SPI
内容
SPIとは、Synthetic Personality Inventoryの略で、リクルートマネージメントソリューションズが開発した、応募者の職務適性などを測定する総合適性検査のことです。新規卒業者の採用において、多くに企業がSPIを採用しており、採用試験の代名詞とまでいわれています。SPIはマークシート方式で、受験者の文章理解能力などの基礎的な業務遂行能力や職務適正、性格適正などを測定するものです。SPIは新規卒業者の採用だけでなく、入社後の人事異動などにも活用されています。 多くのSPI対策本などが、主に就職活動中の学生向けに出版されています。SPI対策本によって、SPIのテスト形式には慣れることができますが、本質的な能力や職務適正などは短期間で変化するものではないといわれています。そのためリクルートマネージメントソリューションズでは、「SPI対策本で受験結果は変化しない」としています。しかし、SPIの形式は学生時代などに行われるテストとは大きく異なるため、特に学生の間でSPIを初めて受ける者とSPIに慣れている者とでは受験結果が大きく違ってきます。よって、SPI対策本は有効であるとされています。