年齢別で解説! 失敗しない、転職のタイミング

失敗しない転職のタイミングを、年代別で解説します。

今すぐ転職するか迷っている方も、将来的には転職をしたいと思っている方も「いつ転職活動をはじめればいいのか」がわかるはずです。

【年代別】転職のベストタイミング

20代・30代・40代の年代別で、転職にベストなタイミングを解説します。

【年代別 転職にベストなタイミングはいつ?】 ■20代は社会人5~6年目 ■30代は、マネジメント経験を積んだ後 ■40代は、できるだけ早く

【20代】社会人5~6年目がベスト

20代の転職にベストなタイミングは、社会人5~6年目です。

社会人5~6年目は専門的な知識が身に付きつつあるのに加え、長期的な活躍も期待できるため、業界や職種を問わず転職市場での引き合いが強い時期。世間的に見ても社会人5~6年目=20代後半に転職する人は、ほかの年代と比べて多くなっています。

経験を活かしてキャリアアップしたいのなら、社会人5~6年目は特に転職しやすいタイミングだと言えるでしょう。

キャリアチェンジなら社会人2~3年目

20代のうちにキャリアチェンジしたい場合は、社会人2~3年目に転職するのがおすすめです。

社会人2~3年目は、通常の中途採用とは違い、経験やスキルよりもポテンシャルが重視される時期。新卒採用で採りきれなかった人員を、卒業後3年未満の「第二新卒」で補っている企業もあり、未経験の業界や職種にも挑戦しやすいタイミングとなっています。

社会人4年目以上でキャリアチェンジしたい場合は、できるだけ早く転職活動をはじめるのがベター。社会人経験が長くなるほど、未経験の転職は難しくなるのが一般的なので、「ほかの仕事をやってみたい」と思ったのであれば、早めのタイミングで動き始めるようにしましょう。

▼社会人2~3年目の転職について、くわしく…

入社1年未満で「転職したい」と思ったら…

新卒入社した会社が自分に合わなければ、入社1年未満での転職を視野に入れてもいいかもしれません。

厚生労働省の調査によると、新社会人のうち10人に1人が入社1年以内に離職しているのが実態です。

 【卒業後3年以内の離職率推移のグラフ】(1年目/2年目/3年目): 11.5/8.9/8.4 |12.5/10/8.5 |13.4/10.1/8.9 |13.1/10.3/8.9 |12.8/10/9.1 |12.3/10.6/9.4 |11.9/10.4/9.5 |11.4/10.6/10 |11.6/11.4/― |11.6/11.2/― |11.7/―/―

※出典:
厚生労働省「学歴別卒業後3年以内離職率の推移」

もちろん、このタイミングの転職にはリスクもつきもの。企業によっては「ストレス耐性が無いのでは?」と思われて、採用を渋られる可能性がないとは言い切れません。

しかし、新卒一年目は基本的な社会人マナーが身についており教育コストがかからない点や、前職の風土に染まっておらず柔軟性がある点が評価される可能性もあります。

後先考えず退職するのはおすすめできませんが、「ほかにやりたいことが見つかった」「就職先が合わず、体調を崩してしまった」など明確な事情がある場合は、早い段階で職場を変えてみるのもいいかもしれません。

▼1年目で退職するリスク・対策について

【30代】マネジメントを経験した後が吉

30代の転職に最適なタイミングは、マネジメント経験を積んだ後です。

30代は即戦力としてスキルが求められるのはもちろん、ポジションによってはマネジメント経験が必要となるケースも少なくありません。

プロジェクトリーダーや後輩指導の経験があれば挑戦できる求人の幅が広がるため、プレイヤーとしての経験だけで挑むよりも、理想のキャリアアップを実現できる可能性が高まります。

ただし35歳以上の場合、転職市場では34歳以下よりもワンランク上のスキルを求められるのが一般的。もし35歳までにマネジメントを経験できる見込みがない場合は、できるだけ早い段階で転職活動をはじめるのがいいでしょう。

【40代】とにかく早めの行動を

40代で転職を考えている場合は、とにかく早めの行動が肝心。年齢を重ねるごとに企業が求めるスキルと経験のレベルは高まるため、転職の難易度も上がるのが一般的です。

40代の転職は、転職求人サイトだけではなく、転職エージェントやヘッドハンティングも活用するのがスムーズに進めるコツ。スキルや経験にあった求人を紹介してもらえるため、効率的に転職活動を進めることができます。

コラム:1年のなかで、転職に向いているのは何月?

