回答例~合否のタイミングまで 転職の最終面接まるわかり

この記事では「転職の最終面接でよく見られるポイント」と「質問への回答例をはじめとした3種類の面接対策」を紹介します。

転職の最終面接は、ほぼ合格って本当?

最終面接の合格率は、4~5割程度

ほぼ合格とまでは言えないものの、転職の最終面接の合格率は高く、おおよそ4~5割ほどと言われています。

その理由は、最終面接が社長・役員との顔合わせや、最終的な意思決定の場としての側面が強いから。一次・二次選考で既にスキルが評価されているため、「本当に自社にふさわしい人材」という印象さえ与えられれば、内定の確率が上がると言われています。

転職の最終面接のポイントは「マナー・人間性・意欲」

経験やスキルが問われる一次・二次面接とは異なり、転職の最終面接では「会社との相性」が合否のポイントになります。

具体的には、ビジネスマナー・人間性・意欲の3つの視点から相性を判断されるようです。

最終面接で心がけたいポイントは、3つ。1、最低限のビジネスマナーができているか。2、企業の考え方に沿った志望動機を言えるか。3、入社意欲・仕事への意欲が伝わるか。

1.最低限のビジネスマナーができているか?

転職の最終面接の第一のポイントは、最低限のビジネスマナーができているかどうか。

最終面接の面接官は役員・経営者など、礼儀やマナーに厳しい方も少なくありません。社会人としての基礎ができていないとみなされないよう、最低限のビジネスマナーは事前に確認し、失礼のない対応を心がけましょう。

※面接のマナーについて詳しくは→時系列でわかる、転職の面接マナーガイド【受付・入室・面接中・退室】

2.企業の考え方に沿った志望動機を言えるか?

転職の最終面接の第二のポイントは、応募企業の考え方・方針に合った志望動機を言えるかどうか。志望動機は、仕事に対するあなたの考え方(=人間性)が表れる質問です。企業は「自分たちと考え方や目標が一致する応募者」に内定を出したいので、志望動機を通じてあなたと自社とのマッチングを行っています。

人間性が応募企業にマッチしていると印象付けるために、「企業のビジョン・目標を理解している」「企業の方針と自分の考えが一致している」ことをアピールしましょう。最終面接の前にあらためて応募企業の企業研究や振り返りを行い、その会社の考え方に合わせた内容を話すことを忘れないでください。

また、面接官の話に対して、否定的な対応をするのも控えましょう。「考え方が違う=相性が悪い」とみなされてしまいます。

※志望動機について詳しくは→履歴書の志望動機|最速で書く方法と受かる書き方

3.入社意欲・仕事への意欲が伝わるか?

転職の最終面接の第三のポイントは「意欲」。最終面接は入社意思を確認する場でもあるため、「入社したい」という応募者の意欲が非常に重視されます。面接官に「意欲的」と感じてもらうために、以下の3点を押さえて面接に臨みましょう。 

  • 面接官の話は、やや前傾の姿勢で話し手の目を見て、しっかりと聴く 
  • 質問の中でも特に志望動機は重要なので、「何をやりたいのか」「その企業を選んだ特別な理由は何か」を踏まえた回答を用意しておく
  • 企業の情報を事前にチェックし、それを踏まえた逆質問をする  

面接対策1:最終面接の雰囲気を知る

最終面接の形式は2パターンあります。通常質問型は、面接官からの質問に回答する一般的な面接のこと。雑談型は、雑談を通して応募者の素顔・本音を探る面接です。

転職の最終面接対策の1つ目は、面接の雰囲気を知ることです。最終面接の形式や面接官の人数は会社によって異なります。大まかに「通常質問型」と「雑談型」の2パターンに分かれるので、それぞれ雰囲気を掴んでおきましょう。

パターン1:通常質問型

通常質問型とは、面接官から質問を受け、それに回答する、一般的なタイプの最終面接です。通常質問型の最終面接のポイントは以下の3つです。

通常質問型の最終面接のポイント

  • 回答は「端的にわかりやすく」を心がける
  • 面接官からの追加質問に備える
  • 回答に困った場合は少し時間をもらう

回答は端的にわかりやすく

最終面接官である役員・社長は、普段から多忙な方も多いため、回答は「端的にわかりやすく」が好まれます

面接官からの質問内容は、自己紹介や志望動機などオーソドックスなものが中心です。事前に話す内容を絞り込んでおき、面接本番でスムーズに言えるようにしておきましょう

面接官からの追加質問に備える

面接官によっては、回答に対してさらに深堀りするような「追加質問」をしてくることがあります。

揚げ足をとるような指摘など答えにくい質問もありますが、しっかりと落ち着いて考えを述べることができれば問題ありません。「考えが表面的ではなく軸がある」「困ったときも冷静に対応できる」などといった形で、人間性に対する評価がグッと上がります。

