履歴書の「資格欄」書き方マニュアル

好印象を与える履歴書を作成するために、資格欄のルールとポイントをおさえていきましょう。

資格欄の書き方「2つのルール」

資格欄の書き方には、2つのルールがあります。

・取得年月順に書く
・正式名称で書く

資格欄書き方見本2

取得年月順に書く

免許・資格、それぞれは、取得した順に書きましょう。

いずれも試験を受験した月ではなく、免許証や合格証明書を取得した月を書くように注意すること。

自動車の免許証には「交付日」と「取得日」の両方が記載されているので、間違えずに免許証の左下に記載されている「取得日」を書いてください。

また、取得年を西暦で書くか元号で書くかは、学歴や職歴などの他の項目と統一させましょう。下記の元号・西暦の早見表を参考にしてください。

履歴書で使える早見表(西暦・元号)

正式名称で書く

資格の名称は、正式名称を記載しましょう。

「英検」「漢検」などの普段使っている言葉は、略語であることが多いです。使い慣れている名称を記入する前に、自分の持っている資格の正式な名称が何かきちんと調べておきましょう。

また、取得資格が国家資格である場合は資格の名称だけの記載でかまいませんが、民間資格の場合はその資格の実施団体も合わせて記載すること。たとえば「簿記」は「簿記検定」ではなく「日本商工会議所簿記検定」と書きましょう。

下に、資格の正式名称の参考例を挙げておきます。お役立てください。

資格の正式名称一覧

略称

正式名称

MOS

Microsoft Office Specialist

漢検

日本漢字能力検定

英検

実用英語技能検定

習字

毛筆書写検定

珠算

・日本商工会議所珠算能力検定

・全国珠算教育連盟珠算検定

秘書検

秘書技能検定

簿記

日本商工会議所簿記検定

初級シスアド

初級システムアドミニストレータ

宅建

宅地建物取引主任者

 

自動車免許の書き方は?

「自動車免許」について記載したいときにも、正式名称が必要です。

この一覧や、リンク先の記事を参考に正しく記載してください。

略称

正式名称

普通自動車免許

普通自動車第一種運転免許

普通自動車二種

普通自動車第二種免許

大型免許

大型自動車免許

大型第二種免許

大型自動車第二種免許

※自動車免許のそのほかの細かい表記については、こちらの記事をご参照ください。

【見本付】履歴書・自動車免許の正しい表記

勉強中(未取得)の資格は書いて良い?

今所持していなくても、取得に向けて勉強している段階であれば書いてしまってかまいません。あなたの向上心をアピールすることができます。

○○取得に向けて勉強中」と記載するか、既に試験日が決まっていて合格の見込みもある場合は「月に取得予定」と書きましょう。

書ける資格が1つもない場合はどうすれば良い?

自動車免許もなく、有用な資格もひとつも持っていない。勉強中の資格もない…そんな場合はどうすれば良いでしょうか。

この場合は「特になし」とだけ書きましょう。

資格欄を空欄のまま提出するのは避けるべきですが、書ける資格がないからといって関係のないものの記載や嘘を並べるのは絶対にやめましょう。

資格欄は、あくまで自己PRに活かせる付加要素。無理に書く必要はありません。

英検・漢検・TOEIC…書く前に検討すべき資格たち

履歴書の資格欄に書くことをあまりオススメしない資格は「認知度が高く、取得が比較的簡単だと知られているもの」です。

たとえば秘書技能検定3級や日本漢字能力検定3級、実用英語技能検定準2級などがこれにあたります。

人気の資格であっても、仕事に関係があれば明記すべきですが、仕事に関係ないものであれば書かなくてもかまいません。

TOEICやTOEFLは「この点数は絶対に評価されない」といったボーダーがあるわけではないので、自分の点数を書くべきかどうかの判断は企業によって変えると良いでしょう。

詳細はこちらの記事を参考にしてください。

TOEICのスコア、何点なら履歴書に書いていい?

最後の行に「以上」と書くべき?

免許・資格欄では「以上」は必要ありません。

(学歴・職歴欄では必要です)

書ききれないときはどうする?

取得資格がたくさんあって資格欄に書ききれないという場合は、優先順位をしっかりつけることが大切です。応募先の仕事に関係のある資格はどれかを取捨選択した後、その中でも重要度の高いものからピックアップしていきましょう。

仕事にあまり関係がない資格でも、話のネタにぜひ入れておきたいものがある場合は特技欄に記載を。「世界遺産検定」や「日本酒検定」などの、ちょっと目を引く資格がこれにあたります。

また、仕事に関係のある資格だけを取捨選択しても、資格欄に書ききれない場合があるかもしれません。その場合は「取得資格一覧」のような別紙を用意するというのも手です。本当に実用的なものであれば、たくさん記載されていてもマイナス印象には繋がりません。

資格欄も重要な「自己PR」の要素

採用担当は、主に次の3つのポイントで履歴書の資格欄を見ていることが多いです。

・仕事に必要なスキルを身につけているか
・どんな志向性を持っているのか
・向上心や成長意欲があるか

資格欄は、あなたが何を目指してキャリアを積んできたのか、そして転職後どんな仕事をしたいのかを企業側に効果的にアピールできる場所です。「適当に埋めておけば良い」ではなく、採用担当者にどう思われたいのかという観点で、何の資格を書くか決めましょう。

更新日:2018年2月5日 
(公開日:2015年5月25日)

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