インフラ系エンジニア
仕事概要
設計面・運用面での潜在的な問題点の抽出・分析、経済性・拡張性の評価、処理能力の限界測定、ハード・ソフト製品の相性・縛を踏まえた評価・選定など、要件定義から設計、構築・テスト、監視・運用に至るまで、各種評価・分析・アドバイスを行います。その支援により、開発対象システムに必要とされるインフラの仕様書・機器構成図などを受けて、それらハード間のプロトコル、ネットワークトポロジ、ネットワーク機器を検討・決定して詳細設計をおこします。それを基に、導入・移行・テスト計画の立案、各種テスト項目の立案、設備工事の手配・監督、ハードのセットアップ、ソフトのインストールなどを行い、パフォーマンステスト・問題分析・解決を繰り返しながら仕様を満たすネットワーク構築を行います。
転職事情・アドバイス
開発環境や設計・開発といったフェーズによって求められるスキルは異なります。例えば、WEB系システムの場合、設計フェーズではUMLなどの設計技法、開発フェーズではJavaやC++といったプログラム言語の知識・経験が必要となりますが、C/S系の場合にはむしろC言語やVBの知識・経験が必要な場合もあるといったケースがそれに当てはまります。しかし、必ずしも求人案件に記載されている応募要件にマッチするスキルがあるからといってそれが直ぐに内定に結びつく訳でもありません。最近の傾向としては、新しい技術を習得しようとする意欲、コミュニケーション能力があればスキル的に若干劣っていても採用されるという傾向にあります。 またシステム設計上での業務知識の重要性から、未経験者でも金融・流通・製造業出身者であれば採用に結びつくというケースも多くみられます。 もちろん設計技法・プログラム言語等のスキルがあれば転職活動の際有利ではありますが、人間性や業界・業務知識といった「自分の強み」を十分にアピールすることができれば採用の可能性が広がる職種ともいえるでしょう。