研究(基礎・応用)・開発
仕事概要
大きくは機械装置に関する研究開発とメカトロニクスに関する研究開発とに分けることが出来ます。機械系の研究開発は、機械要素(歯車・バネ・ベアリング等)、原動機(エンジン・モーター等)、動力機構・装置全体などに関する新技術の調査・研究・開発を行っていただきます。またメカトロニクス系の研究開発は、機械系と電気・電子系の知識・制御、センシング、通信などのユニットから機器全体のシステムまで新製品・新技術を生み出す為の研究開発に取り組んでいただきます。
転職事情・アドバイス
現在の即戦力採用市場においては、圧倒的にメカトロニクス系のスキルを求める募集情報が多いと思われます。最新の技術はそのほとんどがメカニクスとエレクトロニクスを統合した製品が多く、導入現場ではそれをパソコン上でコンピュータ制御し、且つそれぞれの機械を通信ネットワークなどでつないで使用することが多いので単純に機械系の技術に強いだけでは市場価値は上がりません。また現在の景況で言えば自動車及び関連業界の景況が大変良いこともあり、たとえばブレーキ制御システムやエンジン制御システムなど機械と電子制御が一体となった製品を製造しているメーカーの募集が多いことも特徴です。ぜひ一度機械系のみのご経歴をお持ちの方は実務や自己研鑽上メカトロニクスや制御について学んでいただくと今後のキャリア構築にとって有益だと思います。