新卒者・転職者必見! 最終面接に落ちるフラグとは?

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新卒や中途採用にかかわらず、最終面接が終わって結果の連絡を待っている人は、自分の面接を振り返ってあれこれ考えてしまうものですよね。また、これから最終面接を受ける人も、心配事はつきないことでしょう。

そこでここでは最終面接の最中に落ちたとわかる「フラグ」が正しいのかどうかや、落ちないための注意点を紹介していきます。

そもそも最終面接で落ちることはあるの?

最終面接は、採用決定権のある人による最後の意思決定

クエスチョンのピクトグラム最終面接では、採用についての決定権を持つ社長や役員が、「応募者が本当に自社にふさわしい人材かどうか」を判断して最終的な意思決定をします。

そのため、新卒採用でも中途採用でも最終面接は「顔合わせ程度」などと言われています。しかし、しっかりと人物を見極められる場合も少なくなく、また顔合わせだったとしても落ちる可能性もあります。どんなに現場で活躍できる能力やスキルがあったとしても、企業理念や経営方針に合わないと判断されれば不合格となってしまうからです。

ですから、最終面接で落ちた場合はスキルが足りなかったと落ち込むより、単に「合わない」と判断されたと考えましょう。

実は5割超え?! 最終面接で落ちる確率

とある人材紹介会社で就職の支援を行っているコンサルタントによると、実際の合格率は4~5割程度という意見も。一般に、最終面接は一次面接、二次面接といったそれまでの面接よりも合格しやすいと言われていますが、実のところ半分以上の人が最終面接で落とされてしまうというのです。

もちろん業界や職種、企業によっても異なりますが、大まかに以下のような傾向があるようです。

募集枠が少ないと落ちやすい

ひとつのポジションに1人のみの採用という場合は、それまでの選考で絞りきれなかった、社長が直接選びたがるなどの理由で複数の候補者を最終面接で1人に絞るケースも多く、合格率は低くなります。逆に複数名採用の場合は、一定の基準に達していれば合格となるので落ちにくくなるようです。一名採用と複数名採用の合格率の違い

技術職よりも営業職のほうが落ちやすい

技術やスキルがあれば多少性格に難があっても採用したいという技術職に対して、職務上人柄も大切な営業職では最終面接に落ちやすい傾向があります。

とくに最終面接を行う企業のトップは具体的な技術に明るくない場合もあり、技術職についてはそれまでの選考で問題なければそのまま採用、営業職は自分の目でしっかりと見極める……と合格率に差が出るケースもあるようです。

面接回数が少ないほうが落ちやすい

2~4回目の面接が最終面接となる企業が多いですが、たとえば2回目でいきなり最終となるなど面接回数が少ないほうが合格率が低いようです。

たとえば中小企業のワンマン社長との最終面接などは、気に入らなければ容赦なく落とされてしまう場合も。逆に面接回数が多い会社では、最終面接より前に合否を左右するキーマンがいた、ということもあるようです。

最終面接の結果連絡の速さは、合否とは関係ない

最終面接の結果連絡については、合否にかかわらず、担当者から指示された期限内にもらいます。たいてい1週間以内、長くても2週間以内が多いです。期限を過ぎても企業から返事がない場合は、自分から問い合わせの連絡をしてみましょう。

合格なら3日以内、不合格なら期限ぎりぎりになるといった説もありますが、担当者の忙しさなどによっても変わるため、結果連絡のタイミングは合否とはあまり関係ありません。ただし採用人数が多い大企業や新卒の大量採用などでは合格者に優先的に連絡するため、不合格者は後回しにされ、結果的に連絡が遅くなる場合もあるようです。

最終面接に落ちる代表的な理由とは

最終面接に落ちる人にはそれなりの理由がある

最終面接の合格率についてある程度わかったところで、今度は不合格の理由について見てみましょう。面接の最中に落ちたとわかる明確なフラグはありませんが、最終面接の評価に響く理由にはある程度はっきりしたものがあります

