すぐ使える例文も紹介! 面接後のお礼メールは合否に影響するのか

更新

面接の後に送るお礼メールは、実際のところ意味があるのでしょうか? 中途採用の窓口を担当している人事の方に、リアルな話を聞きました。

お礼メールの例文と、作成時のポイントも解説しています。

Q.面接後のお礼メール、送る必要ある?

お礼メールには、不合格をくつがえすほどの効力はないのが実情です。とはいえ、合否を決めかねている場合は面接通過の後押しとなる可能性もあるので、送って損はありません。特に、面接で失敗してしまった場合、印象を変えられる可能性があります

面接後のお礼メールは、選考結果にどのような影響を与えているのでしょうか。日々、転職希望者とやり取りをしている人事担当者に話を伺いました。

「お礼メールで合格」の可能性は低い

人事担当者からのコメント

お礼メールを送ってくださる方は全体の2割程度なので、「丁寧できちんとしている方だな」と好印象にはなります。ですが、やはり合否を左右するのはスキル・経験と面接の内容お礼メールの力だけで合格になるケースはほぼありません

どうやら、お礼メールだけでは不合格を合格にくつがえすことはできないのが現実のよう。ちなみに、面接中に不合格と決まった場合は、お礼メールの存在が面接官に伝わることもないそうです。

合否を決めかねている場合は、面接通過の後押しに

基本的にお礼メールで合否をくつがえすことはできませんが、まだ合否が決まっていない場合は、面接通過につながることもあるとのこと。面接に手応えがなかった人こそ、お礼メールを送ってみるといいかもしれません。

人事担当者からのコメント

それほど多くはないですが、一次選考や二次選考の段階で合否を決めかねているときは、お礼メールの後押しで面接通過となることもあります

私の場合、微妙なラインの方からお礼メールが届いたら「この方は、お礼メールを送ってくださるとても丁寧な方です」と面接官に報告しています。それを聞いて、「じゃあ、次の選考に進めようか」と決まるケースもあります。

遅刻や緊張は、お礼メールで挽回できるかも

面接に遅刻したことや、面接中の緊張した振る舞いがネックで合否の判断が保留されている場合は、お礼メールで挽回できる可能性があるようです。

人事担当者からのコメント

遅刻してしまった方や、緊張でうまく話せていなかった方は、お礼メールでそのことに触れられていると安心材料になります。ほかの条件はぴったりなのに、一時の失敗が原因で採用をお見送りするのは不本意なので。

お礼メールが結果に与える影響は小さいですが、志望度の高さも伝わりますし、マイナスイメージにつながることはありません

お礼メールは採用に直結するわけではありませんが、送って損はありません。後悔しないためにも、志望度の高い企業の面接後には送ってみてもいいのではないでしょうか。

面接のお礼メールの例文と送るタイミング

お礼メールの例文と、書くときのポイントを解説します。

面接後に送るお礼メールの例文

お礼メールの例文を状況別に3パターン紹介します。

基本のお礼メール
遅刻してしまった場合のお礼メール
緊張でうまく話せなかった場合のお礼メール

基本のお礼メール

件名:○月○日の面接のお礼(氏名)

本文:
株式会社○○○
人事部 △△様

お世話になっております。[氏名]と申します。

本日はご多忙の中、面接の機会をいただき、
誠にありがとうございました。

○○様のお話を伺うことで、
貴社のビジョンや、アグレッシブな経営方針を
より深く理解することができ、
ますます貴社で仕事をしたいという気持ちが強くなりました。

新たな挑戦を続ける貴社の中で、
その発展に貢献することができれば幸甚でございます。

ご面接いただきました○○様に、
くれぐれもよろしくお伝えくださいませ。

末筆ながら、
面接のお礼を申し上げますとともに、
貴社のご発展と社員皆様のご多幸をお祈りいたします。


氏名:○○○○
メールアドレス:○○○○@○○○○
電話番号:○○○○
住所:〒○○○-○○○○
(都道府県から市区町村、番地、建物名、号室を正確に記載)


遅刻してしまった場合のお礼メール

件名:○月○日の面接のお礼(氏名)

