統計解析
仕事概要
生物統計学の手法を用いて治験の結果を分析し、治験薬の効果があるのか、また既存の市販薬よりも効果があるのかなどを統計学的に証明していくのが、統計解析の仕事になります。 DMによって電子化・整合化された症例データに対して、統計解析の手法を用いながら解析を行っていきます。治験に関わる業務の中では最もアカデミックな分野になり、他の治験関連の業務とはやや雰囲気の異なる仕事になります。
必要な能力・経験
SASと呼ばれる統計解析ソフトによるプログラミングが必要になるので、このスキルはどんな場合でも要求されるでしょう。当然、統計に関する知識も必須になります。また、他の臨床関連職と同様に、統計解析でも臨床経験が求められることもあります。
転職事情・アドバイス
統計解析の業務をご経験の方で転職をお考えの場合、医薬品メーカーでの経験がある30代前半の方であれば、他メーカーへ同職種への転職で給与が上がる可能性が高くなります。