面接を成功させる! 面接練習方法を徹底ガイド【決定版】

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面接の練習方法は、大きく2種類に分けられます。

  1. 自分一人や家族と自力で行う練習
  2. セミナーなどに参加して面接のプロと行う練習

この記事では、2種類の練習について、方法や内容をそれぞれ解説していきます。

自分一人や家族と!面接の練習方法は?

面接の練習を自分一人または家族・友人と行う場合、「準備・実践・振返り」3ステップを意識すると効果的です。

面接の練習方法「準備・実践・振返り」の3ステップイメージ

ステップ1:質問を想定して準備しよう

まず質問を想定して、どう答えるかを考えましょう

面接でよく聞かれる質問

面接でよく聞かれる質問には、以下のようなものがあります。

面接でよく聞かれる質問は、自己紹介・志望理由・長所と短所・逆質問など。中途の場合は、職務経歴や退職理由などもよく聞かれる。

このうち特に聞かれる頻度や可能性が高い「自己紹介」を例に、回答の準備の仕方をご紹介します。

それぞれの質問への回答例や、さらに詳しい質問集は以下の記事を参照してください。

※詳しくは→【例文あり】面接の質問&回答例まとめ面接官にウケる逆質問の例30選

自己紹介の準備方法

自己紹介は1~2分で簡潔に話すことが大切です。

以下の内容を自分に当てはめ、2分以内で話せるようにまとめてみましょう。

(1)名前と最初の挨拶

(2)これまでやってきたことと、その成果やアピールポイント

転職の場合:前職の職務内容
新卒の場合:学校で学んだことや学業以外の活動内容

(3)志望動機

(4)意気込みや締めの挨拶

転職を考えている人を例に、(1)~(4)を当てはめてみると以下のようになります。

自己紹介をお願いします

A:回答例

(1)面接太郎と申します。本日はお時間をいただきありがとうございます。

(2)私は、前職では、金融商品の営業を3年間担当しておりました。ニーズや状況を分析し、それぞれのお客様に最適なご提案ができるように努めた結果、昨年は社内の年間成績優秀者にも選ばれました。

(3)この現場での経験を活かし、御社での金融商品の企画開発に貢献したいと考え、この度は応募させていただきました。

(4)本日はどうぞよろしくお願いいたします。

ステップ2 実践:ロールプレイで練習しよう

質問と回答の準備ができたら、実践練習として、面接官と応募者(自分)をロールプレイしてみましょう。

自分一人で練習するとき

自分一人で練習するときは、面接官の質問を自分で読み上げ、それに対して自分で回答していきます。例えば、自分で「では、自己紹介をお願いします。」「はい、私は~・・・」といった方法で進めていきます。

練習のポイントは以下2点です。

一人で練習する際の2つのポイントイメージ

1実際に声に出して練習する

声に出すことで、内容を記憶しやすくなります。また、思いがけないところで詰まってしまったり、頭で考えているときには気づかないような、言葉のリズムの不自然さに気づけたりします。

2録音や録画をしておく

音声や映像を確認することで、自分が話している様子を客観的に見ることができます。「思っていたより姿勢が悪い」「話すスピードが早くて聞き取りにくい」など、問題点を見つけることができます。

家族や友人と練習するとき

家族や友人と練習するときは、面接官役を家族や友人にやってもらいましょう。自分の話し方や態度について、客観的な視点で意見をもらうことができます

社会人経験のある人(家族など)と練習する場合は、態度などの外見だけでなく、回答内容についても、何か気になったことがないかフィードバックをもらうと良いでしょう。

面接の質問内容は事前の準備で考えたものをベースに、準備していない質問もその場で入れてもらうことで、より本番に近い練習を行うことができます。

さらに、余裕があれば役を交代し、面接官を自分でやってみるのも効果的です。面接官の立場も経験することで、より改善点を見つけられるでしょう。

ステップ3 振返り:練習を振返って改善しよう

最後に、実践練習の際に録音や録画したものを振返り、問題点を改善しましょう

振返りの際は以下のポイントに注目しましょう。

こういったポイントを押さえていないと、面接官の心象が悪くなるなど、面接がうまくいかなくなってしまう可能性があります。

態度やマナー、口調などを改善したい場合は、もう一度、改善したいことを意識しながら練習してみましょう

例えば、自分が思っていたよりも姿勢が悪ければ、次の練習では意識して背筋を伸ばすようにします。こういった練習を繰り返すうちに、意識しなくても正しい姿勢を保つことができるようになります。

話し方が不自然になってしまう場合は、回答を一言一句暗記しようとしていないか、振返ってみましょう。

暗記した通りに話そうとすると不自然になってしまうため、あくまで「回答に慣れること」を目標に練習するのがポイントです。ただし、緊張などで話が飛んでしまわないように、「◯◯の仕事内容の後に△△プロジェクトについて話す」など、話の流れはしっかりと覚えておきましょう。

