転職×天職 > SAPジャパン株式会社 コンサルタントの大型採用特集

SAPジャパン株式会社

募集背景

創業以来、ERP(統合基幹業務ソフト)をはじめとしたパッケージソフトウェアソリューションでトップを走り続ける「SAP」。現在120カ国・4万社以上で、1200万人以上がSAPのシステムを使っているといわれます。「SAPジャパン」はその日本法人として1992年に誕生。国内でも顧客数は1300社を突破、もちろんシェアでも圧倒的1位の座にあります。
国内のパッケージソフトウェアソリューション普及率は世界と比べまだ高いとはいえません。しかし産業界では持株会社によるグループ経営や連結決算が増え、世界市場での競争力を高めるために国際会計基準の適用を迫られるなど、大きな再編・改革期を迎えています。さらに不正行為防止のための内部統制の仕組みを義務づける「日本版SOX法」の施行もされました。

パッケージソフトウェアソリューションのニーズは今後、飛躍的に高まると予想され、「SAPジャパン」も2010年までに売上高を2倍に拡大しようと計画しています。現有のコンサルタント職を大幅に増員し、ERPをはじめとしたSAP製品の裾野を一気に拡げようとしています。
ではこの採用計画の中で、「SAPジャパン」は具体的にどんな人材を求めているのか、逆にどんなスキル・経験があれば活躍できるのか。今回は第一線でご活躍中のコンサルタントの方に、直接お話を伺いました。

回答者 岡島 喜一郎さん

【 所属部門 】

フィールドサービス統括本部
プロフェッショナルサービス本部
インダストリーコンサルティング プロセス産業ユニット2、
マネージャー

【 プロフィール 】

前職は大手商社で主に石油のトレードに携わる。ベドナム駐在を最後に退社。1998年、SAPジャパン入社。

質問者・根子 千朱希

弊社 IT・通信業界担当
コンサルタント

根 子

まず岡島さんがこちらに入社された動機・経緯についてお伺いできますか?

岡 島

まず商社ではずっと石油のトレードに携わっていました。それとパソコンには強いほうでしたね。と言ってもプログラムが組めるわけでもなく、専門的に学んだわけでもなく、同僚のトラブルを解決してあげられるといった程度ですが…。

転職に際しては人材バンクに登録していました。「石油関連の経験・知識」または「PCスキル」を活かせる仕事をという希望を出していたんですが、「両方を活かせる会社」として紹介されたのがSAPジャパンでした。実は当時はSAPという会社のことも、ERPという製品についてもそんなに詳しく知らなかったんですよ。

根 子

「商社勤務」と「ERPのコンサルタント」。まったく違う仕事ですが、ギャップはありませんでしたか?

岡 島

石油関係に強いということで、最初は主にその業界の企業への提案を任されていました。お客様先でもシステム云々より、「今の原油価格は…」みたいな話をすることが多く、ギャップはありませんでしたね。

SAPシステムの導入を提案することは、単にパッケージを売ることじゃありません。先方の事業内容、経営状況、課題などをしっかり把握した上で最適なソリューションを行うことです。だから石油関連の知識は先方を理解するための大きな武器になりました。それに「おっ、コイツはウチの業界に詳しいぞ」ということで、先方からの信頼を得るのにも役立ったと思いますね。

私が石油業界に強いように、SAPジャパンには「人事・経理に強いコンサルタント」「生産管理に強いコンサルタント」「システムそのものに強いコンサルタント」「特定業種に強いコンサルタント」など、いろんなコンサルタントがいます。そして各々が自分の強みを活かして活躍しています。いまは「インダストリーコンサルティング」のチームにいますが、ここには「液晶のことなら誰にも負けない」「化学業界のことなら俺に聞け」なんていう業界のスペシャリストがたくさん在籍していますよ。

根 子

そうすると、どんな業種・業界出身の方にも活躍の場があるということですか?

岡 島

ある意味、その通りだと思います。ただ会社としては2010年までに売上を倍増させるという計画を進めていますから、間違いなく即戦力を必要としています。SAPの製品知識や導入経験のある人がベストで、そういう人ならきっと入社後すぐに活躍してもらえると思います。

しかし、SAPで扱うソリューションには「製品知識」「ITスキル」「ソフトスキル( = コミュニケーション能力等コンサルタントとしての基礎的なスキル)」「業界業務の知識・経験」の4軸が求められます。もちろん1人がすべてを備えているに越したことはありませんが、そうもいかないのが現実。だから実際にはいろんな分野のスペシャリスト、つまり「その業界に強い人間」「システムに強い人間」「企業財務に強い人間」などが集まってチームを組み、1つのプロジェクトを進めることが多いんです。

そのような意味では、特定業界に対して豊富な知識がある人、企業の経理を取り仕切っていた人、銀行で企業の連結決算などに関わっていた人、ソフト開発をしていた人など、どんな業種・職種出身の人にも活躍のチャンスがあると言えますね。

もちろん、入社してから得意分野以外の必要な知識を身につける必要はありますが、その点は教育・研修システムが充実しているので大丈夫。それにいろんな「強み」を持つ人たちと一緒に仕事をする中で、どんどん経験も積めますし。ただし「自ら学びたい」という意欲・姿勢はぜったいに必要ですよ。

根 子

ドイツに本拠を置く外資系大手ということで、クールな企業イメージを持たれる方もいると思いますが?

