未経験だけでなく新卒や経験者も 経理の志望動機例文とポイント【決定版】

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経理への転職を目指す際、志望動機では「なぜ経理の仕事がしたいのか」「前職をどう生かせるのか」などの明確な理由づけが必要です。

ここでは、経理の志望動機例文と、志望動機を書く際のポイントをご説明します。

経理の志望動機例文集【未経験・新卒・経験者】

さまざまな経験や立場ごとに経理の志望動機例文をご紹介します。

未経験の志望動機例文

まずは、営業や販売など、代表的な職種から経理へ転職する際の志望動機例文をご紹介します。

なぜ経理に転職したいのか」「前職の経験をどう生かすか」を明記するのがポイントです。

1営業から転職

前職では精密機械のルートセールスをしていました。商品の導入効果をわかりやすく説明するため、自社の商品を導入すると、取引先の企業がどのくらいコストを減らせるか、日常的に計算していました。

業務の中で予算管理や資金計画の大切さを感じるようになり、経理を志すようになりました。そんな中、貴社の「製品を通してさまざまな企業のコスト削減、利益率の向上に貢献する」という事業方針に大変共感し、この度応募させていただきました。

営業で身に付けたコミュニケーション能力やコストに対する意識の高さを生かして、貴社に大きく貢献したいです。

営業の場合は、コストに対する高い意識や営業で培われたコミュニケーション能力を盛り込むと、アピール度の高い志望動機を書くことができるでしょう。

2販売から転職

前職では百貨店でアパレルの販売をしていました。その経験から、高い売上実績をあげるためには、自分の売上だけではなく、仕入れ値との兼ね合いや、他の販売スタッフの売上など、店舗全体のお金の動きを考慮する必要があると学びました。

その過程で予算管理や資金計画の大切さを感じるようになり、経理を目指すようになりました。また、前職は大量生産が基本でしたが、貴社は同じアパレル業界でも独自のデザインで人気があり、その方針に惹かれ、応募した次第です。

販売職ではお客様目線の丁寧で誠実な対応を心がけておりました。そうした経験を社内コミュニケーションでも生かし、貴社の経理に貢献できると思います。

販売の場合は、売上に対する高い意識や販売で学んだ接客態度をコミュニケーションに生かすことを盛り込むと、アピール度の高い志望動機を書き上げることができるでしょう。

3一般事務から転職

前職では広告系の中堅会社の一般事務として、社員のサポートや電話応対、Excelを使用した売上集計やPowerPointを使用した資料作成、加えて伝票処理や経費精算管理など金銭に関係する仕事も行っていました。

その中で、経理に対する専門的な知識が身に付き、そのスキルをさらに生かせる職種として、経理職に就きたいと考えるようになりました。貴社は広告会社の中でも、海外商品の広告も扱っており、前職での知識や経験に加え、学生時代から培ってきた英語力も生かせる場だと感じております。

知識と英語力を生かし、いち早く貴社に貢献できるよう頑張ります。

一般事務の場合は、同じ事務職のため経理との共通点を生かしましょう。前職で身に付けたスキルを志望動機に盛り込むことで、説得力のある文章を書き上げることができます。

4公務員から転職

前職では市役所の納税課でお客様の受付や市の独自システムへの入力などの一般事務をしていましたが、税金の書類を取り扱うなかで予算管理や資金計画が会社を支えていると知り、経理に興味を持ちました。

前職では○○市という地域に限られた業務でしたが、貴社は業界内でも特に海外の企業との取引に力を入れているため、より広い視野での仕事にチャレンジできると思い、志望させていただきました。

学生時代にアメリカへ留学経験があるため、英語を話すことができます。またより幅広く海外企業に対応するため、中国語も現在勉強中です。

前職の事務の経験と語学の知識をフルに生かし、足りない部分は仕事をしながら覚え、貴社の経理に貢献したいと考えています。

公務員からの転職であっても、アピールする必要がある要素は同様です。また、志望先の企業で外国語など専門的なスキルが必要な場合は、それに向けた勉強姿勢を示すことで、よりアピール度の高い志望動機が作成できるでしょう。

新卒の志望動機例文

新卒の場合の志望動機例文をご紹介します。「学生時代の経験をどう生かすか」や「将来の展望」について、具体的に説明することがポイントです。

私は幼少期から高校生までそろばんを習っていました。それをきっかけに経理に興味を持ち、大学では経営学部に進んで財務会計を専攻し、簿記や経理を学びました。在学中に日商簿記2級やワープロ検定1級を取得し、小売店でのアルバイトでレジ係を担当した経験もあります。

そういった経験から、経理の面から会社に貢献する仕事がしたいと思い、経理職を志望するようになりました。

HPにて拝見した「挑戦し続ける」という社風にひかれ、貴社を志望させていただきました。社員の平均年齢も低く、例えばコスト削減のための新たな取組なども、提案・挑戦しやうすいのではないかと感じています。

