品質管理・保証・評価・解析
仕事概要
製品品質の安定と向上は、メーカーの信頼性の基盤となります。品質とは、製品が所定の仕様を充たし、機能を安定して発揮することです。完成品を実際に動かして(動作試験)を検査するのが手近な方法で、これが品質管理(QC:Quality Control)、品質保証(QAまたはQM:Quality Assurance)です。 工場で生産される製品および出荷された製品の品質を適切に管理・保証するのが主な業務です。出荷前の完成品について、工場で最終的な品質の検査を統括するのが品質管理。出荷・販売後の製品について不備があった場合の対応を行ったり、保証範囲・期間などの基準を定めるのが品質保証です。
転職事情・アドバイス
現在ISOでもQC、TQC(全社的品質管理)の考え方に基づく品質管理の国際規格、ISO9000シリーズを定めていますので、ISOに批准した業務経験ないしは知識があると非常に有利になります。製造責任者としてマーケットからの法的なことも含めた品質に対するリスク管理が重要となった昨今、多角的な視点からものごとにアプローチするセンスなども問われることになります。