営業
仕事概要
顧客を訪問し、説明・提案などを通じて購買意欲を喚起することで、商品やサービスの販売を行うのが営業です。日本に何十万社とある企業のほとんどに営業職は存在します。顧客へのアプローチ・折衝を行うという点はほぼ共通していますが、それ以外の形態や手法は、業界あるいは企業によって様々です。
また、企業が永続的に事業活動を行っていくために欠かせない利益の源泉となる、売り上げを作り出すのが営業職の最大の責務です。その意味で、企業の屋台骨を背負っている職種と言えます。
必要な能力・経験
明るく社交的な人が営業で実績を残せるとは限らず、期日を守る、清潔感がある、誠実である、など基本的なビジネスマナーを満たした上で、その他の能力が求められます。
取扱品が有形商品か無形サービスか、高額か低額か、高機能品なのか汎用品なのか、また対象顧客が個人か法人か、新規顧客が中心か既存顧客の関係維持が中心か、によって求められる能力や資質は異なってきますが、一般的には業界知識・コミュニケーション力・プレゼンテーション能力・提案力が問われる職種です。
転職事情・アドバイス
営業は企業に欠かせない職種であるため常に採用ニーズはあり、特に最近では企業の業績回復を背景にそのニーズは強まっています。業界別に見ると、メーカー・IT・アウトソーシング・不動産・広告・その他サービス業で安定した採用ニーズがあり、最近では金融やメディカル業界で求人数の高い伸びを示しております。
30歳前後までの求人ニーズが圧倒的に多く、35歳以降は業界とマネジメント経験を問われる傾向にあります。また、個人営業の経験より法人営業の経験の方が、他業界への転職の際には高く評価される傾向にあります。