▼追加質問の例

(応募者)
社員のみなさんが自ら手をあげて新たなサービスの開発に取り組むなど、意欲があればチャレンジできる社風に魅力を感じ、志望いたしました。

(面接官)
確かに社員からの提案で新しいサービス開発が始まることもありますが、トップダウンでやってもらう仕事の方が多いですよ。それでもいいですか。

回答に困った場合は時間をもらう

質問への回答に困った場合、焦って適当なことを答えるのはNGです。すぐに答えるのが難しい場合、「少し考えるお時間をいただいてもよろしいでしょうか」とお願いしましょう。考える時間は、10秒が目安です。

一方で、全く知らない時事問題など、どうしても回答できない質問の場合は、正直に「不勉強のためわかりません。今後勉強して参ります」と答えましょう「知識は足りないけど、素直にわからないと言える人」という印象を残せます。

ただし、面接官からの質問が応募者の考えや意見を問う内容の場合に「わかりません」と答えてしまうのはNGです。短時間で考えを整理し、不十分な点はあったとしても自分の意見を述べましょう。

パターン2:雑談型

転職の最終面接では、一見するとただの雑談のような「雑談型」の面接になるケースもよくあります。こういった形式では、面接官は雑談を通して、応募者の素顔・本音を探ろうという意図があるようです。ポイントは以下の3つです。

雑談型の最終面接のポイント

  • 話を聴く姿勢も評価対象
  • 面接官の話や質問に対し、否定的な回答は控える
  • 場が和んでも礼節をわきまえ、面接に相応しい会話を

話を聴く姿勢も評価対象

雑談型の面接では、面接官が話す場面も多いため、話を聴く姿勢からも人間性を見られています。相手の顔を見て、やや前のめりで頷きながら話を聴き、「話の内容に関心を持っている」という印象を面接官に与えましょう。

また、話し好きな経営者の多くは否定されることを嫌うため、否定的な受け答えをすることは控えましょう。相手の話を共感と肯定の態度を示しながら聞き、スムーズに会話できれば、雑談型の面接は概ねクリアできます。

雑談型面接では、うっかりに注意

雑談型の最終面接でも、発言内容やマナーには気を配りましょう。場が和んでくると、つい砕けた物言いをしてしまったり、言わなくてもいい本音がポロッと漏れたりしてしまうことがあります。

いくら雑談のような雰囲気だとしても、敬語を使うのを忘れたり、長話や面接に相応しくない話をしてしまったりすると、大きなマイナスになりかねないので注意しましょう。

よくある雑談型面接の失敗例

  • 話が弾んでつい本音が漏れ、これまでの面接の話と矛盾が生じてしまう
  • プライベートの話をしすぎてしまう
  • 調子に乗って、自分の話を長々としすぎてしまう

面接対策2:よくある質問と、回答方法を知る

転職の最終面接対策の2つ目として、定番の質問と回答例を12種類紹介します。面接当日は、この中からいくつか質問される可能性が高いので、回答の例文を参考にしながら、自分の状況に合わせてアレンジして使ってみましょう。

自己紹介系

■志望動機を教えてください

最終面接の志望動機は、志望度の高さや企業との相性を見るための質問です。

「企業のビジョン・目標を理解している」「企業の方針と自分の考えが一致している」という前提を踏まえた上で、「何をやりたいのか」「他の企業ではなく、なぜこの企業を選んだのか」がハッキリ伝わるように、具体的なエピソードを交えて話しましょう。

<例:IT企業への転職>

私は、介護にITを活用するというビジョンに共感して、御社を志望しています。

私は祖父の介護をきっかけに、日本の少子高齢化問題の解決に、自分の得意分野であるITで何らかの貢献ができないかと問題意識を持ち続けてきました。介護の現場は身体的な負担が大きいのはもちろん、夜間の見守りなど気を抜けない場面も多く、改善の余地が多々あると感じたためです。

前職のIT企業では介護分野と関わりが無かったのですが、培った技術をいつかこの分野で発揮したいという熱意を持ち続けてきました。そのため、IT企業でありながら、介護や福祉サービスにも深く関われる御社を強く志望しています。