質問に対して回答が端的でなかったり、長くなったりしてしまう場合は、何を聞かれているか意識し、省ける内容がないか検討してみましょう。

例えば、「◯◯に取り組んだのはなぜですか?」と聞かれているのに、結果や成果まで話している場合は、その部分を少しずつ削ってみましょう。そうすれば、回答が長くなることも、質問内容に対して回答がずれることもありません。

回答に困ったり詰まったりした場合は、「少しお時間をいただけますか?」と聞いてみましょう。

予想外の質問をされたり、緊張で回答が飛んでしまったりすることは珍しくありません。そういったときは黙るのではなく、考える時間がほしいと伝えるようにしましょう。そうすることで、落ち着いて回答を考えられるだけでなく、「臨機応変な対応ができる人だ」という評価にもつながります

問題点と改善策の目処が一通り立ったら、再びステップ1:準備へ戻り、繰り返し練習していきましょう。

面接練習の開始時期や回数は人により様々ですが、だいたい面接本番の2~4週間前から、3~5回を目安に練習するのが良いでしょう。

コラム:面接練習はしなくても良い?

「面接練習なんてしなくても良いんじゃないか?」「意味ないんじゃないか?」と思う方もいるかもしれません。しかし、面接練習はした方が良いです。

なぜなら、たとえ「こんな風に答えよう」と頭の中である程度考えがまとまっていたとしても、それを実際に言葉にすることは意外と簡単ではないからです。試しに自己紹介や志望理由を話そうとしてみると、きっと途中で詰まってしまうのではないでしょうか?

面接ではよく聞かれる質問が決まっているのに、その準備をしないのはとてももったいないと言えるでしょう。

面接の練習を面倒と感じている方や、面接まで日がないという方も、最低限、ステップ1:準備の「よく聞かれる質問」だけは押さえることをおすすめします。

また、面接でのNGポイントも面接前に確認しておくと安心です。

※詳しくは→面接で落ちる人のNG理由7選

ハローワークや企業のセミナーも活用しよう

一人での練習のほかに、ハローワークや企業のセミナーを活用する方法もあります。

セミナーに参加することで、面接のプロからノウハウや意見をもらうことができます。

面接練習をしてくれるのはどんなところ?

面接の練習をしてもらうことができるのは、以下のような施設・企業です。

面接の練習をしてくれるのは、大学や公的機関では、ハローワーク・大学のキャリアセンター(新卒のみ)・自治体の就職支援サービス。民間企業では、求人サイトや人材紹介の運営会社・コンサルティング会社・キャリアアドバイザーなどがある。

全国にあり誰もが無料で利用できるハローワークを例に、以下、内容をご紹介していきます。

ハローワークの面接練習ってどんな内容?

ハローワークの面接練習では、入退室のマナーから模擬面接による実際の受け答えの練習まで、網羅的に教えてもらうことができます。

▼ハローワークで教えてもらえるポイント

  • 発声や姿勢などの態度、入退室のマナー
  • 好印象を与える身だしなみのマナー
  • 好印象を与える立ち振る舞いなどのテクニック
  • 面接で重視されるポイント解説
  • 集団面接の模擬練習とフィードバック
  • 個人面接の模擬練習とフィードバック

※参照:各種セミナー情報(東京ハローワーク)新宿わかものハローワークからのお知らせ(東京ハローワーク)

さらに、ハローワークでは対象者別(転職者向けと新卒者向け)に、より個別指導に特化したプログラムも行われています。

【転職:わかものハローワーク】有資格者と個別練習ができる

例えば新宿にあるハローワークでは、45歳くらいまでの求職者を対象に、キャリアコンサルタントや産業カウンセラーなど、いわゆる就職支援のプロと個別練習ができるサービスを行っています。

(※地域により、ハローワークの名称やプログラムが異なる場合があります。詳細はHPから近くのハローワークの情報を確認してください)

サポート期間は2ヶ月間で、面接の練習だけでなく、自己分析や書類の添削から個人に合わせた就職活動の進め方まで、アドバイスをもらうことができます。利用する際は事前の予約が必要なので、窓口か電話で問い合わせるようにしましょう。

※参照:就職支援メニューのご案内(東京ハローワーク)

【新卒:新卒応援ハローワーク】就活の不安~面接練習まで相談できる

新卒応援ハローワークでは、新卒者の就職支援の専門家であるジョブサポーターに、個別にアドバイスを受けることができます。

ここでは、面接練習など実践的なサポートを受けられるだけでなく、初めての就職面接への不安や悩みを相談することもできます。

ジョブサポーターへの相談は予約不要です。面接の練習以外にも聞きたいことがある場合は、一度相談してみると良いでしょう。

模擬面接を受ける場合は、事前の求人登録と予約が必要なため、電話か窓口で問い合わせるようにしましょう。

※参照:就活支援メニュー(東京ハローワーク)

まとめ

この記事では、面接の練習方法を「自分一人や家族と自力でできる練習」と「セミナーなどに参加して教えてもらう練習」の2種類に分けてご紹介しました。

最後に面接練習のポイント3点をおさらいしておきましょう。

  • 面接練習はした方が良い
  • 面接の練習は準備・実践・振返りの3ステップが効果的
  • ハローワークなどセミナーではプロの意見をもらうことができる
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