IT週間ニュース
- マイクロソフト38%増益…「ウィンドウズ」が好調!
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米マイクロソフトが21日発表しました4-6月期決算によると、ノート型パソコン向けを中心に基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の販売が好調で、純益は前年同期比37.5%増の37億ドルとなったようです。売上高は9%増の101億6000万ドル、1株当たり利益は0.34ドル(前年同期は0.25ドル)でした。
「ウィンドウズ」関連の売上高は10.1%増の30億3000万ドル、サーバー向けソフト部門は15.5%増の26億8000万ドル。一方、ビジネス統合ソフト「オフィス」は2.5%増の29億1000万ドルでした。
家庭用ゲーム機「Xbox(エックスボックス)」は次世代機の発売を表明したものの、現行機の買い控えは起きず、22%増の6億1000万ドルを売り上げました。
6月末で終了した2005年度の純益は50%増の123億ドル、1株利益は1.12ドル、売上高は8%増の398億ドルとなりました。
リデル最高財務責任者(CFO)は「引き続き事業への投資を続ける一方、05年度には自社株買いと配当を通じて440億ドル相当を投資家に還元した」と発表しました。
- PSP出荷台数、早くも計507万台に!
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ソニー・コンピュータエンタテインメントは21日、携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の累計出荷台数が、昨年12月の発売から今月20日までの約7カ月間で507万台に達したと発表しました。
地域別では、日本を含むアジアが233万台、北米が274万台。PSP用のゲームソフトは、計1120万本を出荷したということです。
今年9月には欧州でも発売。さらに白色のモデルを9月15日に国内で売り出す予定です。
- 月も対象にし始めたグーグル
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米グーグル社は20日(米国時間)、月面写真を閲覧できる『グーグル・ムーン』を公開しました。すでに提供中の『グーグル・マップス』の月面版で、1969年に『アポロ11号』が月面に着陸した日に合わせて公開しました。
アポロ11号が着陸した『静かの海』とその周辺の画像のズームやドラッグのほか、地図上の標識をクリックすると、月面着陸を果たした6機の宇宙船の着陸地点、船名、着陸年月日、宇宙飛行士の氏名・役職が表示されます。静かの海周辺から離れた場所は表示されず、ズームを最大にすると、穴の開いた黄色いチーズのような画像に変わるようです。
- ヤフー、売り上げ過去最高に…ネット広告が牽引!
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ヤフーが発表した05年4-6月期の連結決算は、売上高が前年同期比58.7%増の388億円、最終利益が24.1%増の103億1000万円と増収増益となりました。インターネット広告事業が好調で、売り上げは四半期ベースで過去最高を更新した模様です。
主要事業の売上高は、ネット広告が87.3%増の140億円。金融や飲料、エンターテインメント分野の伸びが目立ち、オークション事業も83億円と8.9%増加しました。一方、ブロードバンド事業は1.9%増の46億円にとどまったようです。
- たまごっちプラス1千万個突破へ!
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バンダイは21日、携帯型電子ペット育成ゲーム「たまごっちプラス」シリーズの国内外の累計販売数が、2004年3月の発売から05年7月末までで1000万個を突破する見込みになったと発表しました。新たに赤外線通信や携帯電話との通信機能を搭載したことで、小学生を中心に人気が復活したようです。
累計販売数の内訳は国内が400万個、欧米やアジアなど海外が600万個。友達のたまごっちと通信し、ゲームやプレゼント交換ができるほか、通信を重ねて仲良くなると恋愛、結婚して二世誕生が可能。国内ではゲームでポイントをためると、携帯電話通信でたまごっちを育てるための食べ物などを手に入れることもできる機能が好評です。
1996年に発売して大ヒットした「たまごっち」は、2年4カ月で4000万個を販売しました。