音楽鑑賞やゲームはあり? 面接での趣味の上手な答え方

面接で趣味を突然聞かれて、くちごもってしまったことはありませんか。また「音楽鑑賞やゲームなど、趣味について正直に答えて良いのだろうか?」と迷っている方もいるでしょう。

この記事では、面接で趣味について質問されたときの正しい回答方法を、回答例とともにご紹介します。

面接で趣味を聞かれたら?回答例・NG例

面接でよく聞かれる「趣味」。よくある趣味の回答例と、できれば避けたいNG趣味を紹介します。

よくある趣味の効果的な回答例

以下のようなよくある趣味でも、面接時の答え方によってはアピールになります。趣味別に、回答例を具体的にご紹介します。

  • 音楽鑑賞
  • 読書
  • 映画鑑賞
  • 料理
  • 旅行
  • 野球やサッカーなどのスポーツ

どんな趣味であっても、自分がなぜ好きなのか、どのくらい熱中しているかを伝えられると好印象です。

音楽鑑賞

趣味は音楽鑑賞です。

クラシックからラップまでさまざまな音楽を聴きます。音楽を聴くことでやる気のスイッチを入れ、壁にぶつかったときも気持ちを切り替えることができるのが好きな理由です。

読書

趣味は読書です。

小説や哲学書からビジネス書までいろいろなジャンルを読んでいます。本を通して、過去や現在の人たちのさまざまな思考や生き方に触れられることが好きな理由です。

映画鑑賞

趣味は映画鑑賞です。

洋画、邦画に偏らずDVDも含め年100本以上見ています。好きな理由は、映画を通してさまざまな人たちの生きざまに触れられるためです。映画にはさまざまな人物が出てきて、いろいろな性格の人たちとの付き合い方が学べます。

料理

趣味は料理です。

自分専用の包丁を持ち友達や家族にも料理をご馳走します。おいしい料理を食べた人の幸せそうな顔が見られるのが好きな理由です。とくに「おいしかった」や「ありがとう」言われたときは、ほかでは味わえないほどうれしく思えます。

旅行

趣味は旅行です。

毎年長期休暇には必ず海外に行き、普段の休日も基本的に家を出て、行ったことのない場所へ遊びに行きます。旅行が好きな理由は、自分の知らない場所では多くの新しい発見があるためです。また、知らない人たちに出会えることも旅行の楽しみの1つです。

野球やサッカーなどのスポーツ

趣味は野球です。

プレイするのも観戦するのも好きです。野球はチームプレイだからこそ勝った喜びを仲間と分かち合えること、戦略を練るなど頭を使いながらできることなどが好きな理由です。高校時代は野球部で鍛えられ、現在はその頃の友人と草野球のチームをつくり、休日に集まって野球を楽しんでいます。

できれば避けたい3つのNG趣味

趣味人によりさまざまですが、ここからは面接ではなるべく避けたい3つの趣味をご紹介します。

  • ギャンブルや犯罪を想起させる趣味
  • 政治、思想、宗教など個人の信条に触れる趣味
  • (面接官が年長者の場合)ゲームやアニメ、漫画など

ギャンブルや犯罪を想起させる趣味

パチンコや競馬(競艇、競輪)などのギャンブルに関係する趣味、本格的なモデルガンの収集など、人によっては犯罪を想起する趣味は厳禁です。

インターネット掲示板など、偏った性格だと思われかねないものも避けたほうが無難でしょう。

政治、思想、宗教など個人の信条に触れる趣味

デモなどの政治運動、特定の思想や宗教に関する運動などは、関わっている人には誇れるものですが、趣味を聞かれたときに限らず、面接ではなるべく避けた方が良い話題です。

面接官や会社は特定の政治、思想、宗教に偏ることを嫌う場合が多く、マイナスイメージになります。

面接官が年長者の場合はゲームやアニメ、漫画など

ゲームやアニメ、漫画は日本の産業として国際的にもシェアが広がりつつありますが、いまだに「子どもの趣味」と考える年配者も少なくありません。面接官が年配者の場合、こうした趣味は企業の事業に関わるもの以外は避けた方が無難です。

また、読書にしてもライトノベルはやはり幼稚と見られ、印象が良くない場合があります。

面接で趣味について答えるときのポイント

面接で趣味について答えるとき、面接官の印象を良くする5つのポイントをご紹介します。

1素直に熱意を込めて答える

自分の好きなことを偽らずに素直に、熱意を込めて話すことが大切です。好きなことを正直に話せば、自然と表情が豊かになり好感が持たれます。応募先の仕事に関連する趣味もベターでしょう。