岡 島

ははは、それは大きな誤解ですね。ご覧いただいているとおり、実際はすごく風通しがよくて、フレンドリーな社風ですから。

部署やチームの壁を越えてプロジェクトを組んだり、相談ごとを持ちかけたりするケースも多いので、社員同士のコミュニケーションも広くて深いと思います。

そのコミュニケーションに一役買っているのが社員同士のネットワークです。「掲示板」などで、「こんな業界に強い人いない?」「こんな経験持っている人いない?」 と書き込めば、すぐに大量のレスがありますね。みんな、自分のノウハウを積極的に提供して協力してくれるんです。個人が持つ経験や実績をひとりだけで抱え込まず、会社全体のケーススタディとしてみんなで共有する。この点では日本企業以上にオープンじゃないでしょうか。

フレンドリーな雰囲気はグローバルでも同じですね。ドイツ本社の開発の人間も一緒にビールを呑めばすぐ打ち解けてくれて、次からは「キイチロー、今日も旬のホワイトアスパラで一杯やろうぜ!」なんて声をかけてくれます。

根 子

グローバルの話が出ましたが、やはり相当な語学力(英語力)が必要なのでしょうか?

岡 島

それもどちらかと言えば誤解ですね。とりあえず英語でメールのやりとりができて、英語に抵抗がない人なら大丈夫です。仕事上で出てくる単語も技術的な専門用語がほとんどなので、一度、意味を覚えてしまえば読み書きは苦になりません。特にITエンジニア出身の方ならプログラミングの延長線上という感覚で、すぐに慣れると思いますよ。

もちろん各国の拠点との電話などでのやりとりも必要になってきますが、会話力は仕事の中で自然に身につく感じですね。ただしこれも、話せるようになりたいという意欲を持って、いろんな人と積極的に話そうという姿勢は必要ですが。

根 子

SAPには多くのパートナー企業もありますが、SAPジャパン本体で働くことの魅力は何ですか?

岡 島

入社してすぐというわけにはいかないかもしれませんが、とにかく海外に行くチャンスは多いですね。私も毎月のようにドイツなどへ行き、本社の開発の人間ともしょっちゅう話をします。

その中で向こうから「最近、こういうものを開発している」という情報を得て、自分の提案の幅が広がったり、逆にこちらから顧客の要望をもとに「こういう機能を追加できないか」と打診し、それが実現したり…。自分たちの手でSAPのシステムを創っている・進化させているということを実感できるんです。これはSAPジャパンでしか味わえない面白さ・醍醐味ですね。

SAPのソリューションはとにかく奥が深いんです。次々に新しい機能が追加されたり、バージョンアップが行われたり、毎日どこからか新しいものがやってくるという感じです。だから私自身も、日々新鮮、日々勉強。9年間「飽きる」ということは一度もありませんでした。そんなSAPの進化・発展の中心にいられるというのは、楽しくてしかたありませんね。

それと仕事の幅広さやキャリアプランの多彩さも違うと思います。部署間の異動も「コレやりたい!」と手をあげれば、希望がかなえられるケースが多いですね。私の1年先輩に次々に手をあげて社内のあらゆる業務を経験し、プロジェクトマネージャーになった人間もいます。得意分野で専門性を追求するのも、トータルな経験を積むのも自由。ここではいろんな将来像を描けると思いますよ。

根 子

最後にマネージャーという立場から、「こんな人に来てほしい」というのはありますか?

岡 島

まず何事に対しても「好奇心が旺盛な人」、そして「固定観念を捨てられる人」。たとえばこれまで当たり前のように続けてきた習慣に対して、「なぜこんな習慣になったのか」という興味を持ち、「このやり方じゃなくてもいいのではないか」といったフレッシュな発想ができる人ですね。

さっきもお話ししましたが、私たちの仕事はその企業の事業内容、経営状況、課題などをしっかり把握した上で最適なソリューションを行うことです。まずは先方の事業内容や数字の管理方法などに興味を持ち、深く理解することから始まります。そして時には先方のやり方に疑問を持ち、斬新な提案をすることも必要ですから。

経験や前職で言うと、とにかくいろんなタイプの人に出会えるといいなと思っています。SAPの製品知識・導入経験がある人と一緒に新しいシステムを考えるのも楽しみですし、経理や財務のスペシャリストとチームを組むのも楽しみ。もちろん特定の業界業務に精通した人と一緒に仕事をして、違う業界の知識を広げるのも楽しみです。

だから「自分にはSAPは無理だろう」と自分で決めてしまわずに、「こんな知識・経験がありますが、SAPで活かす場はありますか」という感じで、一度SAPジャパンの門をたたいてほしいですね。足りない部分は入社してから習得すればいいですし、私たちもしっかりサポートしますから。いろんな経験を持つ方や考え方の違う人が集まれば集まるほど、私たちの仕事の幅も広がるでしょうし、それがSAPの今後の進化にもつながると思います。

根 子

今日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。今回お話しいただいたことをしっかりと受け止め、いろんな経験・可能性を持つ人材をより多くご紹介できるよう、私たちも頑張っていきます。

担当コンサルタントからのコメント

ERP世界No.1の大手外資ということもあり、個人主義的なイメージを持たれやすい同社ですが、今回のインタビューで、同社の雰囲気や日本企業以上にコミュニケーションやチームワークを大切にしているといった側面をお伝えできたかと思います。仕事そのものの手応えはもちろん、職場としても非常に魅力的だと思います。

また同社はSAPの製品知識・導入経験を持つ方の「キャリア採用」だけでなく、ITや財務・経理、特定業界の知識といった「強み」を持つ方の採用にも積極的です。

こちらはいわば「ポテンシャル採用」。自分の知識・経験・能力、そして可能性を試したいという方もぜひ一度ご相談ください。あなたの「強み」をしっかり理解し、「こういう強みを持った人材です」とSAPジャパン社に推薦させていただきます。

IT・通信業界担当 コンサルタント 根子 千朱希

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