英文履歴書
内容
英文履歴書とは、仕事経歴や保有する資格・スキルについて英語で記述した書類のことです。日本式の履歴書とは違い、書式やレイアウトを自分で決めて書きます。英文履歴書の書式として一般的なものは、時間に従って記述していく年代順式、経験してきた仕事の職務別式、2種類を混ぜた形式などです。 英文履歴書の基本構成は、名前や住所、メールアドレス、電話番号などを書く「Heading」、希望職種を書く「Objective」、技能や業績などを書く「Profile」、職歴を書く「Employment」、学歴を書く「Education」、資格や特技を書く「Skills」となっています。英文履歴書は、日本式の履歴書とくらべると柔軟性が高く、例えば、職歴を書く「Employment」では「正社員」としての経歴のほか、アルバイトやボランティアの経歴も書くことができます。 なお、日本では英文履歴書を提出するのは多くの場合、外資系の企業となります。外資系の企業では、日本の会社のように採用などを専門に行う人事の責任者が履歴書を読むのではなく現場の責任者が読むことが多いようです。そのため、誰にでも見やすい書式、レイアウトにすることが求められます。