自宅でのアプリ撮影も解説 Q.履歴書の写真の背景は何色にすべき？

履歴書を作る際に必要な「証明写真」。背景としてどの色が適切かわからないという人は多いのではないでしょうか。

今回は、履歴書に使用する証明写真の適切な背景色と、「時間がない」「お金をかけたくない」という人向けに家での撮影方法と背景の選び方を紹介します。

履歴書の証明写真の背景は何色にすべき？

背景色に迷ったら青（水色）がおすすめ

証明写真の背景色は複数ありますが、青（水色）、白、薄いグレーを選ぶのが無難です。その中でも、履歴書に使う証明写真では、青（水色）を選んでおけば間違いないでしょう。

証明写真は、選ぶ背景色によって採用担当者に与える印象が異なります。それぞれの背景色が与える印象やおすすめの職種について、くわしく紹介します。

青（水色）：清潔感のある雰囲気

証明写真の背景に使用する色のなかでも、青（水色）は爽やかさや清潔感を与える色です。

運転免許証の証明写真でも一般的に使われているため、多くの人が見慣れているでしょう。

さらに、青の背景色は肌の色と補色関係にあるため、顔の明るさを際立たせる効果があり、生き生きとした表情に見せられます。

白：明るくフレッシュな印象

白は色の中で最も明るく、無垢なイメージとして知られていることから、フレッシュな印象を与えられます。

特に新卒の就活生やアクティブなイメージが求められる営業職などに向いています。

ただし、人物がくっきりと浮き立ち、想定よりも明るく見えすぎる可能性があるので、好みではなければ避けるのが無難。履歴書への証明写真で選ぶこと自体は問題ありません。

薄いグレー：落ち着いた印象

薄いグレーは、落ち着いた印象を与える色です。

中間色で過度な主張をせず、人の表情や特徴を自然に引き立ててくれます。

薄いグレーの色の証明写真は堅実さや真面目さ、経験豊富なイメージを持ってもらいやすく、特にハイクラスの転職や、堅実さが求められる金融・事務系の仕事に向いています。

柄は無地かグラデーションのみOK

証明写真の背景は、基本的に無地を選びましょう。

このほか、グラデーションを選んでもOKです。グラデーションは背景の一部に白が使われることで、青や薄いグレーが持つ印象を残したまま単色よりも明るい印象を与えられるでしょう。

下記の記事では、証明写真で気をつけるべき「服装」「髪型」「表情」のくわしいポイントや、写真サイズなど基本ルールを紹介しているので、あわせて確認してみましょう。

サイズ・背景から服装・髪型まで

すぐわかる履歴書の写真マナー

証明写真を家で撮る場合の背景は？

証明写真機や写真館へ撮影に行く時間がない場合、スマホのアプリを使って、家で撮影するのもひとつの手です。

ここでは、家で証明写真を撮るときの撮影場所と、アプリを使う際の注意点を解説します。

部屋の白い壁の前で撮影する

家で証明写真を撮る場合、写真の明るさなどを調整しやすい白い壁の前で撮影しましょう。

なお、上半身とそのまわりに余白が取れる広さを確保してください。

背景を加工できるアプリを利用する方法も

撮影に適した壁がない場合は、背景を加工できる証明写真のアプリを使う方法もあります。

撮影に使えるアプリとしては、以下のようなものがあります。

なお、アプリで撮影する場合は以下の4点に注意しましょう。

これらの注意点から考えても、アプリでの撮影は証明写真機や写真館よりも時間がかかる可能性があり、画像加工・撮影スキルも求められるといえます。

料金や時間など総合的に判断すると、証明写真機や写真館で撮影するのがおすすめです。

それでも履歴書の提出まで時間がなく、自宅で撮影したいという人は下記の記事も合わせてチェックしてください。

人気アプリ3つ実際に使ってみた

転職の履歴書の証明写真はアプリでもいい？

証明写真を貼り、履歴書が完成したら…

撮影した証明写真を貼って履歴書が完成したら、いよいよ企業に提出です。

下記の記事を参考に、送り方や提出方法のマナーを確認しましょう。

まだ履歴書や職務経歴書が完成していない人は、下記の記事を参考にしてください。

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この記事の執筆者

「転職Hacks」編集部

株式会社クイック

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