転職×天職 > IT・通信・インターネットの転職求人特集 > IT週刊ニューストップ > 2005年 10月その1

IT週間ニュース

シマンテックがセキュリティ脅威レポートの最新版を発表

インターネットセキュリティ脅威レポートは、シマンテックが提供する過去6ヶ月間に発生したインターネット上の脅威活動に関する最新情報です。
27日発表の第8号では、今期の主な傾向として挙げているものに、金銭獲得を目的とした悪意あるプログラムの増加、企業ネットワークの境界部ではなくクライアントパソコンを狙う傾向の拡大、攻撃の総量と深刻度の継続的上昇があり、警戒を呼びかけています。
攻撃の傾向としては、ボット(第三者のパソコンを悪用することを主目的とした悪質なプログラムで、リモートにより操作可能)の増加が挙げられています。ボットネットワーク(ボットで遠隔操作できるシステムグループ)の活動は前期に比べ143%増加、特に2004年ごろからブロードバンド化が急速に進んでいるイギリスでは、ボットに感染しているコンピューターの台数が多く、感染率は32%に達しています(日本では3%)。ボットネットワークを利用するケースの多いDoS攻撃は、前期比680%増と急増しており、1日平均927回の攻撃回数に達しています。また、大きな脅威として近年注目しているという"特定の業種を狙った攻撃"としては、教育関連・中小企業を狙ったものが多いといい、これらの業種ではセキュリティー対策がまだ遅れていると指摘しています。
同社はこのような状況と今後の展望を踏まえ、複数の防御システムの相互支援を可能にする多層的な防御手段の導入、許可されたアプリケーション以外の導入を制限するシステム構築や意識徹底などを強く呼びかけています。

インテルとマイクロソフトがHD DVDへの支持を表明

インテルとマイクロソフトは9月26日に次世代DVD規格「HD DVD」を支持する「HD DVDプロモーショングループ」に加入すると発表した。
両社はソニーや松下電器産業が推進するブルーレイ規格との評価の結果、HDDVD規格が、「PCなどのデバイスの相互運用性、消費者にとっての移行のしやすさなど独自のアドバンテージを提供し、高精細ビデオの興奮を競合する規格よりも迅速に消費者に利益をもたらし、より手ごろな価格のハードとよりインタラクティブな体験を提供する可能性を持つ」と話している。
この発表に対し、HD DVDプロモーショングループ(幹事会社:メモリーテック、日本電気、三洋電機、東芝の4社)はそのサイトにて「IT産業のリーダーである両社のプロモーショングループへの加盟は、HD DVD規格に基づいた製品の市場の早期立ち上がりと、今後の拡大に大きく貢献するものと期待しております。」として歓迎の意を表明している。

「ワンセグ」時代到来!

NTTドコモが、「ワンセグ」対応携帯電話FOMA端末「P901iTV」の開発を発表。
同日にはKDDIと沖縄セルラーもau向けのとして、「ワンセグ」対応携帯電話三洋電機製の「W33SA」の開発を発表。いよいよ「ワンセグ」時代の到来です。
ところで「ワンセグ」って何?耳慣れない方も多いと思います。「ワンセグ」とは、2006年4月1日より放送が開始される地上デジタルテレビ放送の、携帯端末向け地上デジタル放送「1セグメント放送」の略なのです。ちなみに地上デジタル放送はUHF帯域の電波を使用しており、6MHzを1つのチャンネルとして割り当て。これを13のセグメントに分割して放送を行うのですが、このうちの携帯向けの強階層に割り当てられている「1つのセグメント」を使用して放送を行うことから「1セグメント放送」と呼ばれるそうですよ。
とにかく、いつでもどこでもデジタル放送を視聴できるこのサービスは、放送と通信が融合した新しいサービスやコンテンツの可能性が広がる期待の術なのです。
どの機種も発売日や価格は未定ですが、各社ともワンセグ放送が開始される2006年4月1日までには製品化を実現したいとしており、本格的なテレビケータイ時代の到来が楽しみですね。

ロボットのムラタだ!転ばず走る自転車用セイサク君

転ばず、すいすい走るロボット自転車が登場。電子製品大手の村田製作所は最先端の電子技術を用いた自転車型のロボット「ムラタセイサク君」を開発し29日に公開した。
ロボットは高さ約50センチ、重さ約5キログラムで、走行中は姿勢の傾きを検知するセンサーからの信号でハンドルを操作。停止時にも腹部に組み込んだ円盤の回転を制御して、倒れずにバランスを保つことができるという。
この日は京都府長岡京市の本社でムラタ君が実演。ロボットは弧を描くように走行したり、狭い幅の平均台の上をふらつくことなく渡りきったりと、巧みなハンドル捌きを披露した。
若手技術者が発案して5月から開発に取り組んだ。市販の予定はなく「ムラタ君を広報宣伝に活用し、企業イメージ向上につなげたい」(広報担当)と活躍に期待する。
10月4日から千葉県の幕張メッセで開催されるハイテク技術を1堂に集めた展示会「CEATEC(シーテック) JAPAN 2005」で一般向けに実演する。

期待できる?バブル崩壊以降最高の伸び…冬のボーナス

東証一部上場の企業ですでに労使で妥結した冬の一時金(ボーナス)を集計したところ、平均で70万7080円と前年比5.2%(3万4879円)の伸びだったことが3日、民間調査機関の労務行政研究所の集計で分かった。バブル経済崩壊(1991年)以降、最高の伸び率。
同研究所の調査で冬のボーナスが70万円台に乗ったのは98年以来7年ぶりで、前年比5%を超える伸びは90年(6.2%増)以来。景気の回復ぶりを裏付けた。
製造業の前年比6.4%増(平均約72万7000円)が全体を引っ張り上げた。特に中国の需要拡大で「鉄鋼」が29.1%の大きな伸び。「非鉄金属」「機械」も10%台の増加だった。
平均支給月数は2.27カ月。前年に比べて月数が「増えた」との回答が6割を占め、「同じ月数」との回答と合わせると4分の3が前年水準以上となった。
調査対象は東証一部上場企業279社(全上場数は約1680社)。産業別労組を通じて春闘や夏の一時金交渉で妥結した冬のボーナスを調べた。

バックナンバー

無料転職サポート

  • 求人情報や転職に役立つ情報のご提供
  • 応募書類、面接、退職手続き等のアドバイス
  • 給与、入社時期交渉の代行

…など

たいせつにしますプライバシー 17001920

転職×天職を運営する(株)クイックは、個人情報保護に取り組む企業を示すプライバシーマークを取得しています。