※志望動機について詳しくは→履歴書の志望動機|最速で書く方法と受かる書き方

■長所を教えてください

最終面接の長所の質問では、「自分の長所を客観的に把握しているか」「その長所を、転職後にどう活かせるのか」が問われます

回答のポイントは、具体的なエピソードを話すこと。一言目で何が長所かを伝えた後に、それを象徴する成功体験を話しましょう。具体的であればあるほど、面接官に「転職後も同じように活躍してもらえる」というイメージを与えられます。

<例:営業職への転職>

私の長所は行動力です。

前職の営業の仕事で任されたのは、新規のお客様をアポイントなしで訪問する業務でした。ほぼゼロからのスタートだったため大変でしたが、まずは場数を踏もうと切り替えました。同僚の数倍近い件数を訪問し、体当たりでコツをつかむことで、入社半年で契約件数トップとなることができました。御社でも行動力を生かして、数字に反映させていきたいと考えています。

※長所の書き方について詳しくは→面接官に好印象を抱かせる!長所の上手な答え方のコツ&例文

■短所を教えてください

最終面接の短所の質問は、「自分の短所を客観的に把握しているか」「短所をどうカバーしているか」が問われます

自分の短所を客観的に伝えるだけでは面接官にネガティブな印象を与えてしまうため、「短所をどうカバーしているか」を具体的なエピソードを交えて伝えるようにしましょう。短所を放置せず、改善の努力をしていると伝えることで、逆に努力家といったポジティブな印象を残すことができます。

<例:どの業界・職業でも使える例>

好奇心旺盛で、ついいろいろなことに興味を持ちすぎてしまう点が短所です。そのため仕事でも、いくつかの作業を半端な状態で持ち続けてしまう場面もあります。

しかし、自分の癖を意識してからは、タスクを書き出して優先順位をつけ、自分の状況を可視化するよう心がけるようにしました。その結果、一つの仕事を終わらせてから次の仕事に取り掛かるという意識が定着してきたと感じています。

※短所の書き方について詳しくは→なぜ面接官は短所を聞くの?採用面接で短所をプラスに変える答え方

■どんなときに仕事のやりがいを感じますか?

仕事のやりがいに関する質問は、入社後のミスマッチ防止のために「転職後も意欲を持って仕事ができるか」を確かめる意図があります。

そのため「自社でもやりがいをもって働いてもらえそう」という印象を残せるように、応募先の企業と共通点のあるシチュエーションで「やりがいを感じた」というエピソードを伝えるようにしましょう。

<例:IT企業への転職>

難しい仕事を達成したときに、やりがいを強く感じます。

前職では入社間もない段階から、専門外の言語を使ったプログラミング等を任されてきました。最初は対応に困ったのですが、先輩社員にアドバイスをもらったり、月に○○冊ほど参考書籍を読んだりして知識を身につけることで、納期までに仕事を完遂させてきました。

難しい仕事を任されるプレッシャーはあるものの、これからも創意工夫を重ねて、成功体験を積みたいと考えています。

■前職の退職理由は何ですか?

退職理由に筋が通っているか、問題が無いか等を確かめるための質問です。答える際は、ポジティブな内容を伝えるようにしましょう。前職の不平不満をただ伝えるのではなく、「○○を実現するため、それができる御社への転職を決意した」といった前向きな表現に変換すると好印象を与えられます。

また、回答後に「詳しく聞かせてほしい」と追加で質問される場合があります。それに備えて、退職を考えるきっかけとなったエピソードも準備しておくと、安心できるでしょう。

<例:どの業界・職業でも使える例>

自分のこれまでの経験を生かしながら、さらに事業規模の大きな御社でステップアップしたいと考え、退職を決意しました。

仕事のビジョン系

■仕事をする上で、大切にしていることは?

応募先の企業でも、モチベーションを高く持って仕事ができそうかを確認する質問です。転職後の業務内容と共通点のあるエピソードを使って、「何を大切にしてきて、どんな成果をあげてきたか」を伝えましょう。

<例:接客業・営業職への転職>

相手の立場に立って考えることを大切にしています。お客様と接する仕事に携わってきた中で、よりご満足いただけるサービスのご提案や、信頼獲得にもつながると感じてきたからです。

実際に、現職の営業活動の中でも、お客様は何が分からないのかを考え、寄り添う姿勢を大切にしてきました。その結果、「○○さんに聞けば、何でも解決してもらえる」といった声をかけていただける程の関係が築けています。