学生時代の経験や学業で得た知識を生かし、経理として貴社に貢献したいと考えています。よろしくお願いいたします。

新卒の場合は社会人経験がない分、学生時代の経験を生かしてどんな風に働きたいかを説明し、ポテンシャルややる気を示しましょう。

また、志望先企業の「どんな点にひかれているのか」伝わる志望動機を作成しましょう。

経理経験者の志望動機例文

経理経験者の志望動機例文をご紹介します。経験者は「これまで何をしてきたか」「何ができるのか」「なぜ同職種内での転職を決意したのか」を明確にすることがポイントです。

1同業種へ転職希望の志望動機例

前職では20人ほどの小規模な食品会社で、月次と年次決算をメインに経理事務を行っていました。そこでの誠実な仕事ぶりが認められたことで、広い範囲の仕事を任せられるようになり、事務次長も務めました。

日商簿記2級取得を機により大きな数字を扱う業務に携わりたいと思い、地方に拠点を持ちながら、全国展開する商品を多く販売する同業の貴社に興味を持ちました。

これまでの知識と経験を生かし、即戦力として貴社の経理に貢献したいと思っております。

同職種内での転職に踏み切った理由を「○○きっかけに」など、わかりやすく説明するのがポイントです。また、経理としてどのような経験や資格を持っているかも盛り込みましょう。

2異業種へ転職希望の志望動機例文

前職では7年ほどイベント会社で経理事務を担当し、簿記の資格を取得してからは入出金の管理から月次、年次までほぼ全般的に仕事を任されていました。

以前家族が入院した際、スタッフの方に医療費に関して親切でわかりやすい対応をしていただいたことをきっかけに医療に関わる仕事に興味を持ち、医療・福祉分野の用語や経理についても勉強をしていました。

前職での経験と簿記の資格はもちろん、これまで営業の方々とのやりとりで培ってきたコミュニケーション能力を生かし、経理の面から患者さん方のサポートがしたいと思っております。

「なぜその業界に転職したいのか」を明確にするのがポイントです。

また、専門的な知識が必要な業界であれば、資格を取得しておくとより有利になるでしょう。

例えば病院経理に転職する場合は、少なからず医療用語の知識が必要になるため、医療事務の資格があれば、より知識のアピールになるはずです。

※志望動機の書き方について詳しくは→履歴書の志望動機を書く方法と内定テク

経理の志望動機に大切な3つのポイント

経理の志望動機を書く際のポイントは3つです。

(1)「なぜこの会社を選んだのか」を明確にする

経理はどんな会社にもある職種のため、「なぜその会社を選んだのか」を明確にする必要があります。

「○○という企業理念の共感した」「独自の展開をしている」「外国の企業との取引が多い」「若く発展中の会社である」など、どこに魅力を感じたのかを明確にしましょう。

この時、理由をなるべく具体的に言うことを心がけましょう。

例えば「貴社のグローバルな仕事内容に惹かれ~」と書くよりも「貴社は○○や○○など、海外の企業との取引にも力を入れており、国内外を視野に入れた働き方に惹かれ」と書く方が、熱意やその企業について研究していることが伝わります。

また、規模、業界、理念、社風など複数の軸で企業を見ることも大切です。単なる「大企業」では、ほかの企業と区別できませんが、「人を大切にする社風が有名で、エコへの関心も高い国内トップの電機メーカー」と表現すれば、その企業独自のポイントが見えてきます。

「なぜこの会社を選んだのか」を考え抜いて、志望動機を説得力のあるものにしましょう。

(2)志望先の企業規模に合わせて考える

経理の仕事内容は、志望先の会社の規模によって変わります。志望動機と志望先の企業の規模を照らし合わせて、内容が適しているか考えてみましょう。

中~大規模の会社では日商簿記2級以上などの資格や専門的な知識が求められることが多く、中小企業では経理の仕事以外にも電話番や来客対応をこなすことが求められることもあります。

そのため、志望先が大企業なら「簿記2級の資格を生かしたい」と専門性のアピールを、中小企業なら「会社全体のサポートがしたい」とさまざまな仕事に対応するやる気をアピールするなど、志望先のタイプによって動機を使い分けると良いでしょう。

※経理の仕事について詳しくは→未経験でも転職できる 経理の転職|現状と転職成功のコツ

(3)正確な仕事ぶりや誠実な人柄、コミュニケーション能力を強調する

経理は会社のお金を管理する仕事のため、ミスなどせず丁寧に仕事を進める正確性や、誰とでもコミュニケーションが取れる誠実な人柄が求められます。

また、会社のあらゆる部署・立場の社員と関わることになるため、どんな人ともうまく話せるコミュニケーション能力が大切です。

前職で「お客様と接する仕事の中で、コミュニケーション能力を培った」「誠実にお客様対応に取り組んだ結果、大きな仕事を任された」といったエピソードがあれば、ぜひ志望動機に盛り込みましょう。

まとめ

経理への転職は、自身の経験や能力、人柄をしっかり把握し、いかにそれらを転職先で役立てられるか説明することが大切です。

今回の例文を参考にしながら、内定につながる志望動機を考えてみてください。

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