薬事
仕事概要
薬事とは、一般に薬事業務担当者を指します。一般的な業務としては、概要検討・申請書作成・関係当局との折衝などの承認申請業務・新薬の添付文書作成・市販品の添付文書改訂などの添付文書作成業務・医薬品開発初期段階からのプラン作成・医薬品開発初期段階からのチームへの参加・治験に関する業務、そして厚生労働省との折衝などがあり、その仕事は多岐に渡ります。 最近では、2005年の薬事法の改正にあたり、製薬会社のみならず医療機器業界でも薬事業務担当者のニーズが高まっています。
必要な能力・経験
薬事業務担当者は、医薬品に関する専門知識に加え、重要な業務である申請書の作成などの事務能力があることが必須条件になります。そのため、薬剤師の資格をお持ちの方や、薬事の経験を既にお持ちの方のニーズが高くなるようです。また近年では、海外からの医薬品の申請業務を行うことも増えてきたため、語学力を問われることも多いようです。
転職事情・アドバイス
現在の状況として、製薬メーカー、化粧品メーカー、化学品メーカーなどで薬事業務に携わる方の募集を多数行っています。そのため、薬事の経験をされている方であれば、各方面からの誘いがあるでしょう。基本的には経験者の方がかなり優遇され、60歳の定年を過ぎた方であっても転職の可能性があります。