御社への入社後もこの姿勢を大切にし続け、新たなお客様との関係も強固に気づいていきたいと考えています。

■入社後に、どのようなことに挑戦したいですか

入社後に挑戦したいことを問う質問では、「目標があって転職活動しているか」「目標が現実的か」をチェックされます。

この質問は、業務内容をしっかりと踏まえた上で、挑戦したいことを具体的に伝えるのがポイントです。また、挑戦する内容が無謀だと思われないように、「こんな経験・知識があるから、挑戦できる」という根拠も必ず示しておきましょう。

<例:建設業界への転職>

御社で力を入れている大規模施設の建設業務に携わりたいと考えています。これまで携わってきた高層マンションや商業施設の建設業務の知識・経験を活かし、数年後にはプロジェクトを推進する中心人物になれればと考えています。

■この事業を、どのように成長させていきたいですか?

最終面接では「事業内容の理解度」と「あなたがどう貢献できるか」を確かめるために、広い視野が求められる質問をされることもあります。社長・役員といった会社を動かす立場の人を相手にするため、自分の担当業務だけではなく、事業の将来像まで含めた広い視野を持っていることをアピールしましょう。

<例:人材業界への転職>

人材業界は競合企業が多数存在するため、今後も差別化が必要になると考えています。その上で注目しているのが、ITを使った新サービスの導入です。転職活動の面接は時間の調整がネックになることが多いため、電話会議やスケジュール管理アプリなど、柔軟な時間管理を可能にするサービスの需要が高いと考えています。

こうした業界のトレンドを見逃さず、利用者目線で悩みを解決するサービスの提供を進めることで、御社の業界内での地位を確固たるものにしていきたいと考えています。

企業研究・業界研究系

■他社ではなく、当社を選ぶ理由を教えてください

「他社ではなく、当社を選ぶ理由」を問う質問では、応募先の企業への志望度の高さがチェックされます。他社との違いを分析したうえで「この企業を選ばなくてはならない理由」と「ここで活躍できる理由」を語りましょう。

<例:メーカーへの転職>

前職の海外経験が最も生かせると思ったからです。御社は現在テレビの製造を中心に海外展開を進めており、そのアジアでのシェアは国内メーカーでトップです。私は前職において、ベトナムで2年間、現地駐在営業を経験しており、英語はビジネスレベルで話せます。その強みを御社で生かし、グローバルな視点で大きなビジネスを動かしたいと考えました。

※退職理由について詳しくは→【事例付き】すぐわかる退職理由の書き方

■関心のあるニュースはありますか?

応募先の企業に関連するニュースへの、アンテナの高さが確かめられる質問です。数ヶ月以内のニュースをひとつ取り上げ、ニュースの概要と、興味を持ったポイントを伝えましょう。加えて、自分の業務内容に絡めて話せると「ビジネス視点でニュースを見る癖がついている」という印象を与えられます。

<例:建設業界への転職>

建設業界へのVR教育ツールの導入に関するニュースに興味を持ちました。人手不足と言われている建設業界では、採用した人材をいかに早く一人前に育て上げるかが課題です。そこへVRを活用した最新の教育ツールを導入し、体験型の教育を行うことで教育期間の短縮を図っているという点が興味深いと感じました。

建築とVRという一見関わりの無い分野でも、ツールを売り込む余地があるという点は、営業として見逃せないポイントです。私も新しい視点で営業提案できるよう、発想力に磨きをかけていきたいと考えています。

詳しくは→2020年版「最近気になるニュース」8つの回答例と面接の準備方法

入社意思の確認系

■他に選考が進んでいる企業はありますか?

内定を出した後の計画を練るために、応募者の他社への応募状況・選考状況を把握する質問です。嘘をつくと後々トラブルになる可能性があるため、正直に状況を伝えましょう。ただし、具体的な企業名を伝える必要はありません。

<例:どの業界・職業でも使える例>

はい。現在、前職の営業経験を生かすことができる人材サービスの業界を中心に、御社の他に4社ほど受けております。

■残業が多い仕事ですが、大丈夫ですか?

