オラクルマスター
資格内容
オラクルマスター(ORACLE MASTER)とは、日本オラクルがオラクル製品に関する技術者を認定する制度です。そのレベルは世界で認められており、エンジニアの実力を証明するために欠かせない資格となっています。
Oracle Database10gの技術に対応するオラクルマスターには、新たなレベルとして中小規模データベースの管理者を対象にしたブロンズ(BRONZE)資格を設定し、また同時に、シルバー(SILVER)以上は「Oracle Certification Program(OCP)」に完全対応しています。
オラクルマスターは保有者の技術力を保証する客観的な指標であり、実務を進行する上での大きな信頼となります。
■ 資格の種類
<データベース管理>
1. ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 10g
最高度の技術力を持つOracle技術者を実技試験によって認定する資格です。
この資格の取得と同時に、Oracle Certified Master(OCM)として世界的に認定されます。
※ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 10gの開始スケジュールならびに詳細は未定です。
2. ORACLE MASTER Gold Oracle Database 10g
この資格の取得と同時に、Oracle Certified Professional (OCP)として世界的に認定されます。Oracle Database 10gを効率的に運用するためのパフォーマンス診断や、それに基づくチューニング、各種リソースの管理に関する知識を有する技術者を認定します。障害状況に応じたリカバリーの実施等を行うための知識も要求されます。
3. ORACLE MASTER Silver Oracle Database 10g
この資格の取得と同時に、Oracle Certified Associate (OCA)として世界的に認定されます。
Oracle Database 10gのインストールや環境構築、バックアップリカバリなど、大規模データベースの管理者として必要な知識を持つ技術者を認定する資格です。
4. ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 10g
Oracle Enterprise Manager等を活用し、データベース管理者として必須となる管理業務を行うための知識を認定する資格です。
<アプリケーション開発>
5. ORACLE MASTERアプリケーション開発トラック(Developerリリース6/6i)
この資格を取得すると、より高度な職務への応募や、雇用主からの信頼とサポートを得ることができます。大変有用な財産の獲得が可能になると言えるでしょう。
ORACLE MASTERアプリケーション開発トラック Oracle Certified Developerは、大規模なデータベースの管理や、企業全体に渡って配置された強力なアプリケーションの開発の技術を証明します。 Oracle Certified Developerになるには、選択した職務に対して必須の試験全てに合格する必要があります。
資格概要
■ 受験資格
特になし。ただし、シルバーとゴールドの資格取得には、それぞれ下位レベルの取得が必要です。
■ 試験方法・内容
テストセンターで、コンピュータの端末での受験。紙類、本類、バッグ、コンピュータ、個人情報機器、または電卓の持ち込みは不可。試験のスコア・レポートは、テストセンターで試験が終了すると入手できます。
■ 試験日程
申し込みに応じて随時
■ 受験料
1科目15,750円
■ 問い合わせ先
Oracle University コールセンター
TEL 0120-155-092
URL http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=39&p_org_id=70&lang=ja
転職アドバイス
求人案件の応募要項にも求めるスペックとしての記載が多々あり、ニーズの高い資格ではありますが、転職時にアピール材料となるのはゴールド以上となります。Gold以上はOracleデータベースを扱った実務経験のバックボーンが無いと合格はやや難しいといえます。選考ポイントも同様で実務経験があって初めて資格が評価されるといっても過言ではないでしょう。