国内外営業・マーケティング
仕事概要
完成品というよりは、半完成品や部品・素材といったものを取り扱うことの多い職種です。各業界の完成品メーカーに対して、自社の取り扱う部品や素材などを出来るだけ多く購入していただけるよう、様々な技術的な提案やコストなどの提案を行いながら営業及び拡販活動をしていただきます。昨今では「量産品を出来るだけ多く購入しコストダウンを図る」という方向性ではなく、「よりメーカーのニーズにあった製品をその都度高い品質でコストダウンし提供する」といった方向性に変化していますので、営業として顧客とのリレーションシップを維持することだけではなく、能動的に技術的な提案をしたり、完成品の先行開発段階からプロジェクトに関わったりと「より技術的な係わり合いが広く深く」なってきています。
転職事情・アドバイス
「営業」といえば文系学部卒のイメージがこれまで強い職種でしたが、ビジネスの構造そのものが変革を遂げてゆく中で、即戦力採用市場においては「理系出身者」や「技術的な提案型の営業スタイル」といったキーワードを持った人材が大変注目をされております。特に「20代の理系出身者」のマーケットバリューは高く、業界や職種に対して未経験者でも大学時代に学んだ技術的な領域がフィットすれば、転職時には可能性が他のキャリアを持つ人材よりもかなり大きく拡がります。また文系出身者でも、「深く顧客と関わること」が重要とされていますので、「同じ様な技術領域の製品」「同じ様な顧客業界」「同じ様な顧客」という3つのキーワードのうちいくつか当てはまる企業であればキャリアアップの可能性は大きいと思います。上記のキャリア内容に英語力や第二外国語スキルが加わるとさらに転職先選択の幅が拡がり、キャリアプランニングが容易になるでしょう。