残業の多さに関する質問は、採用後のミスマッチを防ぐための意思確認という意図が込められています。残業が多くても問題ない場合は、「残業できる」ことを、前職での働き方といった根拠を添えて伝えましょう。

また、残業が難しい場合も正直に伝えて構いません。その上で「残業が難しい理由」と「どのくらい残業できるのか」を伝えてください。

<残業できる場合>

はい。前職でも慣れていますので、必要になったときは残業にも取り組みたいと考えています。その上で少しでも残業を減らせるように、いち早く業務を覚えるよう努力したいと思います。

<残業できない理由がある場合>

申し訳ありませんが、親の介護があるため残業が難しい状況です。○○時までは就業できるため、時間内で最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、一日でも早く業務を覚えたいと考えています。

面接対策3:逆質問で、意欲を伝える

転職の最終面接における3つ目の対策は、逆質問で意欲を伝えること。面接官から「なにか質問はありますか?」と逆質問を求められた場合、入社意欲を伝えるチャンスなので、必ず何か質問するようにしましょう。

ただし、社長・役員に聞く質問は、経営者に相応しい、経営視点を意識した質問をする必要があります。

最終面接でするべき質問例

  • 会社を経営される上で、一番大切と考えていることは何ですか?
  • ○○様(面接官の名前)から見て、御社の一番の魅力は何ですか?
  • 御社の今後のビジョンを、差し支えない範囲でお教えいただけますか?

これらの質問に共通しているのは「どういう考えのもと会社を経営しているか?」「今後会社をどうしていきたいと考えているか?」という視点。自分で逆質問の内容を考える場合も、この2点を押さえるようにしましょう。

※最終面接の逆質問について詳しくは→例文から選ぶ!最終面接の「逆質問」攻略法

転職の最終面接の結果は、いつごろ連絡が来る?

連絡が来るタイミングは、まちまち

転職の場合、最終面接の結果が出るまでの期間は、企業や採用状況によって大きく異なるのが実情です。面接の場で内定をもらえることもあれば、10日経っても返事が来ないこともあります

最終面接の結果が遅い場合としては、以下の2つのケースが考えられます。

■少ない採用枠に、多くの応募者があった場合

少ない採用枠に多くの応募があった場合、複数の応募者を比較し、一番いい人材を採用しようと企業は考えます。そのため、他の応募者の面接が終了するまで、結果がでない場合があります。

■手続きに時間がかかる場合

大手企業や外資系企業に多いケースです。大手企業では内定決定まで複数人の承認が必要なため、時間がかかる場合があります。

また外資系企業では、本国の責任者に了承をとる必要がある場合などに、内定通知が遅くなる傾向があります。数日経っても最終面接の結果が来ないからといって、必ずしも不採用というわけではありません。

合否の連絡が遅い場合は問合せをしてもいいの?

もし最終面接の合否連絡が遅くても、事前に「結果は一週間以内に連絡をします」など連絡期限を伝えられている場合は、期限が過ぎるまで待ちましょう。期限内に連絡が来なかった場合は、採用窓口に問合せをしても構いません。

連絡期限を伝えられていない場合、1週間以上待って連絡が無ければ、問い合わせをして問題ありません。その際は、「もし行き違いがあったら申し訳ないのですが、最終面接の結果がまだ届いていないようですが、いつごろご連絡をいただけそうでしょうか」など、相手に失礼のない伝え方を心がけましょう。

最終面接の場で合格と言われた場合の対応は?

最終面接の場で内定を伝えられ、入社意志を問われるケースが稀にあります。入社意志が固まっている場合は、「ぜひ入社したいです」と答えて問題ありません。

しかし、「他社がまだ選考中」「給料や待遇などを見て判断したい」など、その場で答えづらい場合には、家族を理由に猶予をもらうのが無難です

<回答例>

「(内定)ありがとうございます。御社に入社したいと考えておりますが、家族にも相談し、同意を得たうえで最終的なお返事をさせていただきたいと思っております。お待たせして恐縮ですが、数日お時間をいただけますでしょうか。」

返答を待ってもらえる場合も、基本的には1週間以内に返答するようにしましょう。あまり長く待たせてしまうと、内定が取り消されてしまうこともあります。

まとめ

■最終面接、攻略のポイントまとめ

  1. 質問を通して「マナー・人間性・意欲」が見られる。
  2. 面接は「通常質問型」と「雑談型」の2パターンある。
  3. よくある質問は、12種類。事前に回答を考えておくこと。
  4. 逆質問をすれば、意欲の高さを伝えられる。
  5. 最終面接の結果がいつ届くかは、企業次第。
    1週間待って連絡が無ければ、問い合わせてみる。

最終面接の合否のポイントは、「あなたと会社の相性がいい」と伝えることです。ビジネスマナー、会社の考え・ビジョンに合った人間性、高い意欲を伝えることで、面接の評価はグッと高まります。

また、当日落ち着いて話せるように、必ず「よくある質問」への返答は考えておきましょう。内定まであと一息、がんばってください。

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