一方、つい熱が入って話しすぎないよう気をつけましょう。

2結論→理由の順番で話す

「趣味は〇〇です。理由は~」などと、最初に結論を言ってその後に理由を簡潔に述べるのも重要なポイント。くどくどと結論を先送りにすると、話の要点が伝わらず、話をまとめられない、コミュニケーション能力に欠けるなどと判断されかねません。

3内容は具体的に話す

できるかぎり面接官に興味をもってもらえるよう、内容は具体的に話しましょう。趣味について自分の経験をもとに話すことで、面接官もイメージがしやすく人柄も伝わります。

例えば、趣味が音楽鑑賞や映画鑑賞の場合、具体的な作品名、どのジャンルが好きかも話すとより説得力があります。

4特技とまでいえる趣味はポイントが高い

平凡な趣味でも、ほかの人にはできない特技となるとそれだけで好印象になります。例えば、音楽鑑賞に関して「この作曲家の作品はすべて覚えています」と言えれば記憶力をアピールできますし、読書に関して「書評も書いています」と言うと構成力や文章力のアピールになるでしょう。

ただし、いくら特技といえるような趣味でも、あまりに長々と自慢げに話すのはNG。コミュニケーション能力や協調性を疑われますので避けましょう。

5嘘をつくのはNG

趣味に限らず、面接で嘘をつくのは厳禁です。アピールになるようイメージの良い趣味を答えたい気持ちはわかりますが、嘘は少し突っ込まれた質問をされるとすぐにバレます。

嘘がばれれば不誠実と評価され、それだけでも不合格になりかねない大きなマイナスポイントです。絶対に嘘はつかず、正直に答えることを肝に銘じておいてください。

趣味がないときはどう答える?

面接で趣味を聞かれても思い当たらないときは、「趣味」を堅苦しく考えすぎず、少しでも自分の好きなことはないか考えてみましょう。例えば「散歩」や「食べ歩き」、「TV鑑賞」でも問題ありません。たとえ平凡な趣味であっても、落ちついて素直に答えれば人柄は伝わります。

どうしても思い当たらない場合、「掃除」や「整理整頓」などの日常的なことでも構いません。そこから仕事につながる長所が見いだされる可能性も大いにあります。

面接官はどうして趣味を聞くの?

面接官がどうして趣味を聞くのか、その目的や狙いを知っておくことで、効果的な答え方を考えることができる上に、面接で慌てずに済みます。

面接官が趣味を聞くのは人柄を知りたいから

面接官が趣味の質問をする主な目的は、志望動機や自己PRからだけではわからない人柄を知ることです。

面接官は趣味から面接者の志向や性格を推察し、社風に合う人物かどうかを判断します。

ただし、極端にイメージの良くない趣味でない限り、趣味の内容を理由に落とされることはありませんので、ウケの良さそうな趣味を無理に答える必要はありません

また、趣味の質問には面接者の緊張をほぐす役割や、話題を変える役割もあります。

趣味の質問で面接官が知りたい3ポイント

面接官が趣味の質問から評価している3つのポイントを紹介します。

1説明力やコミュニケーション能力

趣味の質問に限らず、面接官は「物事をわかりやすく理論立てて説明できるか」というコミュニケーション能力を見ています。コミュニケーション能力は仕事する上で不可欠なため、最も重要といっていいでしょう。

趣味の内容そのものではなく、自分の考えを素直に伝えようとする気持ちが重要です。「趣味はありません」などと会話を打ち切る回答、結論を言わずだらだらと長い回答は、コミュニケーション能力がないと見られるので避けましょう。

2ひとつのことに打ち込める素養

面接官は趣味に打ち込む姿勢によって、仕事にも同じように熱意をもって取り組んでくれるかどうかを見ています。

また、仕事以外に打ち込める趣味があることは、仕事のストレスを溜めずに発散できる健康的な印象も与えることができます。

3協調性と会社とのマッチング

面接官は趣味を通して、その人がどのように他人と付き合ってきたのか、例えば活発なタイプかおとなしいタイプかなど、コミュニケーションスタイルを見ています。

趣味を通じて人との関わりがあれば、そのことも伝えると、協調性があると判断されやすいでしょう。

加えて趣味への取り組み方は、会社の雰囲気にあうか、他の社員やスタッフとうまく付きあえるかなどの判断材料にもなります。

まとめ

面接ではさまざまな質問がされますが、趣味はポピュラーなもののひとつです。面接官の意図を理解し、ゆっくりと誠実に回答することを意識してみましょう。

回答例を参考にして各ポイントを踏まえ、あらかじめ頭の中で何を答えるか考えておけば、より適確な回答ができるでしょう。

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