウ記事、キャリアの悩みを解消するインタビュー・コラムを掲載中。