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PMS

仕事概要

PMSとは、Post Marketing Surveillanceの略称で、和訳では市販後調査になります。この市販後調査とは、新薬の発売後に医薬品メーカーが行う調査のことで、日常診療下での医薬品の有効性や安全性を確認すると共に、治験では得られなかった医薬品の適正使用についての情報収集・提供が目的となります。 市販後の臨床現場では、様々な条件下で投与される可能性があり、治験からは予測できない副作用等が発生する危険性があるため、製薬メーカーには市販後調査を含め、何種類かの調査を実施することが義務付けられています。 市販後調査は再審査制度、再評価制度、副作用・感染報告制度の3つから成り立っており、近年では、再評価によってほとんど効き目のない薬が販売されていることが判明し、承認が取り消しになるという事例が頻発しているようです。

必要な能力・経験

PMSの職務を遂行するにあたっては、外部研究機関や医療機関等との接点が多くなるため、コミュニケーションを円滑にできる能力に加え、医薬品や薬学についての専門知識習得が必須になります。また、多種多様な情報の管理、緊急時の迅速な対応等、高度な事務処理能力も求められます。薬事と同様に、海外からの情報を分析する必要も出てくるため、語学能力を問われることも多くなっているようです。

転職事情・アドバイス

PMSで転職を考えられる場合、経験の有無を問われることが多くなりますので、PMSとして多くの経験をされることをお勧めします。3年以上であれば転職の際に有利になることも多いようです。

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