国内外営業・マーケティング
仕事概要
完成品や部品を担当するアカウント(顧客)に営業・販売促進する仕事です。最近の傾向としては量産品をロットで販売するというよりは、顧客の技術的な要望にこたえるような形でカスタマイズして納品するといったスタイルが主流の為、技術的な知識が営業現場で必要になることが多くなっています。また開発設計は国内で行っても、実際に製造するのは東アジアを中心とした海外の為、海外営業職としてもこれまでの海外に物を売るだけでなく、販売先を含めると3国間の海外ビジネスも盛んに行われています。英語のほかにも中国語や韓国語などの第2外国語が出来る方のニーズも徐々に多くなっています。マーケティングに関しては、BtoBビジネスが中心の為、業界が集まるセミナーや展示会などでのプロモーションを中心に業界紙や学会などでの広報活動などがメインの業務となります。但し対象が法人となりますのでマーケティングといっても元開発エンジニアであったなどという技術的なバックボーンの持ち主が多いのも事実です。
転職事情・アドバイス
上記しましたようにこれまでよりも物を売るプロセスが難しくなったことにより、単に営業といってもレベルの差はありますが、セールスエンジニア的な要素や経験をお持ちの人材がかなり有利になっています。勿論文系出身でも経験の中で技術的な提案が可能なスキルをお持ちの方はアドバンテージと考えても良いと思います。自動車関連や家電業界向けの製品の製造や取り扱いをしている企業は採用意欲も高いのでチャンスだと思います。経験した製品と担当した顧客及び業界を軸に求人企業をサーチしていきましょう。タイミング次第ですが、マーケティングに関しても営業と同じく経験した製品か販売先の顧客や業界というキーワードで積極的に応募することが転職成功の秘訣だと思います。