よくある理由は以下の通りです。すでに最終面接を終えている人は自分の面接を振り返り、どうだったか確認してみましょう。

価値観が会社と合わない

面接官に「うちの会社にふさわしくない」と判断される一番のポイントは、企業理念や経営方針、社風などさまざまな観点から見て、「価値観が合わない」と思われてしまうことです。例えば「お客様満足度が第一」という方針の会社に、「とにかく販売数を上げられるように働きます!」とアピールしても響きませんよね。「君はうちと合わない」と判断されれば不合格となってしまいます。

緊張しすぎている

最終面接は会社のトップと数人対1、あるいは1対1となるため、それまでの面接以上に緊張する人も多いですが、緊張しすぎて質問にきちんと答えられないようでは面接官は面接者のことがよくわかりません。また、緊張のあまりドアの開閉や挨拶に失敗すると、「落ち着きがない」「社会人としてのマナーがなっていない」という印象につながりかねません。

ビジネスの場にふさわしくない反応をした

とくにわざと答えにくい質問をして反応を見たり、逆にリラックスさせて本音を引き出す面接の場合、素の反応をしすぎて「ビジネスパーソンとしてふさわしくない」と思われてしまうことがあります。意地悪な質問にムッとして黙り込んでしまったり、穏やかな雰囲気に安心しすぎて前職の悪口を言ってしまったりすると、落とされる原因となります。

企業研究が足りていない

「弊社の企業理念はご存知でしょうか」という質問に即答できない、業界の現状にまつわる理解が浅いなど、企業や業界に対する研究が足りていないのはNGです。とくに会社説明会やそれまでの面接で聞いた話などがうまくフィードバックされていない場合は要注意です。

入社意欲が低い

「弊社が第一希望か」という質問に「他の企業に合格すればそちらに行く」と答えたり、志望動機のなかで「大手なので念のため受けた」と漏らすなど、明らかに入社意欲が低い場合はやはり不合格になりやすいです。「他の会社ではなく、この会社に入社したい」という意欲がないと、最終面接には通りません。

最終面接に落ちるフラグとされているものは本当か?

最終面接には「絶対落ちる」という不合格のサインはない

面接官とひらめく応募者面接はコミュニケーションのひとつですから、「○○だったから絶対に落ちる」という明確な不合格フラグはありません。面接官に同じ対応をされたとしても、それで受かっている場合もあれば落ちている場合もあります

「不合格フラグ」とされているものには以下のようなものがあります。つい落ちたと考えてしまいがちですがあまり慌てずに。

面接が早く終わったら落ちる

事前に約1時間の面接と告知されたにもかかわらず、20~30分程度で面接が終わってしまった場合は「落ちるフラグ」と言われています。実際、面接官である企業のトップは多忙なことも多いもの。面接の早い段階で「不合格」と判断されると、無駄に長引かせずに終わらせる場合もあります。

その反面、同じ理由で「長々と話を聞くまでもなく採用」とすぐに決まってしまう場合もあります。面接が早く終わってしまったからといって、必ずしも落ちることが決まったわけではありません。

説教されたら落ちる

最終面接には、話しにくいことに深く突っ込む「圧迫面接」も多いもの。自分の志望動機や入社後の希望について「考えが浅い」、話し方について「声が小さい」などとお説教をされることもあるようです。

落とすからその理由を教えるために説教をする、というケースもありますが、実はお説教に対する反応によっては合格になっている場合もあるようです。

趣味を聞かれたら落ちる

直接仕事と関係のないことを聞かれると、「望みがないのでは?」「時間をつぶすため?」と不安になりますよね。それでも不合格フラグと判断するのは早計です。趣味の話から、応募者の普段の人間性を見定めようとしていることがあります。

また、中小企業などでは「経営者が野球好きで、野球ができる人を採用したがる」などという会社もありますから、最終面接で趣味について聞かれて必ずしも不合格になるわけではありません。

丁寧な対応をされたり、褒めちぎられたら落ちる

とくにメーカーや小売会社、不動産などの場合は、不合格になった人がその後も顧客となる場合があるので、不合格になる人に嫌な印象を与えまいとするのでは……、と考える人もいるでしょう。

しかし面接官の人柄や「褒めて育てる」という社風からの場合もありますから、丁寧な対応をされたり、経歴や人柄を褒められたとしても、必ずしも不合格とは結びつきません。

「最後に言い残したことはありますか?」と聞かれたら落ちる

最終面接の締めくくりは、応募者が企業にアピールする最後のチャンスです。言い残したことを聞かれるのは、本当にこれきりだからでは……と不安になりますが、だからといって必ず不合格になるわけではありません。純粋に確認されているだけの場合もあるので、必要以上に考えすぎて落ち込んでしまわないようにしましょう。

逆に「合格フラグ」とされているものは?

