設計(回路・実装)
仕事概要
回路設計には、主にあらゆる電子機器の制御系および情報処理系を司るデジタル回路設計、電源系や駆動系を司るアナログ回路設計、それらの入出力や通信系を司るデジタル・アナログ混在型の回路設計の三種類に分別することができます。 あらゆる電気・電子機器の「機器の頭脳」として最適な制御や情報処理を、「機器のボディー」として、実際にメカニズムを駆動させるためのパワーサプライや駆動回路を、「機器の神経」として、操作信号の入力・データ・音声や映像などの通信の出力させるための回路ブロックとしてそれぞれ設計します。どの設計においても製品が出来上がる過程において大変重要なポジションと言えるでしょう。
転職事情・アドバイス
基本的に回路設計においてはCADを使用しますのでCADによる回路図の設計経験が必要となります。 いずれの回路設計にしても回路は1/0の世界の応用となりますので、論理回路の基礎的な知識は必要最低限の知識として求められます。 またこのポジションが製品開発の全工程の鍵を握っていますので、他のフェーズを担当する設計開発者や顧客、また実際にモノを造る製造関連の技術者とのコミュニケーションスキルと、タイムマネージメント能力が重要となります。