本文:
株式会社○○○
人事部 △△様

お世話になっております。[氏名]と申します。

本日は貴重なお時間を頂いたにも関わらず面接に遅れてしまい、
大変申し訳ございませんでした。

貴社を第一志望にしておりますので、
柔軟なご対応で面接の機会をいただけたことに対し、誠に感謝しております。

○○様のお話を伺うことで、
貴社のビジョンや、アグレッシブな経営方針を
より深く理解することができ、
ますます貴社で仕事をしたいという気持ちが強くなりました。

新たな挑戦を続ける貴社の中で、
その発展に貢献することができれば幸甚でございます。

ご面接いただきました○○様に、
くれぐれもよろしくお伝えくださいませ。

末筆ながら、
面接のお礼を申し上げますとともに、
貴社のご発展と社員皆様のご多幸をお祈りいたします。


氏名:○○○○
メールアドレス:○○○○@○○○○
電話番号:○○○○
住所:〒○○○-○○○○
(都道府県から市区町村、番地、建物名、号室を正確に記載)


緊張でうまく話せなかった場合のお礼メール

件名:○月○日の面接のお礼(氏名)

本文:
株式会社○○○
人事部 △△様

お世話になっております。[氏名]と申します。

本日はご多忙の中、面接の機会をいただき、
誠にありがとうございました。

○○様のお話を伺うことで、
貴社のビジョンや、アグレッシブな経営方針を
より深く理解することができ、
ますます貴社で仕事をしたいという気持ちが強くなりました。

新たな挑戦を続ける貴社の中で、
その発展に貢献することができれば幸甚でございます。

面接中は緊張のあまり、ご質問に十分な回答ができず、
大変お見苦しい点がございましたことをお詫び申し上げます。

貴社を第一希望にしておりますので、
次回面接の機会をいただきました折には
しっかりとお話しをさせていただく所存です。

ご面接いただきました○○様に、
くれぐれもよろしくお伝えくださいませ。

末筆ながら、
面接のお礼を申し上げますとともに、
貴社のご発展と社員皆様のご多幸をお祈りいたします。


氏名:○○○○
メールアドレス:○○○○@○○○○
電話番号:○○○○
住所:〒○○○-○○○○
(都道府県から市区町村、番地、建物名、号室を正確に記載)


お礼メールを書くときのポイント

件名

「◯月◯日の面接のお礼(氏名)」と書くのがベストです。件名を見ただけで、何の用件なのか、誰からのメールなのかが分かるようにしましょう。

宛先

お礼メールは、日程調整などのやり取りをした採用担当者宛に送りましょう。会社名、部署名、役職名は正式名称で記入します。

本文

本文の流れは「名乗り→面接のお礼→面接の感想→面接官へのお礼→締め」が基本です。

面接の感想部分では、「◯◯様から●●のお話を伺い、ますます貴社への志望度が高まりました」のように、志望意欲の高さを伝えるのが効果的です。長くなりすぎないよう、6~7行でまとめましょう。遅刻や緊張についてお詫びをしたい場合は、例文を参考に一言付け加えてみてください。

面接官へのお礼部分では、「ご面接いただきました◯◯様に、くれぐれもよろしくお伝えください」と記載すれば、心配りが伝わります。面接官の名前を忘れてしまった場合は「面接ご担当者様」とすれば問題ありません

署名

氏名・メールアドレス・電話番号・住所を正確に記載しましょう。

お礼メールを送るタイミング

面接後のお礼メールは、面接当日のできるだけ早い時間に送るのが基本です。

面接の合否は、面接当日に決まることも少なくありません。基本的にお礼メールは結果と無関係ですが、場合によっては面接通過につながる可能性も。合否が決まる前に送るようにしましょう。

Q.お礼メールに返信が届いたらどうする?

お礼メールに企業から返信が届いた場合の返信例文を紹介します。なお、返信不要と書かれている場合は返信する必要はありません。

件名:Re:Re:○月○日の面接のお礼(氏名)

本文:
株式会社○○○
人事部 △△様

お世話になっております。[氏名]と申します。

お忙しい中ご丁寧にご返信をいただき、
誠にありがとうございます。

それでは、選考結果を心待ちにしております。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


氏名:○○○○
メールアドレス:○○○○@○○○○
電話番号:○○○○
住所:〒○○○-○○○○
(都道府県から市区町村、番地、建物名、号室を正確に記載)


まとめ

・お礼メールが合否に与える影響は小さいが、送って損はない。

・送る場合は、面接当日のできるだけ早い時間がベスト。

  • HOME
  • 人事に聞く|面接のお礼メールは合否に影響するのか