手を挙げる人のピクトグラム反対に、面接官の対応がこうだったら合格、とされているサインには以下のようなものがあると言われています。

  • 面接の最後に握手をしたら受かる
  • 所属部署の担当者を呼ばれて挨拶したら受かる
  • 人事担当者と入社日程や給料などを具体的に詰めたら受かる

握手については単に挨拶の意味しかない場合もあるので、可能性は高いものの、絶対に合格するとは限りません。しかし下の2点については、入社のための具体的なステップに進んでいっているため、合格の可能性は極めて高いです。

しかしそれでもまだ油断は禁物。他に採用する人が先に決まってしまった、そのポジションの募集が急に取りやめになったなど、面接とは直接関係ない事情で不合格となる場合もありますから、結果の連絡まで油断はしないようにしておきましょう。

これから最終面接を受ける人が、落ちる可能性を減らすには?

飛び越える人のピクトグラムこれから最終面接を受ける人は、なんとしてでも落ちないようにしたいもの。落ちないようにする注意点は以下の通りです。

社会人としての身だしなみ、マナーを再確認

服装や身だしなみ、入退室や話し方のマナーをもう一度確認しておきましょう。

詳しくは→面接前にチェック!意外と知らない転職の面接マナーまとめ

これまでの面接内容を元に受け答えをブラッシュアップ

これまでの面接で面接官と話すうちに、仕事内容や企業の風土についての理解も深まっているはず。それを元に、志望動機や入社後の希望などについて、話す内容を見直しておきましょう。

企業の価値観をしっかり確認し、自分の行動原理とすり合わせる

最終面接では、企業理念や会社の経営方針についての理解度を確認されることも多いです。入社後はそれに沿った働き方を志していることをアピールできるように準備しておきましょう。

「どうしてもこの会社に行きたい」という熱意があるかチェック

最終面接に合格したら入社が決まるわけですから、自分にも「絶対に行きたい」という気持ちがあるか今一度振り返ってみてください。また、面接官に熱意を伝えるためには逆質問も有効です。

詳しくは→最終面接の逆質問で印象アップ!社長・役員に聞く質問集

リラックスした面接でも常識ある受け答えを

面接官はあえてリラックスした雰囲気を作り出し、素の反応を引き出して人柄を確認しようとすることがあります。そんなときも油断せず、ビジネスパーソンとして常識ある対応をしましょう。

詳しくは→絶対に落ちない!転職の最終面接【攻略ポイントと質問例】

もし最終面接に落ちてしまったら……

綱渡りのピクトグラムもし最終面接に落ちてしまっても、くよくよしていても始まりません。他の会社を受けに行く前に自分の面接を振り返り、なぜ落ちてしまったのかを分析して次に活かすようにしましょう。

上記の「最終面接に落ちる代表的な理由とは」の中で、自分に当てはまるものがないかチェック。また、「これから最終面接を受ける人が、落ちる可能性を減らすには?」をしっかりと読み直して、次に最終面接を受けるまでに万全の対策をして内定をゲットしましょう!

まとめ

片ひざをついて祈る人のピクトグラムいかがでしたか?

最終面接は合格率もまちまちですし、面接担当者にどんな反応を示されたら落ちる、という決まったものはありません。

最後にこんな面接のお話を。とある企業の最終面接は創業社長との1対1で、応募者はほとんど質問されず、逆に起業したときの苦労話や会社の歴史を聞かされたとか。あまり話さなかったのでまったく合否の予想がつかなかったものの、結果は合格だったそうです。

最終面接に落ちるかどうかは、結果が出て見るまでわからないもの。とくに最終面接が終わった後の人は、あまり考えすぎずに連絡を待ちましょう!

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