ここまでは年代別で転職のベストタイミングを解説してきましたが、1年単位で考えると最も転職しやすいのは何月なのでしょうか。

厚生労働省の調査によると、1年のなかで有効求人数が増える時期は3月と10月。年度末と年末前は退職者が増えるため、その穴埋めとして求人も増加しているのだと考えられます。

【月別有効求人数】(新規学卒者及びパートタイムを除く・2010~2020年の平均)(月/平均(人)):1月/1,348,356 |2月/1,398,726 |3月/1,419,464 |4月/1,351,581 |5月/1,308,368 |6月/1,322,896 |7月/1,342,307 |8月/1,361,866 |9月/1,393,102 |10月/1,428,190 |11月/1,411,813 |12月/1,367,489

※出典:
厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)―労働市場関係指標

とはいえ、現在は通年で採用を行っている企業も多いため、有効求人数が少ない時期に転職活動をはじめたとしても損をするわけではありません。

仕事が一段落してから退職を切り出したほうが引き止めにあいにくい」といった事情もあるので、このデータはあくまでひとつの参考値としてとらえるようにしておきましょう。

▼転職に向いている時期について、くわしく…
転職が有利に進められる時期に合わせて退職する

結婚・住宅ローン・昇進直前…事情別の転職タイミングは?

事情別に、最適な転職のタイミングを解説します。

結婚前と後、転職するならどっちがいい?

結婚を機に転職を検討している場合、産休や育休を取得する予定があるのなら、結婚前に転職するのがおすすめです。

結婚後の転職は「採用しても、すぐに産休・育休に入ってしまうのでは?」と先入観をもたれ、選考で不利になる可能性がないとは言い切れません。

結婚前に転職し、ある程度の期間働いてからのほうが産休・育休は取りやすくなりますし、子どもが体調を崩したときの休みも取りやすくなります。

一方、結婚を機に働き方を見直したい場合は、結婚後に転職するのがおすすめ。結婚して生活リズムをつかんだ後のほうが、ライフスタイルに合った勤務先を選びやすくなります。

結婚前・結婚後に転職するメリット・デメリットや、働きやすい職場の選び方は下記の記事でくわしく解説しています。

転職したら、住宅ローンに通りづらいって本当?

住宅の購入を検討しているのなら、転職は住宅ローンの審査が終わるまで待つのがおすすめ

転職直後は勤続年数が短いためにローン申請が通りづらかったり、年収が一時的に下がることで借りられる額が下がったりする可能性もあるからです。

昇進を打診された。転職したら損?

昇進や昇格を打診された場合、転職の決意が揺らぐのであれば、今の仕事にとどまったほうがいいかもしれません。昇進・昇格すれば条件面がよくなるのはもちろん、新たな仕事のやりがいが生まれる可能性もあるでしょう。

一方、転職の意志が強いのであれば、昇進・昇格は承諾せず退職の意志を伝えるのがベター。役職が変わると周りからの期待値が上がったり、責任の大きな仕事を任せられたりして、辞めづらくなる可能性があります。

なお、このような場合は退職の引き止めにあうケースが少なくありません。転職を決意しているのであれば、「必ず辞める」と強い意志を持って退職交渉に挑むようにしましょう。

資格を取るのは、転職前と後どっちが特?

取得したい資格がある場合、転職活動で資格がアピールポイントになるのであれば、転職前の合格を目指すのがおすすめ。

事前に求人を見て資格が応募要件に含まれているかを確認しておくと、「資格を取った意味がなかった」という事態を防げます。

一方、転職活動に関わらない資格を取りたい場合は、転職前と後どちらでもOK。勉強時間を確保できるタイミングで資格取得を目指すのがいいでしょう。

コロナが落ち着いてから転職したほうがいい?

新型コロナウイルスの流行によって、一時は転職市場が落ち込みましたが、現在は通常どおり採用活動を再開している企業も多数。

コロナの影響で年収などの条件面が不利になることは基本的にないので、状況が落ち着くのを待たずに転職活動を始めても、大きな問題はありません

転職市場の動向は業界や職種によって異なるため、「転職しようかな」と思った段階で求人をチェックしてみるのがおすすめ。コロナ禍を機にWeb面接を導入している企業も増えているため、下記の記事を読んで対策しておくといいでしょう。

「今、転職活動を始めよう」と思ったら…

今すぐ転職活動を始めようと決意したら、あわせて読みたい記事を紹介します。

▼求人を見たけど、よく分からない…

▼どのくらいの期間があれば転職できる?

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